【目的別】eSIMの切り替え方法をeSIMのプロが徹底解説
SIMカードからeSIMへの切り替え、異なるキャリア間でのeSIM切り替え(機種変更)、海外でのeSIM切り替えなど、目的別に手順を解説します。
eSIMの切り替え方法を知りたい方、必見!
「eSIMの切り替え」とひと口に言っても、実は方法がまったく異なります。
あなたの状況に応じた手順を知り、無事にeSIMの切り替えを終えましょう!
eSIM口コミ評価4.6 Holafly(オラフライ)が教える『海外eSIM情報』も必見です。
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そもそも『eSIM(イーシム)』とは
eSIM(イーシム)とは『デジタルSIM』
つまり、スマホにあらかじめ搭載されているデジタルのSIMです。
SIMカードとの主な違いは、SIMカードの挿入・交換が必要かどうかといえます。
日本では、2021年から大手キャリアがeSIMサービスを開始。
MMD研究所の調査によると、特に20代〜30代の利用者が多い傾向にあるといいます。
また、eSIM市場は世界中で急速な成長を遂げており、さらに普及が進む見込みです。
今後、ますます私たちの生活に溶け込み、身近なものになっていくでしょう。
eSIMと物理SIMカードの違い
eSIMとSIMカードの最大の違いは、eSIMがSIM機能を内蔵している点です。
SIMカードの差し替えが不要で、より利便性の高い通信手段といえます。
「eSIM」と「SIMカード」との主な違いを表にまとめました。
項目 | eSIM | SIMカード |
---|---|---|
概要 | 端末内蔵のデジタルSIM | 取り外し可能な物理SIM |
対応状況 | 対応端末・キャリアは限定的 | ほぼ全ての端末・キャリアで対応 |
入手方法 | オンラインでeSIMをダウンロード | SIMカードの差し替え |
海外利用 | 現地用eSIMをダウンロード | 現地SIMカードの購入 |
切替えやすさ | 複数のeSIMを保存でき切替も簡単 | 物理的な交換が必要で手間 |
セキュリティ | 端末内蔵のためSIMカードより高い | 紛失時の不正利用リスクあり |
関連記事:eSIMとSIMカードを比較!その違いは?メリット・デメリット、使い方を解説
eSIMに対応した端末が必要
eSIMを利用するには、eSIMに対応した端末が必要です。
お使いの端末がeSIMに対応しているか、eSIM購入前に確認しましょう。
世界200以上の目的地に対応した、海外旅行eSIMストアHolafly(オラフライ)では、
「eSIM対応端末」を簡単にチェックできますよ。
- Holafly(オラフライ)ストアで目的地を検索
- 『eSIM対応機種を確認』をタップ
- 端末・機種を選択
- eSIM対応機種か確認完了
海外旅行のeSIM購入前に、ぜひ確認してみてください!
SIMカードからeSIMへ切り替える方法
SIMカードからeSIMへの切り替え方は、状況に応じて異なります。
今回は、2つのシチュエーション別に『iPhone』での切り替え方法を解説!
- 「同じiPhone」でSIMカードをeSIMに切り替える
- 「iPhone同士の機種変更」でSIMカードをeSIMに切り替える
eSIM切り替えの確認事項
SIMカードからeSIMへ切り替える場合、次の項目を確認しましょう。
- iPhone XS・XS Max、iPhone XR以降
- iPhoneのiOSが16.0以上
- 安定したインターネット接続環境がある
同じiPhoneでSIMカードをeSIMに切り替える
- 「設定」>「モバイル通信」をタップ
- 「eSIMに変更」をタップ
- 「モバイル通信プランを変更」をタップ
- 「eSIMに変更」をタップ
- eSIMがアクティベートするまでしばらく待つ
- 完了後、物理SIMカードをiPhoneから取り外す
- iPhoneを再起動して完了
「iPhone同士の機種変更」でSIMカードをeSIMに切り替える
- 新iPhone:「設定」を開く
- 新iPhone:「モバイル通信」>「モバイル通信プランを追加」をタップ
- 新iPhone:旧iPhoneから転送するモバイル通信プランを選択
- 旧iPhone:画面の案内を確認し「転送」をタップ
- 新iPhone:モバイル通信がアクティベートされる
- 新iPhone:「モバイル通信プランの設定を完了する」をタップ
- 通信キャリアのWebページにリダイレクトされ、eSIMの転送手続きを進める
最新の設定情報は「iPhoneのeSIMについて」をご覧ください。
異なるキャリア間でeSIMを切り替える方法
eSIMの機種変更とは、今使用しているeSIMを、別の機種にインストールすることです。
📱 eSIMの機種変更例 |
---|
・iPhone → Samsung Galaxy ・Google Pixel → iPhone ・Samsung Galaxy → Xperia など |
eSIMの機種変更手順は、ご利用の通信キャリアによって多少異なります。
今回は『楽天モバイル』『UQ mobile』『ドコモ』を例に解説します。
eSIMの切り替え方法|楽天モバイル編
楽天モバイルでのeSIM機種変更方法は、以下のとおりです。
- 新しいスマホで、アプリまたはWbから「my 楽天モバイル」へログイン
- 「SIM再発行を申請する」をクリック
- 内容を確認し「再発行を申請する」をクリック
- eSIM発行手続き完了
- 「楽天モバイル(楽天回線)の開通手順」の手順に従い開通手続きをする
手数料 | 無料 |
備考 | 「eSIMクイック転送」対応 |
参照サイト | 楽天モバイル|eSIM |
eSIMの切り替え方法|UQ mobile編
出典:UQ mobile
UQ mobileでのeSIM機種変更方法は、以下のとおりです。
- 新しいスマホで「My UQ mobile」へログイン
- 再発行する電話番号を選び、案内に沿って手続きをすすめる
- eSIM発行手続き完了
- オンライン回線の切り替え
- プロファイルのダウンロード
- 発信テスト
- 開通完了
手順3〜6の「eSIM開通手続き」は、以下の動画をご参照ください。
手数料 | ・My UQ mobile / eSIMクイック転送:無料 ・UQ ショップ:3,850円 |
備考 | 「eSIMクイック転送」対応 |
参照サイト | UQ mobile|SIMカード(eSIM) |
eSIMの切り替え方法|ドコモ編
ドコモでのeSIM機種変更方法は、以下のとおりです。
- ドコモオンラインサイトからeSIMを申し込む
- オンラインによる本人確認を行う(eKYC)
- 画面の案内に沿って、eSIM再発行手続きをする
- eSIM発行手続き完了
- 「商品到着後の設定・利用開始手続き」の手順に従い、開通手続きをする
手順5の開通手続きは、以下の動画をご参照ください。
手数料 | ・ドコモオンラインショップ:無料 ・ドコモショップ:3,850円(税込) |
備考 | 「eSIMクイック転送」「Android eSIM転送機能」対応 |
参照サイト | ドコモ|eSIMについて |
Y!mobileやahamoなど、そのほかの通信キャリアの機種変更はこちらをご覧ください。
関連記事:【最新】eSIMの機種変更方法は?15のキャリア別に手順を解説
海外でeSIMを切り替える方法
eSIMは、日常生活はもちろん海外旅行でも大活躍!
「次の海外旅行はeSIMを使いたい」と、お考えの方もいるのでは?
👍 海外用eSIMの特徴 |
---|
1. スマホで完結し、購入から設定まで数分で完了する手軽さ 2. 海外データローミングやレンタルWiFiよりリーズナブルな料金 3. データ無制限eSIMなら、日本と同じようにスマホを使える 4. 中国などネット自由度が低い国でも、自由にネットが使える 5. ヨーロッパ周遊やアジア周遊など、複数国をシームレスに繋ぐプランもある |
海外でeSIMを使う場合、現地到着後にeSIMを切り替えます。
今回は、Holafly(オラフライ)のeSIMを例に、iPhoneの切り替え方法を解説します!
そのほかの端末を海外で切り替える方法は、こちらの記事をご覧ください。
関連記事:【動画付き】海外でのeSIM切り替え方法と適切なタイミング
iPhoneの切り替え方法
- iPhoneの「設定」を開く ※機内モードをオフ
- 「モバイル通信」>渡航前に追加したeSIMを選択
- 「この回線をオンにする」をタップ ※主回線は「オフ」にしておく
- 「モバイル通信」画面に戻る
- もう一度、渡航前に追加したeSIMを選択
- 画面下部の「データローミング」をオンにする
- 完了
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【番外編】1つの端末で2つのeSIMを同時に使う方法
1つの端末で2つのeSIMを同時に使うことを『デュアルeSIM』といいます。
例えば「電波状況によって通信キャリアを使い分ける」というように、
目的に応じて使用するeSIMの切り替え、または併用ができる機能です。
デュアルeSIM対応機種は、次の3つの端末です。
端末 | シリーズ |
---|---|
iPhone | ・iPhone 13以降 ・iPhone SE(第3世代) |
Samsung Galaxy | ・Galaxy S24 ・Galaxy Z Fold 6 |
Google Pixel | ・Google Pixel 7以降 ・Google Pixel 7 pro以降 |
今回は『iPhone』のデュアルeSIM設定方法を解説します。
AndroidでのデュアルeSIM設定方法は、こちらをご覧ください。
関連記事:【最新】デュアルeSIMの対応機種・2回線設定・海外用eSIMを解説
iPhoneのデュアルeSIM設定方法
iPhoneのデュアルeSIMの設定方法は、次のとおりです。
- 「設定」>「モバイル通信」を選択
- 「SIM」の下に2つ以上回線があることを確認
- 「この回線をオンにする」をタップし2つの回線をオンにする
- 「モバイルデータ通信」でモバイルデータのデフォルト回線を選択
- 「デフォルトの音声回線」で音声通話のデフォルト回線を選択
詳しい設定方法は「eSIMでデュアルSIMを活用する」をご覧ください。
海外旅行には『海外向けeSIM』がおすすめ
海外旅行では、現地でつながるネットは不可欠。
✔️ 現地の交通機関の情報を検索する
✔️ 駅からホテルまでの道のりを地図アプリで調べる
✔️ 事前予約のデジタルチケットやQRコードを表示する
など、海外旅行中はスマホを使うシーンが多くあります。
そのため、eSIMやレンタルWiFi、海外ローミングなど、ネット環境が必要です。
海外旅行向けネット手段の比較
海外のネット選びには、次の5つの指標があります。
- 料金:利用料金は予算に合っているか、追加料金はかからないか
- 受取方法:店舗の窓口で購入するなど、手間と時間がかからないか
- 設定方法:ネットの接続方法は初めての人にもできるくらい簡単か
- 対応機種:自分が使っているスマホに対応したネット接続方法か
- セキュリティ:セキュリティの面で安心・安全に利用できるか
今回、海外のネット手段をHolafly(オラフライ)が独自調査しました!
上記の調査結果から、eSIMには次のことがいえます。
✔️ レンタルWiFiや海外ローミングより、リーズナブルに利用できる
✔️ eSIMの購入・設定はすべてスマホで完結するため、手間や時間がかからない
✔️ eSIMの購入前に、スマホがeSIM対応機種かを確認するだけでOK
✔️ セキュリティ面で、安全な通信手段の1つ
これらを踏まえて、eSIMは海外旅行のネット接続手段におすすめです!
海外旅行に便利なおすすめeSIM 3選
Holafly(オラフライ)
Holafly(オラフライ)は、世界200以上の目的地に対応したeSIM専門ストアです。
サービス名 | Holafly(オラフライ) |
運営会社 | Holafly社 |
本社 | アイルランド |
日本語対応 | ◯ |
Trustpilot評価(5.0) | 4.6 |
データ容量 | データ無制限 |
対象国・地域 | 200以上の国と地域 |
利用期間 | 1日〜90日 |
サポート | メール・チャット・LINE ※24時間365日 |
テザリング | ◯ ※プランによる |
返金 | ◯ ※返金ポリシー |
支払通貨 | 日本円・米ドル |
Holafly eSIMの使い勝手をイメージできるよう、口コミを紹介します。
口コミ1 |
---|
eSIMの事前購入だけ準備しておけばあとは現地での接続だけ。とにかく簡単で通信環境も非常に良好です。WiFiをレンタルして重い機材を持ち歩き、データ容量を気にしながら使っていたかつての海外旅行が嘘のような快適さです。しかも価格も安い。皆さんに絶対お勧めです。 引用:Trustpilot |
口コミ2 |
---|
Esimを初めて使いました。設定も使用開始も本当に簡単でした。ネットでなんでも調べられる時代、容量無制限で一日単位から購入出来るのは本当に良いです。ホテルでYouTubeを見たり、街中で調べものをしたり、容量を気にせず使えるのは最高でした。 引用:Trustpilot |
関連記事:Holafly限定クーポンで海外eSIMをお得に使う方法
Airalo(エラロ)
Airalo(エラロ)は、シンガポール発の海外旅行用eSIMストアです。
サービス名 | Airalo(エラロ) |
運営会社 | AIRGSM社 |
本社 | シンガポール |
日本語対応 | ◯ |
Trustpilot評価(5.0) | 2.5 |
データ容量 | データ制限あり |
対象国・地域 | 200以上の国と地域 |
利用期間 | 7日間・15日間・30日間 |
サポート | メール・チャット・SNS(英語) |
テザリング | ◯ |
返金 | × |
支払通貨 | 米ドル |
Airalo eSIMの使い勝手をイメージできるよう、口コミを紹介します。
口コミ1 |
---|
ヨーロッパ周遊の時に使用。日本で設定&インストール、アクティベートしていれば現地で回線切り替えればすぐに使えました。 引用元:App Store |
口コミ2 |
---|
事前に日本で設定して行ったのでスムーズに使用できました。次の旅行でも使いますが、無制限プランがあると良いなと思います。何回も買い足さないといけないので。引用:App Store |
trifa(トリファ)
trifa(トリファ)は日本企業が運営する、海外旅行eSIMストアです。
サービス名 | trifa(トリファ) |
運営会社 | 株式会社ERAKE(エライク) |
本社 | 日本 |
日本語対応 | ◯ |
データ容量 | 1GB・3GB・5GB・10GB・30G・50G・無制限 |
対象国・地域 | 195か国 |
利用期間 | 3日間・7日間・15日間・31日間・60日間 |
サポート | メール・チャット・SNS(英語) |
テザリング | ◯ |
返金 | ◯ ※返金ポリシー |
支払通貨 | 日本円・米ドル |
trifa eSIMの使い勝手をイメージできるよう、口コミを紹介します。
口コミ1 |
---|
今まで海外行くときは現地SIMを使っていたので、アプリから使えるのがかなり便利です。引用:App Store |
口コミ2 |
---|
旅行する国によってじさもある中、24時間対応してもらえるのはとても心強く、また利用料金もリーズナブル、機器のやり取りも無いので空港でのやり取り無く搭乗帰宅ができ、良い事尽めでした。 引用:App Store |
関連記事:trifa(トリファ)の評判は?eSIMの口コミを徹底解説
まとめ
今回は、eSIMの切り替え方法を目的別に解説しました。
- SIMカードからeSIMへの切り替え
- 機種変更に伴うeSIMへの切り替え
- 海外でのeSIM切り替え
同じ「eSIMの切り替え」ですが、それぞれ手順が異なります。
今回の内容が、あなたの目的に合ったSIM切り替えに役立つと幸いです。
また、海外用eSIMを使うことで、海外旅行でも快適にスマホを使えます。
海外旅行用のeSIMは、ぜひHolafly(オラフライ)のeSIMをご活用ください!
eSIMの切り替えに関するよくある質問
eSIMの機種変更は手間がかかり面倒ですか?
eSIMの機種変更手続きには、多少の手間はかかります。
しかし、手順は「eSIMの再発行」と「開通手続き」の2大項目に分かれており、手順通りに手続きを行えば意外と簡単です。
最新情報は、お使いのキャリアのeSIM機種変更方法をご確認ください。
eSIMは2つ同時に使えますか?
端末によっては、eSIMを2つ登録し利用することが可能です。
例えば、iPhone13以降、Google Pixel 7以降は、デュアルeSIMに対応しています。
海外でeSIMを切り替えるタイミングは?
海外でeSIMを切り替えるタイミングは、現地に到着したあとです。
渡航前にeSIMを購入・設定し、現地の空港に到着したあとeSIMを切り替えましょう。