eSIMのデメリットは?SIMカードとの違いと自分に合う選び方
注意点は端末対応・初期設定・機種変更時の手続き。使い方に合うSIMを選びましょう。
eSIMの主なデメリットは、対応端末が限られること、初期設定の準備が必要なこと、機種変更や故障時に手続きが必要になる場合があることです。ただし、設定や移行の方法は端末・契約先によって異なります。
物理SIMとの違いを比べ、自分の使い方では何に注意すべきか、どちらが合うかを確認しましょう。海外旅行で日本の電話番号を残したい方に向けて、回線の使い分けや料金の注意点も整理しています。
自分に合う通信方法を選んで、次の旅では地図を片手に気になる街へ。旅先でやってみたいことを、少しずつ思い描いてみませんか。の使いやすさも、旅先での連絡も大切に。次の旅に向けて、自分に合う通信方法を見つけましょう。
出発前からつながる安心感
読者限定|5%OFFクーポンプレゼント
クーポンコード:MYESIMNOW5
eSIMのデメリットと注意点
eSIM(イーシム)の主なデメリット・注意点は、次の3つです。
- 端末と契約先の両方がeSIMに対応している必要がある
- 初期設定に通信環境や設定情報の準備が必要
- 機種変更・故障時に手続きが必要になる場合がある
設定や移行の方法は、端末・契約先によって異なります。自分の使い方で困る場面がないか、確認しましょう。

端末と契約先のeSIM対応を確認する必要がある
eSIMを使うには、スマートフォンと契約するサービスの両方が対応している必要があります。端末が対応していても、希望するプランでeSIMを選べるとは限りません。
購入・契約前には、次の項目を確認してください。
- 端末:メーカーの案内で、自分の機種がeSIMに対応しているか
- 契約先:利用したいサービス・プランで、その端末を使えるか
- SIMロック:別の通信会社を利用する場合、ロック解除が必要か
同じシリーズでも、販売された国・地域によって仕様が異なる場合があります。海外で購入したiPhoneやAndroidスマートフォンは、機種名だけで判断せず、販売地域も含めて確認しましょう。
自分のスマートフォンが対応しているか分からない場合は、eSIM対応機種一覧と確認方法を参考にしてください。
初期設定には通信環境・設定情報の準備が必要
eSIMはカードを差し込む代わりに設定を行うため、設定方法に合った通信環境と設定情報の準備が必要です。
設定方法には、QRコードの読み取り、アプリからの設定、情報の手動入力などがあります。契約先の案内で、次の点を確認しましょう。
- 設定に必要な通信環境
- 使用するQRコードや設定情報
- 自分の端末で設定を進める方法
通信接続が必要な場合は、自宅などの安定したWi-Fi環境で準備すると進めやすくなります。ただし、必要な通信環境やQRコードの読み取り方法は端末・契約先によって異なり、Wi-Fiや別の端末が必ず必要とは限りません。
QRコードなどの設定情報は、第三者に共有しないようにしましょう。
機種変更・故障時は移行や再発行の手続きが必要な場合がある
eSIMは物理SIMのようにカードを抜き差しして移せないため、機種変更や故障時には、回線を移す手続きや再発行が必要になる場合があります。
ただし、毎回再発行が必要とは限りません。対応する端末・OS・通信会社では、端末間の転送機能を使える場合もあります。
確認する内容は、古いスマートフォンを操作できるかどうかで変わります。
- 操作できる場合:転送機能を使えるか、再発行が必要かを確認し、契約先の案内に沿って新しい端末へ回線を移します。
- 故障して操作できない場合:契約先のサポートで、再発行方法、本人確認、受付時間・費用を確認します。
故障でSMSを受信できなくなった場合は、ログインや本人確認に別の方法が必要になることもあります。契約前に、端末を操作できないときの問い合わせ方法を確認しておきましょう。
移行や接続トラブルの対処で、eSIMを自己判断で削除するのは避けましょう。削除すると再設定・再発行が必要になる場合があるため、先に契約先の案内を確認してください。
eSIMとSIMカードの違いを比較

eSIMとSIMカードの主な違いは、カードの有無と、使い始めるとき・端末を替えるときの方法です。物理SIMはカードを端末に挿入し、eSIMは端末に回線情報を設定して使います。
電話番号・通話・SMSの機能は、SIMの形状ではなく契約するプランによって異なります。
| 比較項目 | eSIM | SIMカード(物理SIM) |
|---|---|---|
| 形状 | 差し込むカードは不要 | カードを端末に挿入 |
| 使い始める方法 | QRコード・アプリなどで設定 | カードを挿入し、必要な設定 |
| 対応条件 | 端末・契約先のeSIM対応が必要 | カードのサイズ・端末・回線の対応を確認 |
| 端末を替える方法 | 転送や再発行など | 対応端末へカードを差し替えるなど |
| 複数回線の利用 | 端末・契約先の対応による | 端末・契約先の対応による |
| 電話番号・通話・SMS | 契約プランによる | 契約プランによる |
| 通信速度・エリア | 回線・プラン・端末などによる | 回線・プラン・端末などによる |
SIMの形状だけで「通信が速い」「電波が強い」とは判断できません。通信条件は、利用するサービスの案内で確認しましょう。
eSIMのメリット
eSIMのメリットは、カードの受け取りや抜き差しが不要なことです。対応するサービスなら、オンラインで申し込みから設定まで進められます。
カードの配送を待つ必要はありませんが、本人確認や開通手続きにかかる時間は契約先によって異なります。申し込み後すぐに使えるとは限らないため、利用開始の条件は確認しておきましょう。
また、対応端末では、個人用と仕事用など、2つの回線を使い分ける「デュアルSIM」も利用できます。使える組み合わせは機種・契約先によって異なり、物理SIMとeSIMを組み合わせられる端末もあります。
ただし、eSIMを複数保存できても、すべてを同時に使えるわけではありません。
SIMカードのメリット・デメリット
SIMカードのメリットは、対応する別の端末へカードを差し替えて使えることです。複数のスマートフォンを入れ替えて使いたい場合に、役立つことがあります。
ただし、カード自体が使える状態で、差し替え先の端末が回線やカードのサイズに対応していることが前提です。SIMロックの有無や、通信に必要な設定も確認してください。
一方で、カードの受け取りや抜き差しが必要になり、小さなカードを紛失・破損しないように管理する手間があります。配送で受け取る場合は到着までの時間も考慮しましょう。
電話番号・通話・SMSの可否はプランで確認する
電話番号・通話・SMSを使えるかは、SIMの形状ではなく契約プランで確認します。eSIMにも音声通話付きのプランがあり、物理SIMにもデータ通信専用のプランがあります。
契約前には、必要な機能を分けて確認しましょう。
- 電話番号:電話番号が付くか、今の番号を引き継げるか
- 通話:電話番号を使った発信・着信ができるか
- SMS:送受信ができるか
LINEのメッセージや通話は、インターネット接続を使います。電話番号による通話やSMSとは別の機能なので、LINEを利用できても、SMS認証を受けられるとは限りません。
銀行などの本人確認でSMSを使う場合は、登録した電話番号でSMSを受信できるか確認してください。データ通信専用の回線を追加しても、その回線に電話番号やSMS機能が付くわけではありません。
eSIMとSIMカードはどっちがいい?使い方別に選ぶ

カードの受け取りや抜き差しを省きたいなら、eSIMが候補です。対応するスマートフォンを入れ替えて使いたいなら、カードを差し替えられる物理SIMが向いています。
どちらも、自分の端末と契約するサービスで使えることが前提です。迷ったときは、普段の使い方や優先したいことから選びましょう。
| 使い方・優先したいこと | 選択肢 | 選ぶ前に確認すること |
| カードの配送や抜き差しを省きたい | eSIM | 対応端末・契約先、開通までの手続き |
| スマートフォンを入れ替えて使いたい | 物理SIM | 差し替え先の端末・回線・カードサイズ |
| 2つの回線を使い分けたい | 物理SIM+eSIM/eSIM+eSIMなど | 自分の端末・契約先で使える組み合わせ |
| 故障時に別のスマートフォンで使いたい | どちらも条件を確認 | 物理SIMの差し替え可否、eSIMの再発行・本人確認方法 |
今の物理SIMで必要な機能を使えているなら、無理にeSIMへ変更する必要はありません。
一方、設定に慣れていないからといって、必ず物理SIMを選ぶ必要もありません。契約先の設定案内や問い合わせ方法を確認して判断しましょう。
契約前には、次の3点を最終確認してください。
- 自分の端末で使えるか
- 必要な電話番号・通話・SMSの機能があるか
- 機種変更や故障時の対応方法が分かるか
海外旅行でeSIMとSIMカードを使うときの注意点

海外旅行では、日本の回線と旅行用回線の役割を分け、利用開始のタイミングと料金を確認しましょう。海外旅行用のeSIMやSIMカードを購入しても、日本の回線の海外利用料金が自動的になくなるわけではありません。
購入前には、次の条件を確認してください。
- 対象地域・利用期間:渡航先と滞在日数をカバーしているか
- データ容量・テザリング:必要なデータ量を使えるか、パソコンなどへ通信を共有できるか
- 電話・SMS:現地で必要な発信・着信やSMSを利用できるか
対応端末では、日本の回線を電話・SMS用に残し、旅行用回線をデータ通信に使う方法があります。日本のSIMカードを旅行用カードへ差し替える場合は、取り外したカードをなくさないように保管しましょう。
ただし、日本の電話番号を維持することと、海外で電話やSMSを受けられることは別です。日本の回線をオフにしたり、SIMカードを取り外したりすると、その回線での着信・SMS受信ができなくなります。SMS認証が必要な人は、出発前に契約先で海外の受信条件を確認してください。
旅行用回線だけでデータ通信をする場合は、契約先・端末の案内に沿って、次の設定を確認しましょう。
- データ通信に使う回線:旅行用回線を選ぶ
- 日本の回線:データローミングをオフにする
- データ回線の自動切り替え:対応端末では、日本の回線へ切り替わらないよう設定する
旅行用回線は、データローミングをオンにして使う商品もあります。日本の回線と同じ設定にせず、購入した商品の案内に従ってください。
なお、日本の回線のデータローミングをオフにしても、通話やSMS送信の料金は別に確認が必要です。日本の番号を使う場合は、発信・着信・SMSそれぞれの料金を契約先で確認しましょう。
設定画面での操作や料金の注意点は、海外でのデータローミング設定で確認できます。
eSIMのインストールと、利用期間の開始は別の場合があります。Holaflyの日単位の旅行用プランは、対象地域のネットワークに接続すると利用日数のカウントが始まるため、日本を含むプランでは出発前の接続にも注意が必要です。
Holaflyのインストールと利用開始のタイミングを確認して準備しましょう。月額プランなどは仕組みが異なるため、購入する商品の開始条件も確認してください。
旅行用のデータ通信には、Holaflyのデータ無制限プランも選択肢になります。利用日数に合わせて選べ、日本語のチャットサポートも利用できます。ただし、無制限でも通信速度や使用量に制限がかかる場合があります。海外旅行先のeSIMプランから該当する商品を選び、利用日数やテザリングの条件を確認してください。
現地で接続できない場合は、購入した商品の設定ガイドを確認しましょう。Holaflyを利用している場合は、Holaflyが繋がらないときの対処法で、症状に合った設定を確認できます。
解決しなければ、契約先のサポートへ問い合わせてください。eSIMは自己判断で削除せず、案内に沿って対処しましょう。
eSIMとSIMカードについてよくある質問
eSIMから物理SIMに戻すことはできますか?
契約先が対応していれば、eSIMから物理SIMへ変更できます。SIMカードの再発行手続きや手数料が必要になる場合があるため、変更方法と費用を契約先で確認してください。今の端末にSIMカードを挿せるかも確認しましょう。



