クルーズeSIMは海上でも使えますか?
いいえ、一般的なクルーズ旅行用eSIMは、外洋の中央エリアでは利用できません。eSIMは陸上の携帯電話基地局を利用しているため、通常は海岸から約10〜12マイル程度までしか電波が届きません。船がその範囲を離れると、スマートフォンは船内の衛星ネットワークへ切り替わりますが、こちらは料金がかなり高額になる傾向があります。
eSIMの良い点は、寄港地や沿岸を航行しているとき、そして観光地に立ち寄ったとき、どこでもすぐにオンラインになれることです。通信費を節約しながら海外でも手軽にインターネットを利用できます。
eSIMを活用するこで、クルーズ旅行中の予想外の請求を避けやすくなります。次に、eSIMが使えるタイミングや、クルーズ中の活用方法をチェックしてみましょう。
覚えておきたいポイント
- 海上では機内モードをONにしておきましょう。これにより、スマートフォンが海上のモバイル通信や衛星ネットワークに自動接続するのを防ぎ、追加料金の発生を避けやすくなります。
- クルーズeSIMはデータ通信専用です。電話番号は付いていませんが、LINE、WhatsApp、FaceTime、Telegramなどのアプリは通常どおり利用できます。
- スマートフォンはSIMロック解除済みである必要があります。SIMロックがかかったままだと、旅行中に別の通信会社の回線を利用できません。
- 船内では電波が弱くなる場合があります。クルーズ船は大きな鉄製構造のため、電波が遮られやすくなります。より快適にインターネットを利用するには、窓際やバルコニー、屋外エリアでの使用がおすすめです。
- eSIMは、船が港に停泊しているときや陸地の近くを航行しているときに最も快適に利用できます。このタイミングでは、スマートフォンが陸上のネットワークに接続するため、高額になりやすいクルーズ船内のインターネットに頼らずに済みます。
- インターネット共有も可能です。スマートフォンをテザリング(ホットスポット)として使えば、ほかのデバイスもオンラインにでき、クルーズ船のWi-Fiより柔軟に使える場合があります。
- アプリやネットバンキングでSMS認証(二段階認証)を利用している場合は注意が必要です。データ通信専用eSIMではSMSを受信できないため、旅行前に別の認証方法を設定しておきましょう。
クルーズ旅行中、eSIMはどこで使えますか?
クルーズeSIMは、スマートフォンが陸上のモバイルネットワークに接続しているときに利用できます。主に寄港地や沿岸近くで使えますが、外洋では利用できない点を覚えておきましょう。
各プランで利用できる渡航先は以下のとおりです。
- 地中海クルーズ(地中海クルーズeSIM): スペイン、イタリア、フランス、ギリシャ、マルタ、チュニジア、クロアチア
- ヨーロッパクルーズ(ヨーロッパクルーズeSIM): スペイン、イタリア、フランス、ギリシャ、マルタ、チュニジア、クロアチア、ノルウェー、スウェーデン、ドイツ、ポーランド、フィンランド、エストニア、リトアニア、ラトビア
- カリブ海クルーズ(カリブ海クルーズeSIM): アメリカ、メキシコ、バハマ、ドミニカ共和国、プエルトリコ、ホンジュラス、ジャマイカ、サンマルタン島、ケイマン諸島
- アラスカクルーズ(アラスカクルーズeSIM): アメリカ、カナダ
クルーズeSIMをインストール・有効化するタイミング
適切なタイミングでeSIMを設定することで、必要なときからデータ通信を使い始めることができ、旅行前にデータを消費してしまうのを防げます。
出発前にインストールする
eSIMは、クルーズ出発前日までにインストールしておくのがおすすめです。自宅やホテルなど、安定したWi-Fi環境で設定を済ませておきましょう。
寄港地に到着したら有効化する
eSIMは、スマートフォンが対応ネットワークに接続すると利用開始になります。最初の寄港地に到着したタイミング、または船が沿岸近くを航行しているタイミングで、クルーズeSIMをONにし、データローミングを有効化しましょう。
トラブルシューティングのヒント
寄港地や沿岸近くにいるにもかかわらず、クルーズeSIMがiPhoneやAndroidで利用できない場合は、以下を確認してみましょう。
- 機内モードをON/OFFして、スマートフォンを陸上のネットワークへ再接続させてみてください。
- 設定画面でeSIMがONになっており、モバイルデータ通信のメイン回線として選択されているか確認しましょう。
- 現地ネットワークを利用できるよう、eSIMのデータローミングが有効になっていることを確認してください。
- 船内にいる場合は、構造上の影響で電波が弱くなることがあります。デッキや窓際、屋外エリアなど、開けた場所で利用してみましょう。
- 通信速度が遅い、または不安定に感じる場合は、電波の弱いネットワークに接続されている可能性があります。その場合は、別の現地ネットワークへ切り替えることで改善することがあります。
ネットワークを手動選択する方法と使うタイミング
渡航先によっては、スマートフォンが電波の弱いネットワークへ自動接続してしまう場合があります。特に寄港地では複数のネットワークが利用可能なことが多いため、このような状況が起こりやすくなります。
ネットワークを手動で選択すると、その場所でより電波状況の良いネットワークへ接続しやすくなります。
iPhoneでネットワークを手動選択する方法
- 設定 → モバイル通信 → 接続できていないeSIMを選択 → ネットワーク選択をタップ → 自動をオフ → 利用可能なネットワークが表示されるまで待つ → 表示された通信事業者を一つずつ選択する(選択後、iPhoneが接続を試みる間、約30秒待つ) → 最も電波の強い通信事業者を選ぶ → 接続状況を再度確認する。
Androidでネットワークを手動選択する方法
- 設定 → 接続に移動 → モバイルネットワークを選択 → 通信事業者をタップ → 自動選択をオフにし、利用可能なオペレーターを読み込む → 一覧に表示されたオペレーターを一つずつ試す(各オペレーターを選択後、30秒待つ)→ 最も良好な信号を受信できるオペレーターを選択し、接続を試す。
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