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バンコクは外務省の危険情報が出ていない都市で、基本的な注意をすれば安心して楽しめます。 ただし、安全度はエリアと時間帯で大きく変わるため、「どこに泊まるか」「何に気をつけるか」を知っているかどうかで旅の安心感がまるで違います。

きらびやかな寺院に活気あふれるナイトマーケット、初めてのバンコクを安心して満喫するために、注意が必要なエリアや安全な宿泊エリア、よくあるトラブルの防ぎ方、出発前の準備までまとめました。

出発前から、つながる安心を。

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現在のバンコクの治安は?

2026年4月現在、バンコクは外務省の危険情報が出ていない都市で、基本的な注意をすれば安心して旅行を楽しめます在タイ日本国大使館によると、2025年に報告された日本人の犯罪被害で最も多いのはスリの128件。命に関わるような被害はまれで、気をつけるべきは身の回りの軽犯罪です。

Numbeo Safety Index 2026によると、バンコクの安全指数は61.8。パリ(42.0)やロンドン(44.4)より高い水準です。東京(74.9)との差はあるので日本と全く同じ感覚とはいきませんが、「東南アジア=危険」というイメージほど心配する必要はありません。

ただし、バンコクの安全度はエリアと時間帯で大きく変わります。安全なエリアを選んで泊まり、よくある犯罪の手口を知っておくだけで、マーケットも寺院巡りも安心して満喫できるはずです。

バンコクで注意が必要なエリア

万国旗が飾られたバンコクの繁華街を走るトゥクトゥク

バンコクで特に注意したいのは、ナナプラザ・パッポン通りなどの歓楽街、カオサンロード周辺、チャトチャックなどの人気観光地です

◼︎歓楽街(ナナプラザ・ソイカウボーイ・パッポン通り): スクンビット通り沿いのナナプラザとソイカウボーイ、シーロム通り近くのパッポン通りは、深夜帯にトラブルが集中します。客引きには応じず通り過ぎるのが鉄則。女性の夜間の一人歩きも避けましょう。

◼︎カオサンロード・王宮周辺:バックパッカーに人気のカオサンロードでは、裏路地でのひったくりに要注意。スマホは手に持たずバッグにしまうのが安全です。王宮周辺はBTS(高架鉄道)が通っておらず、タクシーやトゥクトゥクのぼったくりにも遭いやすいエリアです。

◼︎観光地・マーケット:チャトチャック(バンコク最大級の週末市場)やサイアム周辺など、人が密集する場所ではスリに注意しましょう。バッグは体の前に持ち、貴重品は最小限にしておくと安心です。

バンコクで比較的安全に過ごせるおすすめエリア

バンコクの寺院を観光するリュックを背負った旅行者

初めてのバンコクなら、BTS(高架鉄道)沿線のスクンビットかサイアムに泊まるのがおすすめ どちらも治安が安定しており、観光・買い物・食事へのアクセスも抜群です。

エリア名特徴おすすめの人
スクンビット(アソーク・プロンポン)日本語対応の店が多く、観光警察も常駐。夜間も大通りは明るい・初めてのバンコク・女性の一人旅
サイアム・チットロム大型ショッピングモールが集中。BTS駅直結で移動が便利・ショッピング重視・初海外の方
サトーン・シーロム大使館や高級ホテルが並ぶビジネス街。落ち着いた雰囲気・静かな滞在を好む方
リバーサイド(チャオプラヤー川沿い)アイコンサイアム等の商業施設が充実。川沿いの夜景も魅力・特別感のある滞在をしたい方

なかでもイチオシは、スクンビットのアソーク・プロンポン周辺

最寄りのアソーク駅・プロンポン駅からBTSでどこへでも移動しやすく、日本食レストランやドラッグストアも揃っています。海外旅行に不慣れな方でも安心して過ごせる環境です。

なお、プロンポン南側のクローントゥーイ地区やシーロム南側のパッポン通り方面は雰囲気が異なるため、夜間は避けるのが無難です。

バンコク旅行でよくあるトラブルと対策

 バッグから財布を抜き取るスリの手口を示すイメージ

バンコクで日本人が遭いやすいトラブルは、スリとぼったくりの2つに集中しています

1. スリ・置き引きの対策

バッグを前持ちにする、パスポート原本はホテルのセーフティボックスに保管する。この2点がスリ・置き引き対策の基本です。 

在タイ日本国大使館によると2025年の日本人被害で最も多いのがこの128件ですが、基本を徹底すれば大半は防げます。

人混みでは複数人で注意をそらしてバッグの中身を抜く手口が定番です。チャトチャック市場やBTS(高架鉄道)車内など、人が密集する場所では特にバッグのファスナーを閉めて体の前に。飲食店では荷物を置いたまま席を離れないようにしましょう。

万が一被害に遭った場合は、犯人に抵抗せず命を最優先にしてください。

2. ぼったくり・詐欺の対策

配車アプリGrabを使えば、乗車前に料金が確定するのでぼったくりの心配がありません。 

バンコクでの移動はGrabを基本にするのが最も安心です。トゥクトゥク(三輪タクシー)を使う場合はタクシーの約1.5倍が料金の目安で、必ず乗車前に交渉しましょう。

街中では詐欺の声かけにも注意が必要です。代表的な手口は以下の3つ。

・宝石詐欺:「今日は寺院が閉まっている」と嘘をつき、宝石店に連れて行って粗悪品を売りつける

・見せ金詐欺:「日本円を見せて」と声をかけ、財布を出した隙に現金やカードを抜き取る

・睡眠薬強盗: 飲み物に薬物を混入し、意識がもうろうとしている間に金品を盗む

共通する対策は見知らぬ人からの声かけに応じないことと、自分の飲み物から目を離さないことの2つです。

Grabを使うにはデータ通信が必要です。出発前にバンコクeSIMを準備しておくと、到着後すぐにアプリが使えます。

旅行前に知っておきたいタイのルール

バンコクの寺院前でカメラを構える旅行者

タイ旅行で押さえておきたいルールは、電子タバコの持ち込み禁止、王室への不敬罪、寺院での服装マナー、大麻の娯楽使用禁止の4つです

◼︎電子タバコは全面禁止:アイコスやgloなどの加熱式タバコを含め、電子タバコの持込み・所持・使用はタイでは全面禁止です。違反すると最高10年の懲役または50万バーツ(約200万円)の罰金が科されることも。普段使っている方は日本に置いていきましょう。

◼︎王室への侮辱は不敬罪:タイでは国王・王族への侮辱が不敬罪にあたり、3年以上15年以下の禁錮という重い罰則が設けられています。冗談のつもりでもSNSへの投稿でも対象になるため、王室に関する発言には十分気をつけてください。

◼︎寺院では肩と膝を覆う服装:国民の約95%が仏教徒であるタイでは、寺院は神聖な場所です。タンクトップやショートパンツでは入場できません。薄手の羽織りものを1枚持っていくと安心です。また、僧侶には女性(子供含む)が触れてはいけないルールがあり、人の頭を触ることもタブーです。

◼︎大麻の娯楽使用は禁止:タイでは大麻の娯楽目的での使用は法律で禁じられています。さらに、日本の大麻取締法は海外での使用にも適用される可能性があるため、タイ・日本の両方の法律に注意が必要です。

夜のバンコクの治安と安全な楽しみ方

夕暮れにライトアップされたワット・アルンと川面への映り込み

バンコクの夜は、大通りや観光エリアなら基本を押さえれば十分楽しめます ナイトマーケットやルーフトップバーはバンコク旅行のハイライト。時間帯と移動手段を意識するだけで、安心して夜を満喫できます。

時間帯安全度過ごし方のポイント
夕方〜21時頃ナイトマーケットやルーフトップバーを楽しめる。人通りの多い場所を選ぶ
深夜(22時以降)大通りから離れず、移動は配車アプリGrabで。流しのタクシーは避ける

BTS(高架鉄道)の終電は23:30頃、MRT(地下鉄)は23:40頃です。公共交通機関を使う場合は早めに駅へ向かいましょう。終電を逃しても、Grabを使えばホテルまで安全に戻れます。

女性の夜間の一人歩きは避けるのが基本です。お店の中からGrabを呼んでホテルまで直接帰るのが安心です。

バンコクで安全に移動するポイント

バンコク市内の高架を走るBTSスカイトレイン

バンコク市内の移動はBTS(高架鉄道)・MRT(地下鉄)・配車アプリGrabの3つを使えば安全です。 駅には警備員と監視カメラが設置されており、Grabなら料金もルートも事前に確定します。夜間や荷物が多いときはGrabを活用しましょう。

空港から市内への移動も押さえておきたいポイントです。バンコクにはスワンナプーム国際空港とドンムアン国際空港の2つがあります。

空港おすすめの移動手段
スワンナプーム国際空港エアポートリンク(ARL/空港と市内を結ぶ鉄道)またはGrab
ドンムアン国際空港A1バス(BTSモーチット駅行き)またはGrab

到着ロビーの外で「タクシー?」と声をかけてくるドライバーは、正規の配車ではない可能性があります。正規のタクシー乗り場を利用するか、Grabで配車するのが安心です。

バンコク旅行の出発前にやっておくと安心な3つの準備

バンコク旅行の出発前にスーツケースの前で持ち物リストを書いている様子

バンコク旅行の安心度を大きく上げてくれるのが、たびレジ登録・海外旅行保険・通信環境の3つの事前準備ですどれも出発前にスマホで済ませられます。

1. たびレジに登録する

たびレジは外務省が提供する無料サービスで、登録すると渡航先の安全情報を日本語メールで受け取れます。家族のメールアドレスも追加できるので、万が一のときに日本にいる家族にも情報が届きます。

2. 海外旅行保険に加入する

バンコクの私立病院は医療レベルが高い反面、治療費も高額です。保証金を求められるケースもあるため、出発前の保険加入は必須といえます。クレジットカード付帯の保険だけでは補償が不十分な場合もあるので、補償内容の確認をおすすめします。

3. 通信環境を確保する

配車アプリGrabでの移動、地図アプリでの道案内、緊急時の連絡。バンコクではどれもネット環境が欠かせません。

出発前にeSIMをスマホに設定しておけば、到着後すぐにネットに繋がり、緊急時の連絡も日常の情報収集も安心です。

HolaflyのバンコクeSIMなら、データ無制限で4G/5Gの高速通信が使えます。

LINEやWhatsAppで家族といつでも連絡がとれるほか、地図アプリや配車アプリGrabもデータ量を気にせず利用できます。テザリングで同行者とのシェアも可能です(1日1GBまで)。

購入から利用開始まで、3ステップで完了します

1. Holafly公式サイトで利用日数を選んで購入

2. メールで届くQRコードでeSIMをインストール

3. バンコク到着後にeSIMをオンにすれば接続完了

返金申請は購入後6ヶ月まで対応しているので、旅行の予定が変わっても安心です。24時間365日の日本語チャットサポートもあるため、設定に不安がある方もサポートを受けながら進められます。

バンコク旅行の通信手段として、ぜひチェックしてみてください。

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バンコクでのトラブル時の緊急連絡先

バンコクでトラブルが起きた際に緊急連絡先をスマートフォンで確認している様子

万が一トラブルに遭っても、連絡先を知っていればすぐに助けを求められます 観光警察1155は日本語にも対応しており、24時間いつでも電話できます。旅行前にスマホに登録しておきましょう。

連絡先電話番号備考
警察191タイ語・英語対応。救急車の要請も可能
観光警察1155日本語・英語対応。24時間
救急(ナレントンセンター)166924時間対応
消防199
在タイ日本国大使館02-696-3000 / 02-207-8500
邦人援護班(大使館直通)02-207-8502パスポート紛失等

日本語で受診できる病院も控えておくと安心です。

病院名電話番号(日本語専用)
バンコク病院02-310-3257
バムルンラード病院02-011-3388
サミティヴェート病院02-022-2122
BNH病院02-022-0831

いざというとき、タイ語のフレーズを知っておくと助けを求めやすくなります。

日本語タイ語
助けてチュアイ・ドゥアイ
警察を呼んでリアッ(ク)・タムルアッ(ト)
泥棒カモーイ

東南アジア・アジア旅行の治安についてもっと知りたい方へ

チャオプラヤー川越しに見るバンコクのワット・アルンの全景

バンコクと合わせて周辺国を訪れる方や、他のアジア都市の治安が気になる方向けに、各国の治安情報もまとめています

タイの治安ガイド

東南アジアの治安ランキング

シンガポールの治安ガイド

ベトナムの治安ガイド

フィリピンの治安ガイド

マニラの治安ガイド

インドネシアの治安ガイド

バリ島の治安ガイド

韓国の治安ガイド

中国(上海)の治安ガイド

香港の治安ガイド

バンコクの治安対策は3つだけ。安心して旅を楽しもう

バンコクは基本的な対策さえしておけば、安心して楽しめる街です

旅行前に押さえておきたいのは、安全なエリアに泊まること、スリやぼったくりの手口を知っておくこと、そして現地でスマホが使える通信環境を整えておくこと。この3つだけで、旅行中の安心感は大きく変わります。

バンコクのマーケットや寺院、夜景スポットはどれも一見の価値があります。通信環境の準備も含めて旅支度を整えたら、あとは思いきり楽しんできてください。

バンコクの治安に関するよくある質問(FAQ)

Q1:バンコクの一人旅は安全ですか? 

一人旅でも安心して楽しめます。日中の観光エリアは問題なく、夜間は配車アプリGrabで移動すれば安全です。女性の場合は夜間の一人歩きを控え、お店の中からGrabを呼ぶようにしましょう。

Q2:タイで着てはいけない色はありますか? 

法律で禁止されている色はありません。ただし寺院では黒一色は避けるのが無難で、肩と膝を覆う服装が必要です。なお、黄色はタイ国王を象徴する色として敬意をもって扱われています。

Q3:バンコクは子連れ旅行でも安全ですか? 

子連れでも安全に旅行できます。スクンビットやサイアムの大型モールは設備が整っており家族連れにも快適です。歩道は段差が多いのでベビーカーは注意が必要。BTS(高架鉄道)利用時はエレベーターの位置を事前に確認しておくとスムーズです。

Q4:バンコク市内は徒歩で観光できますか? 

主要エリア内なら徒歩で観光できます。ただし歩行者優先の意識が低く、横断歩道でも車やバイクが止まらないことがあるため注意が必要です。長距離はBTS(高架鉄道)や配車アプリGrabが便利。年間を通して気温が高いので水分補給も忘れずに。

Q5:バンコク旅行にカンボジアとの国境問題は影響しますか? 

バンコク市内への影響はありません。外務省のレベル3(渡航中止勧告)はカンボジア国境から50km以内の地域が対象で、バンコクからは約400km離れています。バンコクは危険情報が出ていない「レベル0」です。渡航前に外務省の海外安全ホームページで最新情報を確認しておくと安心です。

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ななみ Nanami

ななみ Nanami

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