海外データローミングとは?基本情報と高額請求を防ぐ方法を解説!
海外データローミングの基本情報と高額請求を防ぐための4つの方法を紹介します。
海外で携帯電話を使えるようにするサービス、「海外データローミング」。
海外旅行が初めての方でも、「海外ローミング」と「高額請求」という言葉を合わせて聞いたことがあるでしょう。
今回は、海外データローミングについて、その仕組みを解説しながら、高額請求を防ぐ方法を解説します。
この記事を読めば、高額請求の心配なく、安心して海外旅行に出発できます!
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海外データローミングの基本情報
海外データローミングとは、国内の携帯キャリアが海外の携帯キャリアと提携することにより、海外でもネット接続を可能にする仕組みです。
携帯電話には、あらかじめローミング機能が設定されています。
海外(国際)データローミングには、3つの種類があります。
- 地上ローミング:渡航先地上での使用
- 航空機ローミング:飛行機内での使用
- 船舶ローミング:船内での使用
端末の設定でデータローミングをオンにするだけで、お気に入りのアプリはもちろん、電話の発着信、SMSの送受信をいつも通り利用できます。
海外ローミングの利用料は、日本で契約している携帯電話会社に支払います。
通常、月額制の日本のプランに追加する形で、月末に請求されます。
海外データローミングの注意点
海外ローミングを利用する際、以下の2点に注意しましょう。
1.利用できる対象国
2.帰国後の高額請求
注意点1:利用できる対象国
海外ローミングサービスの対象範囲は、海外の携帯キャリアとの提携に基づきます。
そのため、旅行先によっては、利用できないかもしれません。
そして、料金プランも利用する国・地域によって異なります。
契約中の携帯キャリアが、渡航予定の国・地域を対象に海外ローミングを提供しているか、料金はいくらか、確認してみましょう。
注意点2:帰国後の高額請求
一般的な携帯電話の契約では、スマホの設定からローミング機能を有効(オン)にするだけで、国際電話や渡航先のインターネットを利用することができます。
スマホによっては、現地に到着したと同時に海外ローミング機能が自動的にオンになることもあります。
自動だからこそ注意が必要です。
ローミングをオンにしたまま海外でネットを利用すると、パケット通信料が発生します。
これが、高額な利用料金の請求につながります。
💡国際電話の場合、電話をかけた時の通話料はもちろん、かかってきた電話に出ると、着信料が発生することも覚えておきたい点です。
次にご紹介する方法で、高額請求を防ぎましょう!
海外データローミングの高額請求を防ぐ4つの方法
方法1:海外旅行用の定額制プランを利用する
日本の大手携帯キャリアは、海外で利用できる複数の定額制プランを提供しています。
例えばSoftBankの場合、一定のギガ数を定額で利用できる「海外あんしん定額」というプランがあり、地域別の料金とデータ使用量が設定されています。
「データの消費量を確認しながらスマホを使用するのはストレス」という方には、使い放題のプランがおすすめです。
ドコモは「世界ギガし放題」、auは「海外ダブル定額」、SoftBankは「海外パケットし放題」の名称で、無制限プランを提供しています。
料金は、3社とも1日2,980円です。
データプラン | 料金 |
---|---|
無制限 | 2,980円/日 |
方法2:モバイル通信をオフにする
前述したとおり、渡航先に到着したと同時に海外ローミングが自動的にオンになることもあります。
飛行機に乗る前に「モバイルデータ通信」自体をオフにすることで、自動的に有効になることを避けることができます。
モバイルデータ通信をオフにする方法:
携帯の「設定」>「モバイル通信」へ進み、「モバイルデータ通信」をタップし、オフにする。
💡現地到着後に、モバイルデータ通信をオンにするよう通知がきても、「オン」に使用しないよう気をつけましょう。
方法3:機内モードにする
「機内モード」をオンにすることでも、海外ローミングの利用を避けることができます。
機内モードは、飛行機の中でスマホが電波を受発信しないようにするために設定された機能です。
飛行機から降りた後も、機内モードのままにしておけば、電話やインターネットに接続しない状態を維持できます。
機内モードをオンにする方法:
iPhoneの「コントロールセンター」、Androidの「クイック設定パネル」の飛行機マークをタップする。
💡WiFiとBluetoothは、機内モードのままでも使うことができます。
機内モードをオンにしたまま、スマホの「設定」を開き、それぞれの機能をオンに変更すれば利用可能になります。
方法4:海外旅行用のeSIMを利用する
海外旅行用eSIMは、海外ローミングの替わりに、海外でスマホにインターネットを接続する方法です。
「モバイルデータ通信」の回線を、このeSIMに切り替えれば、海外ローミングの利用を避けることができます。
そして、現地のインターネットを使うことができます。
💡eSIMとは、スマホでネットを使う際に必要なSIMカードのデジタル版です。
SIMのデジタル化により、海外の旅行先で使える安価なデータプランの購入・設定が簡単にできるようになりました。
関連記事:eSIMとSIMカードの違い
海外旅行用のeSIMを利用する方法:
海外旅行用のeSIMは、以下のステップで、利用できます。
1.渡航先のeSIMをオンラインで購入
2.QRコードを使ってダウンロード
3.画面の指示に従い設定を完了する
4.現地に着いたら、eSIMの設定をオン
💡eSIMを利用するためには、SIMロックが解除されているeSIMに対応したスマホが必要です。
設定方法は、以下の動画でもご確認いただけます。
メーカー別に設定方法を解説した記事も合わせてご覧ください。
iPhone | Google Pixel | Galaxy
まとめ
海外データローミングは、海外の旅行先で、自動(またはワンクリック)で有効化されるサービスです。
そのまま、日本にいる時と同じようにスマホを使ってしまうと、帰国後、想像以上に高い利用料金が請求されてしまいます。
高額請求を防ぐために、定額制プランを申し込む、モバイルデータ通信をオフにする、機内モードを使う方法をご紹介しました。
しかし、定額プランの料金は割高、通信のオフや機内モードだとネットが使えないという、問題が残ります。
そこで、4つ目の方法、海外旅行用のeSIMが解決策になります。
現地のネットを自由に使えて、さらにリーズナブルな料金だと助かりますよね。
次の海外旅行では、安心してインターネットが使える便利なeSIMを、ぜひ使ってみてください!
海外データローミングについてよくある質問
海外データローミングとは?
携帯電話会社が、ユーザーが海外でスマートフォンの利用ができるように、他国の携帯電話会社と提携を結び、渡航先で現地の携帯キャリアの回線を利用してデータ通信を行えるサービスのことです。
日本の主要キャリアは、海外ローミングプランを事前に申し込むと、定額制のプランが利用できます。
これらのプランに加入しないで、ローミング機能をオンにしたまま渡航すると、課金が従量制となりで高額な通信料になりますので、注意しましょう。
海外ローミングの利用料金はいくら?
料金は、契約先の携帯キャリアと渡航先の国・地域により異なります。
日本の主要キャリアのデータ容量無制限プランの場合、1日あたり2,980円です。
海外ローミングと同様に、国内ローミングはありますか?
はい、あります。両方とも、提携先の通信事業者の通信綱を借りて、エリア圏外で通信サービスを可能にする仕組みです。
国内ローミングの例として挙げられるのが、格安SIMです。自社回線を持たない格安SIMは、大手キャリアと提携を結ぶことで、「パートナー回線」によるローミングでサービスを提供します。
eSIMを使えばローミング料金は避けられますか?
eSIMは、高額になりがちなローミングサービスの代わりに使える海外でデータ通信を行う手段です。