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2026年現在、外務省の危険情報ではアメリカ全土に危険情報は出ていません。観光や短期旅行は基本的に可能ですが、日本と同じ感覚で行動できる国ではありません。

特に注意したいのは、州・都市・エリアによって治安差が大きいことです。観光客が多い中心部は比較的歩きやすい一方、夜間の地下鉄、人通りの少ない通り、一部の危険エリアでは、スリ・置き引き・車上荒らし・強盗などに注意が必要です。

この記事では、外務省の最新情報を確認しながら、アメリカで治安が悪い州・都市ランキング安全なエリア主要観光都市の注意点女性一人旅・子連れ旅行で気をつけたい防犯対策をわかりやすく解説します。


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アメリカ全体の治安傾向は?

アメリカは日本と同じ感覚で行動すると注意が必要な場面もありますが、行くエリアと時間帯を選べば旅行を楽しめる国です

アメリカ全体を危険と決めつけるのではなく、自分が行く州・都市・エリアに合わせて注意度を変えることが大切です。まずは外務省の危険情報を確認し、そのうえで訪問先の治安傾向やホテル周辺の雰囲気を見ておきましょう。

2026年現在の治安レベル(外務省・危険情報)

2026年5月現在、外務省はアメリカについて「現在、危険情報は出ておりません」と案内しています。旅行を検討できる状態ですが、どの地域でも日本と同じ感覚で行動できるわけではありません。

ニューヨークロサンゼルスシカゴなどの大都市でも、観光地や中心部は日中なら楽しみやすい場所が多くあります。一方で、夜間の繁華街や人通りの少ないエリアでは注意が必要です。

旅行前には、自分が行く都市・ホテル周辺・夜の移動ルートを確認しておきましょう。行動するエリアと時間帯を選ぶだけでも、旅先での不安は減らせます。

世界治安ランキングで見るアメリカの治安

2025年の世界平和度指数(GPI)では、アメリカは163カ国中128位です。ただし、GPIは国全体の平和度を示す指標であり、旅行者の安全度をそのまま表すものではありません。

GPIは、社会の安全性、国内外の紛争、軍事化なども含めて国全体を評価しています。旅行者が見るべきなのは順位だけではなく、実際に訪れる州・都市・エリアの治安です。

FBIの2024年犯罪統計では、全米の暴力犯罪は前年より推定4.5%減少しています。数字だけで判断せず、自分の旅程に合わせて注意する場所を確認しておきましょう。

出典:外務省「海外安全ホームページ」、Institute for Economics & Peace「Global Peace Index 2025」、FBI「2024 Reported Crimes in the Nation Statistics」を参考に作成。


アメリカで治安が悪い州ランキング

アメリカの地図に国旗のピンが刺さった画像。州ごとに治安の差があることを示すイメージ。

2026年時点で治安面に注意したい州は、アラスカ州ニューメキシコ州テネシー州アーカンソー州ルイジアナ州などです

ただし、ランキング上位の州だからといって、旅行を避ける必要があるわけではありません。大切なのは、州全体で判断するのではなく、自分が泊まるエリア・移動する時間帯・交通手段まで確認することです。

ここでは、2026年時点で確認できるFBI 2024年犯罪統計をもとに、人口10万人あたりの暴力犯罪率が高い州を紹介します。旅行前に「少し注意度を上げたい州」として参考にしてください。

アメリカで治安が悪い州トップ10

このランキングは、「行ってはいけない州」を決めるためのものではなく、ホテル選びや夜間移動を少し慎重にするための目安です

基準には、FBI 2024年犯罪統計の「人口10万人あたりの暴力犯罪率」を使用しています。

同じ州の中でも、観光地・住宅街・ビジネス街・郊外では治安が大きく異なるため、州名だけでなく、実際に滞在する都市やホテル周辺の情報もあわせて確認しましょう。

順位旅行者が見るべきポイント
1アラスカ州都市部だけでなく、移動距離や緊急時の連絡手段も確認
2ニューメキシコ州アルバカーキ周辺では、夜間移動や車上荒らしに注意
3テネシー州メンフィスなど一部都市では、滞在エリア選びが重要
4アーカンソー州リトルロック周辺などでは、夜間の単独行動を控える
5ルイジアナ州ニューオーリンズでは、繁華街の裏道や深夜移動に注意
6カリフォルニア州ロサンゼルスやサンフランシスコでは、エリア差が大きい
7コロラド州デンバー周辺では、ホテル周辺や夜間移動を事前確認
8ミズーリ州セントルイス、カンザスシティ周辺では、行動エリアを確認
9カンザス州ウィチタなど都市部では、夜間の移動に注意
10サウスカロライナ州観光地でも、人通りの少ない場所や夜間移動に注意

出典:FBI「2024 Reported Crimes in the Nation Statistics」をもとにした、人口10万人あたりの暴力犯罪率データ。ワシントンD.C.は州ではないため、州ランキングから除外しています。

ランキング上位の州に行くときの確認ポイント

ランキング上位の州に行く場合は、ホテル周辺・夜間移動・レンタカー利用の3点を確認しておくと安心です

・ホテル周辺の治安:口コミや地図で、夜の雰囲気・人通り・観光地までの距離を確認する

・夜間の移動手段:徒歩移動が長い場合は、配車アプリやタクシーも検討する

・レンタカー利用時の荷物管理:短時間でも、車内の見える場所に荷物を置かない

州ランキングは、旅行をあきらめるためのものではありません。自分が行く都市やエリアに合わせて、少し安全寄りに旅程を整えるためのチェック材料として使いましょう。

次に紹介するアメリカで治安が悪い都市ランキングでは、旅行者が特に注意したい都市やエリアを具体的に見ていきます。

アメリカで治安が悪い都市ランキング

夕暮れ時のカンザスシティ市街地を空撮した風景。治安に注意が必要なアメリカの都市のひとつ。

アメリカで治安面に気をつけたい都市は、メンフィスオークランドデトロイトボルチモアセントルイスなどです

ただし、これらの都市も旅行をあきらめる必要はありません。観光地や日中の中心部は楽しめる場所も多いため、泊まるエリア・夜の移動・ホテル周辺の雰囲気を事前に見ておくと安心です。

ここでは、FBI 2024年犯罪統計や都市別データを参考に、旅行前に少し注意度を上げておきたい都市を紹介します。厳密な全米全都市の犯罪率順位ではなく、滞在エリアや夜間移動を考えるための目安としてご覧ください。

アメリカで治安面に注意したい都市トップ10

ホテル周辺や夜の移動を事前に見ておきたい都市は、以下のとおりです

順位都市旅行者向けポイント
1メンフィス夜の繁華街や人通りの少ないエリアでは、移動手段を決めておく
2オークランド車上荒らしに備え、駐車場所と荷物の置き方に気をつける
3デトロイトエリア差が大きいため、ホテル周辺の雰囲気を事前に見る
4ボルチモア観光エリアを離れる場合は、移動ルートと時間帯を選ぶ
5セントルイス夜間の単独行動は避け、明るく人通りのある道を選ぶ
6リトルロック夜に移動する予定がある場合は、配車アプリなどを活用する
7クリーブランド中心部でも、人通りの少ない場所では周囲に気を配る
8カンザスシティエリア差があるため、夜の移動や駐車場所を慎重に選ぶ
9ニューオーリンズフレンチクォーター周辺でも、深夜の裏道や一人歩きは避ける
10ストックトン車移動や駐車時は、荷物を見える場所に置かない

出典:FBI「2024 Reported Crimes in the Nation Statistics」、USAFactsの都市別犯罪率データなどを参考に作成。

ポイントを押さえて準備すれば、アメリカ旅行は十分に楽しめます。次に、比較的落ち着いて滞在しやすい州や都市も見ていきましょう。

アメリカで治安が良い州ランキング

青い海を背景に広がるニューイングランドの静かな港町の空撮写真。治安が良いとされるアメリカ北東部の街並み。

FBI 2024年犯罪統計をもとに見ると、アメリカで治安が良い州は、メイン州ニューハンプシャー州コネチカット州ロードアイランド州ワイオミング州などです

「アメリカ=どこも危険」と考える必要はありません。治安が良い州を知っておくと、初めてのアメリカ旅行でも滞在先を選びやすくなります。

ここでは、人口10万人あたりの暴力犯罪率が低い州を、旅行先選びの安心材料として紹介します。

アメリカで治安が良い州トップ5

暴力犯罪率が低い州トップ5は、以下のとおりです。

順位旅行者向けポイント
1メイン州港町や自然観光を、比較的落ち着いて楽しみやすい 
2ニューハンプシャー州治安が落ち着いており、車移動中心の旅でも検討しやすい
3コネチカット州ニューヨーク近郊の滞在先としても候補にしやすい
4ロードアイランド州小さな州で移動しやすく、短期滞在でも計画を立てやすい
5ワイオミング州自然観光中心の旅行で候補にしやすい

出典:FBI「2024 Reported Crimes in the Nation Statistics」をもとにした、人口10万人あたりの暴力犯罪率データ。

治安が良い州でも、実際の安心度は滞在する都市やホテル周辺によって変わります。州ランキングは旅行先選びの参考にしながら、泊まるエリアの雰囲気も確認しておきましょう。

アメリカで治安がいい都市ランキング

緑豊かな夏のメイン州ポートランドの市街地全景。治安が良いとされるアメリカの都市のひとつ。

アメリカで治安がいい都市には、ケアリーポートランド(メイン州)バーリントンプロボホノルルなどがあります

ここでは、SafeWiseやU.S. Newsなどのデータを参考に、旅行者が滞在先として検討しやすい都市を紹介します。

アメリカで治安がいい都市トップ10

旅行先として検討しやすい都市を、旅行者向けのポイントとあわせてまとめました

順位都市旅行者向けポイント
1ケアリー整った住宅街が多く、静かに過ごしたい滞在に向いている
2ポートランド(メイン州)港町散策や自然観光をゆったり楽しめる
3バーリントン学生や家族層も多く、街歩きの雰囲気が穏やか
4プロボ山や自然が近く、落ち着いた旅程を組みやすい
5ホノルル観光インフラが整っており、初めてでも動きやすい
6アイダホフォールズ自然観光の拠点として、静かに過ごしやすい
7ナッシュア東海岸の小〜中規模都市で、ゆったり滞在しやすい
8ギルバートファミリー層が多く、車移動中心の旅で候補にしやすい
9ボイシ自然と都市機能のバランスがよく、旅程を組みやすい
10サンノゼ大都市の中では比較的整備され、移動計画を立てやすい

出典:SafeWise「100 Safest Cities in the U.S.」、U.S. News「Best Places to Live」などを参考に作成。

治安がいい都市でも、エリアや時間帯によって雰囲気は変わります。都市名だけで判断せず、泊まるホテル周辺も確認しておきましょう

エリア別のアメリカ治安情報【主要観光都市まとめ】

ニューヨークロサンゼルスラスベガスなどの主要観光都市は、観光エリアと時間帯を選べば十分に楽しめる場所です

ただし、注意したいポイントは都市ごとに異なります。自分が行く都市の特徴を知っておけば、ホテル選びや移動ルートも考えやすくなります。

都市観光しやすさ注意ポイント
ニューヨークマンハッタン中心部や主要観光地は動きやすい地下鉄・人混み・夜遅い移動
ロサンゼルス人気観光エリアは楽しみやすいエリア差・夜間の徒歩移動・車移動
サンフランシスコ観光地は魅力的で回りやすい車上荒らし・車内の荷物管理
ラスベガスストリップ周辺は観光しやすい深夜の裏通り・置き引き
シカゴ中心部の観光地は日中楽しみやすい観光エリア外・夜間移動
マイアミビーチや繁華街を楽しみやすい夜間のビーチ周辺・荷物管理
ニューオーリンズ音楽や街歩きを楽しめる深夜の裏道・人通りの少ない場所

ニューヨークの治安

自由の女神像とニューヨーク・マンハッタンのスカイラインを望む空撮写真。

ニューヨークは、マンハッタン中心部や主要観光地を中心に動けば、初めてでも旅行しやすい都市です

タイムズスクエアやミッドタウン周辺は観光客も多く、街歩きを楽しみやすいエリア。地下鉄や人混みでは荷物を前に持ち、夜遅くに知らないエリアへ行くのは避けましょう。

最新の治安情報は、在ニューヨーク日本国総領事館が発行する「安全の手引き(PDF)」をあわせてご確認ください。

関連記事:ニューヨーク旅行の治安ガイド【最新】

ロサンゼルスの治安

ヤシの木越しに望むロサンゼルスのダウンタウンのスカイライン。

ロサンゼルスは、人気観光エリアを選び、移動手段を決めておくと楽しみやすい都市です

ハリウッド、サンタモニカ、ビバリーヒルズなどは旅行者にも人気。一方で、スキッドロウ、サウスロサンゼルス、コンプトンなどは、観光目的で立ち入らない方が安心です。

最新の治安情報は、在ロサンゼルス総領事館が発行する「安全の手引き(PDF)」をあわせてご確認ください。

関連記事:ロサンゼルス旅行の治安ガイド【最新】

サンフランシスコの治安

サンフランシスコ湾に架かるゴールデンゲートブリッジの全景。

サンフランシスコは、ゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフなど見どころの多い観光都市です

特に気をつけたいのは、車上荒らし。短時間でも車内に荷物を残さず、スーツケースや貴重品はホテルに預けてから観光すると身軽に楽しめます。

最新の治安情報は、在サンフランシスコ日本国総領事館が発行する「安全の手引き(PDF)」をあわせてご確認ください。

関連記事:サンフランシスコ旅行の治安ガイド【最新】

ラスベガスの治安

夕暮れ時のラスベガスを象徴する「Welcome to Fabulous Las Vegas」のネオンサイン。

ラスベガスは、ストリップ周辺を中心に動けば初めてでも観光しやすい都市です

ホテル、カジノ、ショー、レストランが集まるエリアはにぎやかで歩きやすい一方、人混みでのスリや置き引きには注意しましょう。深夜は裏通りを避け、明るい道を選ぶのがおすすめです。

シカゴの治安

リンカーンパークの池に映るシカゴのスカイラインの夕景。

シカゴは、中心部の観光エリアを日中に回るなら楽しみやすい都市です

ミレニアムパーク、シカゴ美術館、リバーウォークなどは人気の観光スポット。夜間や観光エリア外へ移動する場合は、徒歩より配車アプリやタクシーを選ぶと安心です。

最新の治安情報は、在シカゴ日本国総領事館が発行する「安全の手引き(PDF)」をあわせてご確認ください。

マイアミの治安

エメラルドグリーンの海と白砂のビーチが広がるマイアミ・サウスビーチの空撮写真。

マイアミは、ビーチやナイトライフを楽しめる魅力的な都市です

サウスビーチや繁華街は昼間なら動きやすい一方、夜のビーチ周辺や人通りの少ない場所では荷物管理に気を配りましょう。夜に出かける日は、持ち物を少なめにしておくと動きやすくなります。

ニューオーリンズの治安

緑の植物で彩られた鉄製バルコニーが印象的なニューオーリンズ・フレンチクォーターの歴史的建物。

ニューオーリンズは、フレンチクォーター周辺を中心に動けば、音楽や街歩きを楽しみやすい都市です

日中はにぎやかな雰囲気を味わえますが、深夜の裏道や人通りの少ない通りは避けましょう。明るい通りを選べば、音楽や食文化など、この街らしい魅力を安心して楽しめます。

参考:在ニューヨーク日本国総領事館、在ロサンゼルス日本国総領事館、在サンフランシスコ日本国総領事館、ラスベガス警察、在シカゴ日本国総領事館、在マイアミ日本国総領事館の安全情報をもとに作成。

アメリカ旅行者が注意すべき治安トラブルとその対策

スマートフォンを操作中の女性旅行者のバッグから財布を盗もうとするスリの手。

アメリカ旅行で特に気をつけたいのは、スリ・置き引き・車上荒らしなどの荷物トラブルと、夜の移動です。

荷物を見せない・夜は明るい道を選ぶ・騒ぎに近づかない。この3つを意識するだけで、旅先の不安はぐっと減らせます。

米国国務省も、旅行前にホテルや移動手段を確認し、高価な持ち物を目立たせないよう案内しています。

トラブル起きやすい場所旅行者ができる対策
スリ・置き引き空港、駅、観光地、カフェ、人混みバッグは前に持ち、荷物から目を離さない
車上荒らし駐車場、観光地周辺、路上駐車車内に荷物を残さない
夜の移動トラブル夜道、人通りの少ない道、ATM周辺明るい道を選び、配車アプリも使う
騒ぎ・デモ周辺のトラブル口論、デモ、大規模イベント周辺近づかず、異変を感じたら離れる

スリ・置き引き・車上荒らし

スリ・置き引き・車上荒らしを防ぐ基本は、荷物を「置かない・見せない・離れない」ことです

空港や駅、カフェ、観光地では、バッグを椅子の背にかけず、体の前で管理しましょう。スマホや財布も外ポケットではなく、手元で確認できる場所に入れておくと安心です。

レンタカーを使う場合は、短時間でも車内にスーツケースやバッグを残さないでください。在サンフランシスコ日本国総領事館も、車上ねらい対策として「車内に荷物を置かない」ことを呼びかけています。

夜間や人通りの少ない場所でのトラブル

夜の移動では、徒歩にこだわらず、明るい道配車アプリを選ぶのが安心です

人通りの少ない道や屋外ATMは、できるだけ避けましょう。知らない人に声をかけられても距離を保ち、違和感があれば早めに人の多い場所へ移動してください。

万が一、強盗に遭った場合は、持ち物よりも自分の安全を優先します。抵抗せず、相手を刺激しない行動を選びましょう。

銃社会アメリカならではの注意点

アメリカでは、口論・騒ぎ・デモに近づかないことが大切です

大きな音や人の流れの変化を感じたら、様子を見に行かず、その場を離れましょう。危険そうな場所に近づかない判断が、自分を守る行動につながります。

地図や配車アプリをすぐ使えるよう、現地で通信できる準備もしておくと安心です。アメリカ旅行の治安対策は、怖がるためではなく、安心して旅を楽しむための準備。必要なポイントを押さえて、無理のない旅程を組んでいきましょう。

女性・子連れアメリカ旅行者向けの安全対策

子どもを肩車してゴールデンゲートブリッジを撮影する旅行者。子連れでのアメリカ旅行のイメージ。

女性一人旅や子連れ旅行でも、夜の移動・知らない人との距離感・迷子対策を決めておけば、アメリカ旅行は安心して楽しみやすくなります。

夜に無理をしない・知らない人について行かない・子どもが迷子になった時の行動を決める。 この3つを押さえておくだけでも、現地での不安を減らせます。

米国国務省も、女性旅行者に目的地の安全情報や現地の習慣を事前に確認するよう案内しています。

旅行タイプ特に気をつけたい場面事前にできる対策
女性一人旅夜の移動、バーやクラブ、初対面の人からの誘い帰り方を決め、飲み物や荷物から目を離さない
子連れ旅行空港、駅、ショッピングモール、車移動連絡先メモ、集合場所、チャイルドシートを準備する

女性一人旅では「夜の移動」と「知らない人との距離感」に注意

女性一人旅では、夜の徒歩移動を短くし、初対面の人と二人きりになる場面を避けるのが安心です

夜に出かける日は、帰りの移動手段を先に決めておきましょう。バーやクラブでは飲み物から目を離さず、初対面の人に誘われても、個室・車・人通りの少ない場所へ移動するのは避けてください。

違和感があるときは、遠慮せず人の多い場所へ移動しましょう。自分の感覚を優先することも、旅先で身を守る大切な行動です。

関連記事:アメリカ一人旅の準備ガイド

子ども連れ旅行では「迷子対策」と「車移動の安全確認」が大切

子ども連れのアメリカ旅行では、迷子になった時の行動と、チャイルドシートなど車移動の安全準備を決めておくと安心です

空港、駅、ショッピングモール、テーマパークでは、子どもと手をつなぎ、離れた時の集合場所を決めておきましょう。親の名前・ホテル名・連絡先を書いたメモを持たせておくと、万が一の時も落ち着いて対応しやすくなります。

迷子になった場合は、近くの店員・警備員・警察に声をかけると親子で決めておくのもおすすめです。子どもが一人で探し回らないよう、出発前に短く伝えておきましょう。

レンタカーを使う場合は、子どもの年齢・身長・体重に合うチャイルドシートやブースターを準備してください。州によってルールが異なるため、予約時にレンタカー会社へ確認しておくと安心です。

出発前には、ホテル住所・緊急連絡先をスマホと紙の両方で控えておきましょう。地図やメッセージアプリを使える通信環境もあると、現地で落ち着いて行動できます。

関連記事:アメリカ旅行で使えるおすすめ5選紹介・失敗しないeSIMの選び方は?

アメリカ旅行の夜間・公共交通機関の安全性

アメリカ国旗のステッカーが貼られた地下鉄車両と駅のホーム。

アメリカの公共交通機関は、日中の主要エリアなら便利に使える都市もあります

一方で、夜は駅・停留所・路線によって雰囲気が変わるため、帰り方を先に決めておくと落ち着いて行動できます。夜は徒歩や公共交通にこだわらず、配車アプリ・タクシー・ホテル手配の車も選択肢に入れましょう。

移動手段向いている場面安全に使うポイント
地下鉄・電車日中の市内移動、主要観光地への移動夜遅い時間や人が少ない車両は避ける
バス短距離移動、日中のホテル周辺移動夜は停留所の場所と人通りを確認する
Uber・Lyft夜の帰路、乗り換えが多い移動ナンバー・車種・ドライバー名を確認してから乗る
タクシー空港、ホテル、駅からの移動公式乗り場やホテル手配の車を使う

地下鉄・バス・ライドシェア利用時のポイント

地下鉄・バスは日中の主要エリアで使いやすく、夜の帰路や乗り換えが多い移動ではUber・Lyftやタクシーも選択肢になります

夜遅い時間や人が少ない駅・停留所では、無理に公共交通を使わず、配車アプリやタクシーに切り替えると安心です。

UberやLyftを使う場合は、乗る前にナンバー、車種、ドライバー名を確認してください。アプリに表示された情報と違う車には乗らないようにしましょう。

夜間外出時の行動チェックリスト

夜に出かける日は、「行き方」よりも「帰り方」を先に決めておくことが大切です

特に確認したいのは、ホテルまでの移動手段、スマホの充電、ホテル住所の3つ。出発前に準備しておくと、帰りが遅くなった時も慌てにくくなります。

・ホテルまでの帰り方を先に決める

・スマホの充電とモバイルバッテリーを確認する

・ホテル住所をスクショやメモで保存する

・深夜に通る道や乗り換え場所を確認する

・配車アプリの車両情報を乗車前に確認する

アメリカの治安対策に役立つ便利なデジタルツール

ライドシェアアプリで現在地を確認するスマートフォンと背景のタクシー。

アメリカ旅行では、地図・配車アプリ・安全情報をすぐ使える状態にしておくと、現地で迷った時も落ち着いて行動できます。

大切なのは、アプリを入れることではなく、出発前にログイン・通知設定・通信環境まで整えておくことです

目的使えるツール出発前にやること
道に迷った時Googleマップなどホテル住所を保存し、オフライン地図も準備する
夜の移動Uber・Lyftアカウント登録と支払い方法を確認する
緊急時の連絡電話・メッセージアプリ家族・ホテル・保険会社の連絡先を保存する
安全情報の確認たびレジ・海外安全アプリ渡航先登録と通知設定を済ませる

地図・配車アプリを使えるネット環境を準備する

地図や配車アプリを現地ですぐ使うには、安定したネット環境を出発前に準備しておくことが大切です

道に迷った時やホテルまでの帰り方を変えたい時も、スマホが通信できると落ち着いて判断しやすくなります。特に夜の移動では、Wi-Fiを探してから動くより、最初からネットにつながる状態にしておく方が安心です。

出発前にeSIMを準備しておくと、空港到着後すぐに地図や配車アプリを使いやすくなります。現地でネット環境を確保したい場合は、HolaflyのアメリカeSIMのような、出発前に設定できるeSIMも選択肢になります。

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たびレジ・海外安全アプリで最新情報を受け取る

アメリカ滞在中は、外務省の「たびレジ」や海外安全アプリで、安全情報を受け取れるようにしておくと安心です

たびレジは、外務省からの安全情報を日本語で受け取れる無料サービスです。海外安全アプリでは、治安だけでなく、災害や感染症などの注意情報も確認できます。

どちらも、出発前に登録・通知設定まで済ませておきましょう。現地で必要な時にすぐ確認できる状態にしておくことが大切です。

スマホまわりを整えておくだけで、道に迷った時や予定を変えたい時も落ち着いて行動できます。アメリカ旅行を安心して楽しむために、必要なアプリと通信環境を出発前に準備しておきましょう。

アメリカでトラブルに巻き込まれたときの対応方法

屋外でスマートフォンを操作する手元のクローズアップ。緊急時の連絡手段としてのスマートフォンのイメージ。

アメリカ旅行中にトラブルが起きたら、まず身の安全を確保し、内容に応じた連絡先へ相談しましょう。

命に関わる時は911、盗難は警察、パスポート紛失は日本大使館・総領事館、カード紛失はカード会社へ連絡します

トラブル別の連絡先と最初にすること

トラブル時は、内容ごとに「最初にすること」と「連絡先」を確認しましょう。

トラブル最初にすること主な連絡先
事故・ケガ・事件すぐに助けを呼ぶ911
盗難・紛失安全な場所へ移動し、警察へ届け出る現地警察
パスポート紛失警察で届出後、公館へ連絡する日本大使館・総領事館
クレジットカード紛失利用停止を依頼するカード会社
病気・ケガの相談緊急時は医療機関、落ち着いてから保険会社へ相談911・旅行保険会社

911へ連絡する時は、現在地・電話番号・何が起きたかを落ち着いて伝えましょう。

盗難・紛失・ケガが起きた時の対応手順

盗難や紛失に気づいたら、まず安全な場所へ移動し、状況を確認しましょう

バッグ、スマホ、財布などを盗まれた場合は、現地警察へ届け出ます。旅行保険やカード会社の手続きで必要になることがあるため、ポリスレポートや届出番号を控えておくと安心です。

パスポートをなくした場合は、警察で証明書または届出番号を取得し、滞在先を管轄する日本大使館・総領事館へ連絡しましょう。パスポート番号の控えや本人確認書類のコピーがあると、手続きが進めやすくなります。

クレジットカードをなくした場合は、すぐにカード会社へ連絡して利用停止を依頼します。出発前に、カード会社名・緊急連絡先・カード下4桁を、カード本体とは別の場所に控えておきましょう。

ケガや病気で緊急性が高い場合は、911や医療機関への連絡を優先します。落ち着いてから旅行保険会社へ連絡し、対応可能な医療機関や必要書類を確認しましょう。

出発前には、以下をスマホと紙の両方に控えておくと安心です

・ホテル住所

・パスポート番号

・保険証券番号

・カード会社の緊急連絡先

・管轄の日本大使館・総領事館

もしもの時の連絡先を準備しておけば、トラブル時も落ち着いて次の行動を選べます。安心して旅を続けるための備えとして、出発前に確認しておきましょう。

関連記事:アメリカ旅行に必要なものリスト

アメリカの治安を知って、安心して旅を楽しもう

アメリカの治安は、州・都市・エリアによって大きく異なります

自分が行く場所の治安傾向や夜の移動、荷物管理、緊急連絡先を事前に確認しておけば、必要以上に不安になる必要はありません。

地図や配車アプリを使える通信環境も整えて、安心して旅を楽しみましょう。アメリカ旅行で訪れたい場所を探している方は、アメリカのおすすめ観光スポットもあわせて確認してみてください。

アメリカの治安に関するよくある質問(FAQ)

Q. アメリカの治安は本当に悪いですか?

A. アメリカは日本より注意が必要な場面がありますが、すべての地域が危険なわけではありません。州・都市・時間帯によって治安差が大きいため、行き先ごとの確認が大切です。

Q. アメリカで治安が悪い州はどこですか?

A. 暴力犯罪率では、ニューメキシコ州、アラスカ州、ルイジアナ州などが注意度の高い州として挙げられます。ただし、州全体が危険という意味ではなく、滞在都市やホテル周辺の確認が重要です。

Q. アメリカで治安が悪い都市はどこですか?

A. セントルイス、デトロイト、メンフィス、バーミングハムなどは、暴力犯罪率が高い都市として知られています。観光する場合は、中心部・移動時間・ホテル周辺を事前に確認しましょう。

Q. アメリカで治安が良い州はどこですか?

A. ニューハンプシャー州、メイン州、バーモント州、ユタ州、アイダホ州などは、比較的治安が良い州として挙げられます。自然が多く、落ち着いた都市が多い点も旅行者には安心材料です。

Q. アメリカで治安が良い都市はどこですか?

A. ケアリー、ポートランド、バーリントン、ホノルルなどは、比較的治安が良く旅行しやすい都市として紹介されます。観光地でも、夜間の移動や荷物管理は意識しておきましょう。

Q. 外務省はアメリカの治安をどう評価していますか?

A. 2026年5月現在、外務省はアメリカについて「現在、危険情報は出ておりません」と案内しています。ただし、都市やエリアによって注意度は異なるため、渡航前の確認は必要です。

Q. アメリカの世界治安ランキングは何位ですか?

A. 2025年の世界平和度指数(GPI)で、アメリカは163カ国中128位です。ただし、GPIは国全体の平和度を示す指標で、旅行者の安全度をそのまま表すものではありません。

Q. アメリカ旅行で特に注意すべきことは何ですか?

A. アメリカ旅行では、スリ・置き引き・車上荒らし、夜間の移動、人通りの少ないエリアに注意しましょう。荷物は見せない・置かない・離れないことが基本です。

Q. アメリカ旅行で夜に出歩いても大丈夫ですか?

A. 夜の外出は、明るい通りや人通りの多いエリアを選べば楽しみやすいです。ただし、深夜の一人歩きや人通りの少ない道は避け、必要に応じてUberやタクシーを使いましょう。

Q. 女性一人旅でもアメリカ旅行はできますか?

A. 女性一人旅でも、夜の移動・宿泊エリア・知らない人との距離感に注意すればアメリカ旅行は楽しめます。帰りの移動手段を先に決め、飲み物や荷物から目を離さないことが大切です。

Q. 子連れでアメリカ旅行をする時の注意点は?

A. 子連れ旅行では、迷子対策と車移動の安全確認が大切です。連絡先メモ、集合場所、年齢や体格に合うチャイルドシートを出発前に準備しておきましょう。

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