ヨーロッパ複数国巡り：周遊旅行の計画・費用・モデルコースを解説

ヨーロッパを複数国周遊する予定の方、必見！

必要なビザ・費用・モデルコース・計画の立て方を、

ヨーロッパ周遊経験のあるHolafly（オラフライ）メンバーが解説します。

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ヨーロッパを複数国旅行する場合のビザ

ヨーロッパを2か国以上訪れるなら絶対に知っておくべき、

入国と、ヨーロッパ内の移動に関するビザを解説します！

シェンゲン協定

ヨーロッパ内を自由に移動することに関する協定です。

シェンゲン協定に加盟しているヨーロッパ諸国間では、

出入国・国境検査なしで国境を超えることができます。

🔺注意点

ルーマニアとブルガリアは、空路・海路のみシェンゲン協定が適用。

つまり、陸路での出入国には、出入国審査が必要です。

ETIAS（エティアス）

2024年現在、日本国籍であれば、シェンゲンビザの申請なしで、

シェンゲン協定加盟国に最大90日間まで滞在できます。

ただし、2025年からシェンゲン協定加盟国への入国には、

承認された『ETIAS（エティアス）』が必要です。

今後、シェンゲン協定加盟国へ渡航予定の方は、

ETIAS公式サイトで、ビザの最新情報を確認しましょう。

イギリス渡航にはETAが必要に

イギリスは、ヨーロッパ周遊で人気のある国。

しかし、シェンゲン協定加盟国ではないため、

入国審査が必要です。（2024年現在ビザ不要）

そして、2025年1月8日以降のイギリス渡航には、

承認された『ETA』が必要になります。

EAT（電子渡航認証）の申請に関する最新情報は、

イギリス政府の公式サイト（英語）をご覧ください。

ヨーロッパを複数国旅行する費用

７日間の費用目安：約380,999円〜

7日間で周遊できる国の目安は、2〜3か国です。

10日間の費用目安：約461,199円〜

10日間で周遊できる国の目安は、3〜5か国です。

14日間の費用目安：約568,499円〜

14日間で周遊できる国の目安は、4〜6か国です。

ネットはモバイルWiFi? eSIM？

ヨーロッパ周遊には、ネットが不可欠です。

ヨーロッパでのネット接続手段に、

モバイルWiFiかeSIM、どちらが良いかお悩みですか？

ヨーロッパを複数国旅行するなら、eSIMがおすすめです！

eSIMの口コミ評価4.6を得ている、

Holafly（オラフライ）eSIMは、周遊に大活躍。

「モバイルWiFiより、eSIM派」

という方、増えています！

ヨーロッパ周遊計画の立て方

「ヨーロッパ周遊って、何から決めればいい？」

と、お悩みの方必見！

周遊計画を、簡単5ステップでご紹介します。

1. ルートを決める

1-1. 行きたい国の候補を挙げる

「どこの国、都市に行ってみたいか」

まずは、目的地の候補を自由に挙げてみましょう！

1-2. 巡りやすい順番を考える

国や都市の候補が決まったら、巡る順番を考えます。

ポイントは、旅行の優先順位をつけること。

「パリは、絶対に行きたい！」

など、挙げた候補に優先順位をつけてみてください。

2. 移動手段の予約

2-1. 航空券

日本⇔ヨーロッパ間の航空券を調べます。

例として「フランス〜ドイツ」周遊の航空券を、

Holafly（オラフライ）メンバーで調査してみました。

💡条件

そして、調べた結果がこちらです。

周遊の場合、往路と復路の国が異なることも。

行きと帰りが異なる旅程を検索する際は、

「複数都市（自由旅程）」機能が便利です！

また「ヨーロッパ周遊の航空券を安く抑えたい」

という方は、次の3つの方法を検討してみてください。

• ヨーロッパ旅行が安い時期を狙って予約する
• 航空券代が安い傾向にある月曜日〜木曜日を選ぶ
• LCCや中華系の航空会社を選ぶ

2-2. 現地での移動手段

ヨーロッパは、公共交通機関が発達しており、

さまざまな手段で周遊が可能です。

旅行の日程、移動距離にあったものを選んでみてください。

2-3. 手配は旅行代理店？自分で？

「海外旅行を自分で手配したことがない…」

と、旅行代理店の利用を検討していませんか？

それぞれのメリット・デメリットを抑えて、

ご自身に合った方法を検討してみてください。

⭕️旅行代理店のメリット

• 計画する手間が省ける：忙しい人、旅行計画が苦手な人におすすめ
• 割引や特典：まとめて手配するため割引価格が適用されることも
• サポート体制：トラブルが発生した場合に代理店が仲介に入る

❌旅行代理店のデメリット

• 自由度が低い：決められたツアーで動くため、柔軟に観光できない
• 費用が高くなる可能性：手数料などがかかり割高になる場合も

⭕️個人手配のメリット

• 自由なプラン計画：自分で計画できるため自由度・柔軟性が高い
• コストを抑えられる：安い航空券や宿泊施設を選べる
• 計画自体が楽しい：旅程を考えること自体が楽しみの一部

❌個人手配のデメリット

• 時間と手間がかかる：各地の情報を調べる必要がある
• トラブルの対応：トラブルが起こった際に自分で対処が必要

3. ホテルの予約

ホテルの予約時には、ポイントが3つあります。

①立地：観光地は徒歩圏内か

②料金：宿泊税込みの料金か

③治安：ホテルまでの道のりは安全か

上記のうち、①立地と②料金を詳しく解説します！

3-1. 立地：観光地は徒歩圏内か

目的の観光地から近いホテルが、圧倒的に便利です。

最大のメリットは「効率よく観光ができること」

観光地のホテルは料金が比較的高いですが、

短い滞在期間が移動ばかりになるのは、勿体無い！

3-2. 料金：宿泊税込みの料金か

ホテル選びで注意したいのが「宿泊税」

ヨーロッパ内で宿泊する旅行者を対象に、

支払いが義務付けられている税金です。

価格は、都市・ホテルによって異なり、

ほとんどの場合、チェックアウト時に支払います。

4. 観光チケットの購入

チケットが必要な観光地は、ネットで事前購入すると便利です。

👍 事前購入のメリット

• 現地で列に並ばなくていい
• 売り切れ・満席になる前に購入できる
• オンラインチケットの方が安い場合も

観光地名で検索をして、公式サイトから購入します。

日本語で検索するときのコツは、

「ルーブル美術館 公式」のように検索することです！

5. 必須・あると便利な持ち物を準備

旅程と移動・宿泊の予約がある程度できたら、

持ち物を準備しましょう。

今回は、ヨーロッパ旅行の持ち物・準備方法を３つ紹介します。

便利な持ち物チェックリストは、以下の記事を確認

👉【チェックリスト付き】ヨーロッパ旅行の持ち物リスト

5-1. ヨーロッパ向けeSIM

海外旅行に不可欠なネット手段、eSIM

ヨーロッパで使うeSIMの購入・設定方法や注意点を、

Holafly（オラフライ）eSIMを例に紹介します。

まずは、購入方法について！

💡Holafly eSIMの購入

1. Holafly公式サイトを開く
2. 検索窓に「ヨーロッパ」と入力
3. ヨーロパeSIMを選ぶ
4. 利用日数・eSIMの数量を選ぶ
5. 決済方法を選択し、必要な情報を入力（割引クーポンを入力）

次に、アクティベート方法を解説します！

💡アクティベートするタイミング・方法

1. 目的地に到着する
2. 設定を開く
3. モバイル通信を開く
4. Holafly eSIMを選択
5. 「この回線をオンにする」を選択
6. データローミングをオンにする

注意点として、eSIMをインストールするとき

「アクティベート」と表示されます。

しかしデータ通信は、目的地に到着後、

データローミングをオンにした時点で開始します。

5-2. スリ対策グッズ

ヨーロッパは、スリが多いので注意しましょう。

また、ヨーロッパの最新安全情報を収集するなら、外務省のたびレジの登録をおすすめします。

5-3. カトラリーセット

ヨーロッパ周遊の食費を節約するために、

スーパーで惣菜や軽食を購入することもあるでしょう。

しかし、ヨーロッパではカトラリーがつかない場合がほとんど。

そんな時にカトラリーセットを持参しておくと便利です。

ヨーロッパを複数国旅行するモデルコース

7日間の周遊コース

周遊のプラン概要は、次のとおりです。

• 目的地：パリ（フランス）→フィレンツェ（イタリア）→バルセロナ（スペイン）
• 移動手段：電車（ユーレイルパス）または短距離フライト（LCC）
• ポイント：歴史・文化体験、ショッピング、カフェ巡り、インスタ映えスポット

7日間、3か国3都市の周遊コースを紹介します。

💡1日目〜2日目：パリに到着・観光

• エッフェル塔の周辺を散策
• シャンゼリゼ通りでショッピング
• ルーブル美術館（ライトアップ時間の訪問もおすすめ）
• マレ区でおしゃれなカフェや雑貨店を巡る

💡3日目〜4日目：フィレンツェへ移動・観光

• ドゥオーモ広場やジョットの鐘楼で景色を満喫
• メルカート・チェントラーレでグルメを堪能
• ウフィツィ美術館でルネサンス芸術に触れる

💡5日目〜7日目：バルセロナへ移動・観光・帰国

• ガウディ建築を巡る（サグラダ・ファミリア、カサ・ミラ）
• ランブラス通りでショッピングを楽しむ
• ゴシック地区でアートギャラリーやカフェ巡り
•  バルセロナから日本へ帰国

10日間の周遊コース

周遊のプラン概要は、次のとおりです。

• 目的地：ロンドン（イギリス）→アムステルダム（オランダ）→ベルリン（ドイツ）→プラハ（チェコ）→ウィーン（オーストリア）
• 移動手段：電車（ユーレイルパス）または短距離フライト（LCC）
• ポイント：有名な観光地、アクティブな体験、歴史・文化

10日間、5か国5都市の周遊コースを紹介します。

💡1日目〜2日目：ロンドンに到着・観光

• バッキンガム宮殿やビッグ・ベンなどのロンドンの街を散策
• ロンドンアイから夜景を楽しむ
• カムデン・マーケットでストリートフードとショッピングを楽しむ

💡3日目〜4日目：アムステルダムへ移動・観光

• 運河クルーズで市内を周遊
• アムステルダム国立美術館で名作を鑑賞
• ジョルダン地区を自転車で散策

💡5日目〜6日目：ベルリンへ移動・観光

• ベルリンの壁記念館で歴史に触れる
• ミッテ地区でショッピングやカフェ巡り
• 東ベルリンの街並みを散策

💡7日目〜8日目：プラハ観光

• プラハ城を散策し、絶景を楽しむ
• 地元のビールを楽しみつつ、チェコ料理を堪能
• ヴィシェフラド地区で静かな街歩きを楽しむ

💡9日目〜10日目：ウィーンへ移動・観光・帰国

• シェーンブルン宮殿で庭園を散策
• ナッシュマルクトで地元グルメを堪能
• ウィーン美術史美術館で名画を楽しむ
• ウィーンから日本へ帰国

14日間の周遊コース

周遊のプラン概要は、次のとおりです。

• 目的地：ローマ・フィレンツェ（イタリア）→チューリッヒ（スイス）→パリ（フランス）→ブリュッセル（ベルギー）→アムステルダム（オランダ）
• 移動手段：電車（ユーレイルパス）または短距離フライト（LCC）
• ポイント：歴史と自然、グルメ、アート、リラックス、アクティブな体験

14日間、5か国6都市の周遊コースを紹介します。

💡1日目〜2日目：ローマに到着・観光

• コロッセオやフォロ・ロマーノで古代ローマの遺跡を堪能
• バチカンのサン・ピエトロ大聖堂を訪問

💡3日目〜4日目：フィレンツェへ移動・観光

• ポンテ・ヴェッキオ橋周辺で散策
• 地元のトスカーナ料理を堪能

💡5日目〜6日目：チューリッヒへ移動・観光

• チューリッヒ湖沿いでのんびりと散策
• アルプス山脈の美しい景観を楽しむ
• ショッピングエリアでスイスチョコレートを堪能

💡7日目〜10日目：パリへ移動・観光

• エッフェル塔・ルーヴル美術館を訪れる
• サン・ジェルマン・デ・プレ地区でカフェ巡り
• セーヌ川のナイトクルーズを楽しむ
• ベルサイユ宮殿の広大な庭園を散策

💡11日目：ブリュッセルへ移動・観光

• グランプラスで美しい広場を堪能
• ベルギーワッフルやチョコレートを味わう

💡12日目〜14日目：アムステルダムへ移動・観光・帰国

• 運河クルーズでアムステルダムの市内を巡る
• 自転車を借りて街を気ままに散策
• ヨルダン地区でカフェ巡りとショッピングを楽しむ
• アムステルダムから日本へ帰国

まとめ

ヨーロッパを複数国周遊する方に向けて、

ビザ・計画方法・費用目安・モデルコースを紹介しました。

最高なヨーロッパ周遊の計画に、

Holafly（オラフライ）の本記事がお役に立てると幸いです。

ヨーロッパ周遊のネット手段には、

ぜひHolaflyのヨーロッパ周遊eSIMをご活用ください。

よくある質問

ヨーロッパで複数国をスムーズに移動するための交通手段は？

ユーレイルグローバルパス（鉄道）がおすすめです。

💡ユーレイルグローバルパスとは

• ヨーロッパ33か国の周遊に利用できる
• ヨーロッパ各国の国鉄に乗り放題
• さまざまな特典（登山列車・フェリー）などがある
• 自由度の高い利用期間（4日・5日・7日・10日・15日）

HolaflyのヨーロッパeSIMの対応国は？

Holaflyのヨーロッパ向けeSIMをご利用いただけるのは、以下32か国です。

オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、ウクライナ、イギリス

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