エジプト旅行の治安ガイド【2026年4月最新】
主要観光地の危険レベルや犯罪対策、中東情勢の影響まで最新データで解説します。
エジプトの治安は、エリアを選んで基本的な対策をすれば、安心して旅行を楽しめる水準です。
2025年のGPI(世界平和度指数)では163か国中107位と、過去10年で最も改善した国として評価されています。カイロやルクソールなど主要観光地の危険レベルはレベル1(十分注意)にとどまり、多くの旅行者が観光を楽しんでいます。
一方で、地域によって危険レベルは異なり、中東情勢の変化にも注意が必要です。
本記事では、現地情報に詳しいHolaflyメンバーが、外務省の最新危険レベル、イスラエル情勢の影響、都市別の注意点から犯罪対策・文化マナーまで、エジプト旅行に必要な治安情報をまとめました。
出発前から、つながる安心を。
当サイト限定|5%OFFクーポンプレゼント
クーポンコード:MYESIMNOW5
エジプトは今、安全に旅行できる?
主要観光地は比較的安全ですが、地域によって危険レベルが異なります。
最新の外務省情報と中東情勢を正しく把握することが、安全なエジプト旅行の出発点です。
外務省の危険レベル一覧(2026年4月時点)
カイロやルクソールなど主要観光地はレベル1(十分注意)で、通常の旅行は可能です。
| レベル | 意味 | 対象エリア |
|---|---|---|
| レベル1 | 十分注意(通常の旅行は可能) | カイロ・ギザ・ルクソール・アスワンなど主要観光地、シーワ・オアシス、白砂漠エリア等 |
| レベル2 | 不要不急の渡航中止 | 上記以外の西部・南部砂漠地帯 |
| レベル3 | 渡航中止勧告 | 北シナイ県、南シナイ県(ダハブ〜シャルム・エル・シェイク沿岸を除く)、リビア国境地帯 |
ダハブやシャルム・エル・シェイクの沿岸エリアはレベル3の対象から除外されています。 また、シーワ・オアシスや白砂漠エリアはレベル1に引き下げ済みです。
出発前に外務省海外安全ホームページで最新情報をチェックしておきましょう。
中東情勢・イスラエル紛争はエジプト観光に影響する?
主要観光地(カイロ・ルクソール・アスワン)への直接的な影響はほとんどありません。
在エジプト日本国大使館「安全の手引き」によると、主要観光エリアで観光客を標的とした大規模テロは近年発生していません。
ただし、2025年6月のイスラエル・イラン紛争以降、紅海沿岸やシナイ半島では治安リスクが高まっています。
外務省の広域情報でも2026年1月〜3月に中東情勢の注意喚起が繰り返し出されており、こまめな情報チェックが大切です。
ガザ地区との国境付近(ラファ検問所周辺)には絶対に近づかないでください。
情勢は急に変わる可能性があるため、現地でリアルタイムに最新情報を確認できるネット環境を確保しておくと安心です。
治安ランキング(GPI)で見るエジプトの位置づけ
2025年のグローバル・ピース・インデックス(GPI)で、エジプトは163か国中107位。過去10年で最も改善した国として評価されています。
2014年時点の146位から38ランク上昇し、安全・セキュリティ分野では21.5%の改善が見られました。
ランキングだけで安全・危険は判断できませんが、改善傾向が続いていることはエジプト旅行を検討する上でひとつの安心材料です。
では実際に、旅行中にどんなことに気をつければよいのか。次のセクションで具体的な犯罪の手口と対策を見ていきます。
エジプト旅行で観光客が巻き込まれやすい犯罪と対策

エジプトの治安リスクの多くは、手口を知って基本的な対策をすれば避けられる軽犯罪です。
観光客が特に遭いやすい犯罪と、具体的な防ぎ方を5つご紹介します。
1. スリ・ひったくり
エジプト旅行で最も注意したいのが、スリやひったくりです。
市場(スーク)やメトロ、観光地周辺の人混みで発生しやすく、手口も巧妙です。ぶつかって注意をそらす、複数人で囲む、バイクでのひったくりなど、パターンはさまざま。バッグに刃物で切れ目を入れて中身を抜き取るケースも報告されています。
◼︎基本の対策:
・バッグは体の前で持つ
・リュックは避けるか、背負い方に注意する
・現金はまとめて持たず、貴重品は分散させる
ピラミッド周辺でのスリや地域特有のトラブルについては、エリア別セクションで紹介します。
2. タクシーやトゥクトゥクでのぼったくり
観光地周辺では、タクシーやトゥクトゥクのぼったくりに要注意です。
メーターを使わない、遠回りをする、到着後に事前交渉より高い金額を請求する。こうした手口は日常的に発生しています。
◼︎対策のポイント:
・UberやCareemなどの配車アプリを使う(料金の事前確定でぼったくりの心配なし)
・アプリが使えない場面では、白地に黒の正規タクシーを選び、乗車前に料金を確認する
・声をかけてくるタクシーは避け、ホテルやレストランで呼んでもらう
配車アプリを使うにはデータ通信環境が必要なので、渡航前にネット接続の手段を準備しておきましょう。
トラブルが起きた場合は、無理に支払わず観光警察(126)に相談してください。
3. 詐欺・しつこい客引き
観光地では、親しげに声をかけてくる詐欺や客引きに注意が必要です。
「無料でガイドする」「写真を撮ってあげる」と声をかけ、あとから料金を請求される手口が多発しています。最初の「無料」の誘いに応じないことが最大の防御策です。
断る際は「NO」、またはアラビア語の「ラー(لا)」をはっきり伝えましょう。しつこい場合は目を合わせず距離を取るのが効果的です。
4. 女性旅行者が注意すべきハラスメントや性被害
エジプトでは、女性の一人旅でハラスメント被害が報告されています。
◼︎効果的な対策:
・肌の露出を控えた服装を心がける
・夜間の一人歩きは避ける
・接触された場合は、はっきりとNOを伝える
地下鉄の女性専用車両やガイド付きツアーも積極的に活用しましょう。万が一の際は、観光警察(126)や在エジプト日本国大使館に連絡してください。
対策を意識すれば、女性一人でもエジプト観光は十分に楽しめます。
5. 強盗や暴行
エジプトでは、ごくまれに強盗や暴行の被害が報告されています。
多くは夜間の一人歩きや高価な持ち物の露出など、不用心な行動が引き金です。以下の基本を徹底するだけで、リスクを大きく減らせます。
・人気のない道や裏路地を避ける
・高価なアクセサリーや時計を見せない
・周囲の状況に常に注意を払う
万が一の際は、周囲の人やホテルスタッフに助けを求め、観光警察(126)に連絡しましょう。基本の行動を守っていれば、過度に心配する必要はありません。
エジプト都市別の治安傾向と注意エリア

エジプトの治安は都市やエリアによって大きく異なります。 訪れるエリアの特徴を押さえて、安全な旅に役立てましょう。
1. カイロ|夜間・観光地・地下鉄
エジプト最大の都市カイロは活気にあふれていますが、軽犯罪には注意が必要です。
スークや地下鉄構内、客引きの多いエリアでは警戒を。地下鉄を利用する際は、ラッシュ時を避け、女性は女性専用車両を活用すると安心です。
夜間は、裏路地や人通りの少ない場所を避けてください。 夜の移動にはUberなどの配車アプリが便利で安全です。
2. ギザ・ピラミッド周辺|観光客を狙った犯罪に注意
ほぼ全てのエジプト旅行者が訪れるギザ・ピラミッド周辺は、観光客を狙ったトラブルが集中するエリアです。
特に多いのが以下の3つです。
・ラクダ引きの高額請求:「無料で乗せる」と誘い、降ろす際に高額な料金を要求される
・自称ガイドの詐欺:正規のガイドを装い、高額なガイド料やチップを請求される
・写真撮影後の金銭要求:勝手にポーズを取って写真に入り込み、あとからお金を求められる
共通する対策は、声をかけてくる相手の誘いに応じないこと。一度応じると断りにくくなるため、毅然とした態度で距離を取りましょう。
チケットは正規の売り場で購入し、ガイドが必要な場合はホテルや信頼できるツアー会社を通じて手配するのが安全です。
3. ルクソール|スークや遺跡周辺でのスリ対策
ルクソールは比較的落ち着いた雰囲気ですが、観光客を狙った軽犯罪には注意が必要です。
スーク(市場)や有名遺跡の周辺では、混雑に紛れたスリやぼったくりの被害が報告されています。写真撮影後の金銭要求や、偽ガイドによる高額請求にも気をつけましょう。
値段交渉は慎重に行い、信頼できる現地ガイドと行動するのが安心です。
4. アスワン|比較的穏やかだが基本対策は必要
アスワンは主要観光都市の中では比較的穏やかで、のんびりとした雰囲気が特徴です。
ただし、ナイル川沿いの観光エリアでは客引きやぼったくりが存在します。フェルッカ(帆船)に乗る際は、乗船前に料金と所要時間を必ず確認しておきましょう。
アブシンベル神殿への日帰りツアーは、ホテルや正規ツアー会社を通じて手配するのが安全です。現地で声をかけてくる非正規の手配は、料金トラブルにつながることがあります。
5. アレキサンドリア|コプト教施設周辺の注意点
アレキサンドリアは比較的安全ですが、宗教施設の周辺では注意が必要です。
コプト教会やモスク周辺では、過去にテロが発生した事例があり、警備状況を確認してから訪れることをおすすめします。
施設見学はガイドと一緒に行動すると安心です。写真撮影の可否や宗教上のマナーにも配慮しましょう。
エジプトの文化・習慣とトラブル回避術

エジプトは文化や宗教観の違いを理解すれば、トラブルを避けて安心して楽しめる国です。
やってはいけない行動・マナー違反
エジプトでは、文化や宗教観の違いから”マナー違反”とされる行動があります。
・肌の露出が多い服装、人前でのスキンシップ、公共の場での飲酒・喫煙は避ける
・ラマダン期間中は、旅行者も公共の場での飲食・喫煙を控える(ホテルや観光客向けレストランでは対応してくれる場合あり)
・モスクでは頭や足を隠す服装を心がける
・遺跡や壁画に触れたり、落書きするのは厳禁
「郷に入っては郷に従え」の気持ちで、心地よい滞在を楽しみましょう。
「バクシーシ」の文化と対処法
エジプトでは「バクシーシ」と呼ばれるチップ文化が日常に根づいています。
写真を撮ってもらった後や、トイレ・荷物の案内の際に軽く求められることがあります。渡す場合は少額紙幣を用意しておくとスムーズです。渡さない場合は「NO(ラー)」とやんわり伝えれば問題ありません。
写真撮影・宗教施設での注意事項
エジプトでは、写真撮影に注意が必要な場所があります。
軍施設や警察署、政府機関の撮影は原則禁止で、現地法に基づき処罰の対象となる可能性もあります。宗教施設の内部や儀式中の撮影も控えるのがマナーです。
モスクでは、女性はスカーフで頭を覆い、靴を脱いで静かに見学を。現地の人や女性・子どもを撮る際は、ひと声かけて許可を得ましょう。
撮影機材の持ち込みに制限がある施設もあるため、事前確認も忘れずに。マナーを守ることで、旅先の文化との距離がぐっと縮まります。
トラブル時の連絡先と事前準備
緊急連絡先と事前準備を押さえておけば、万が一の時も落ち着いて対応できます。
トラブル時の連絡先一覧
トラブル時にすぐ使える連絡先を事前に確認しておきましょう。
| 種別 | 電話番号 | 備考 |
|---|---|---|
| 警察 | 122 | 一般的な犯罪やトラブルに対応 |
| 観光警察 | 126 | 外国人観光客向け・英語対応あり |
| 救急車 | 123 | 医療支援が必要なとき |
| 消防 | 180 | 火災や事故対応用 |
※オペレーターはアラビア語のみの場合もあります。言葉が通じない場合は、周囲の人やホテルスタッフに助けを求めましょう。
在エジプト日本国大使館:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 81 Corniche El Nil Street, Maadi, Cairo |
| 電話番号 | +20 2 2528 5910(代表) |
| 閉館時 | つながった後に「123」でオペレーター対応 |
| 開館時間 | 日〜木曜 8:30〜16:30 |
| 休館日 | 金曜・土曜・指定祝日 |
| ウェブサイト | 在エジプト日本国大使館 |
知っておきたい緊急フレーズ(英語・アラビア語)
いざという時に使える基本フレーズです。
| 内容 | 英語 | アラビア語(カタカナ) |
|---|---|---|
| 助けてください | Help! | サーイッドニ! |
| 警察を呼んでください | Call the police | イッテル・ショルタ |
| 大使館へ行きたい | Take me to the embassy | クズニー・イラ・アッスファーラ |
| 道に迷いました | I’m lost | ダーエア |
フレーズはスマホのスクリーンショットや印刷で手元に残しておくと安心です。
より詳しい安全情報は在エジプト日本国大使館「安全の手引き」で確認できます。
たびレジ登録と海外旅行保険
外務省の「たびレジ」に登録しておくと、情勢悪化時に日本語で通知が届き、緊急支援も受けやすくなります。
短期旅行者でも登録OK。エジプト到着前にオンラインで完了します。
あわせて、海外旅行保険への加入もおすすめです。スリや盗難の被害、現地での医療費など、思わぬ出費をカバーできます。クレジットカード付帯の保険がある場合も、補償内容を事前に確認しておきましょう。
HolaflyのeSIMで安全なネット環境を確保しよう

ここまで紹介してきたように、エジプト旅行ではネット環境が安全対策の土台になります。
現地で最新情報を確認する、配車アプリ(Uber・Careem)で安全に移動する、緊急時に大使館へ連絡する。どれも、データ通信があって初めて使えるものです。
現地でSIMカードを購入する方法もありますが、出発前に準備できるeSIM(イーシム)も手軽な選択肢です。
HolaflyのエジプトeSIMなら、データ無制限で容量を気にする必要がありません。
LINEやWhatsAppの番号もそのまま使えるので、家族や友人との連絡手段も確保できます。困ったことがあれば、24時間365日サポートにチャットやメールで相談可能です。
1. Holafly公式サイトでエジプトeSIMを購入
2. 届いたQRコードをスマホで読み込み&設定
3. 現地到着後、データローミングをONにするだけ
対応機種はiPhone XS以降、Samsung Galaxyなど。詳しくはeSIM対応機種一覧をご確認ください。eSIMの仕組みが気になる方はeSIMとは?もあわせてどうぞ。
海外のレビューサイトTrustpilotには83,333件の口コミが寄せられており、実際に利用した旅行者からの評価も参考にできます。
関連記事:Holafly限定クーポンで海外eSIMをお得に使う方法
エジプト周辺国の治安も気になりますか?
エジプト旅行とあわせて周辺国を検討している方は、こちらの記事も参考にしてください。
事前準備と正しい知識で、安全にエジプトを楽しもう

エジプトの治安は、行動次第でリスクを大きく減らせます。
エジプトの治安は、行動次第でリスクを大きく減らせます。最新情報をチェックし、文化やマナーへの配慮を心がければ、多くの観光地を安心して満喫できるでしょう。
しっかり備えて、悠久の歴史と魅力あふれるエジプトを楽しんでください。
旅先での安心材料に、ネット環境の確保もお忘れなく。
エジプトの治安に関するよくある質問(FAQ)
エジプトの夜の治安はどうですか?
夜間の一人歩きは避けるのが基本です。 特に裏路地や人通りの少ない場所はリスクが高まります。夜間の移動にはUberなどの配車アプリが安心です。観光エリアのメインストリートは夜でも比較的人通りがありますが、ホテルスタッフに周辺の安全情報を確認してから行動しましょう。
エジプト旅行は女性一人でも安全ですか?
対策を意識すれば、女性一人でも観光は十分に楽しめます。 肌の露出を控えた服装を心がけ、夜間の単独行動は避けましょう。ガイド付きツアーの利用も安心材料になります。万が一の際は、観光警察(126)に連絡してください。
エジプト旅行でやってはいけないことは何ですか?
公共の場での飲酒、人前でのスキンシップ、モスク内でのマナー違反は避けましょう。 ラマダン期間中は公共の場での飲食・喫煙も控えるのがマナーです。遺跡や壁画に触れるのも厳禁。現地の文化を尊重する姿勢が、安全な旅につながります。
エジプトの治安ランキングはどうなっていますか?
2025年のグローバル・ピース・インデックス(GPI)で、エジプトは163か国中107位です。 過去10年で146位から38ランク上昇し、最も改善した国として評価されています。治安は改善傾向にありますが、基本的な注意は引き続き必要です。
イスラエル情勢はエジプトの治安に影響しますか?
主要観光地への直接的な影響は限定的です。 カイロ・ルクソール・アスワンの観光エリアは通常通り旅行を楽しめます。ただし、ガザ地区との国境付近には近づかないこと。情勢は変化する可能性があるため、最新情報をこまめに確認しましょう。
エジプトは親日国ですか?日本人旅行者は歓迎されますか?
エジプトは親日的な国として知られており、日本人であることで不利になる場面は基本的にありません。 現地の人々はフレンドリーに接してくれることが多いです。ただし、客引きやぼったくりは国籍に関係なくあるので、基本の対策は忘れずに。
結果は見つかりませんでした