イタリア世界遺産一覧&おすすめ7選|初めての旅行に役立つ完全ガイド
イタリアに世界遺産が多い理由や、特におすすめの世界遺産、7日間・14日間で巡るコースなど旅行に役立つ情報をお届けします。
初めてのイタリア旅行で世界遺産を巡りたい方、必見!
世界最多の世界遺産を有するイタリアは、まさに世界遺産巡りの聖地です。
「でも、どこをどう回ればいいの?」そんなお悩みを解決するのが、この記事!
世界遺産大好きなHolafly(オラフライ)メンバーが、イタリアで絶対に外せない7つの世界遺産と、鉄道やバスを駆使した効率的な巡り方をご紹介します。
この記事を読めば、イタリア世界遺産の名所をしっかり押さえた大満足な旅になること間違いなしです!
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イタリアに世界遺産が多い理由
ユネスコによると、イタリアは60件(文化遺産54件、自然遺産6件)の世界遺産を有しています。(2025年4月現在)
これは、世界遺産大国である中国の59件を上回り、世界最多です。
これほどイタリアに世界遺産が多い理由は、以下「3つの背景」が関係していると言われています。
1. 歴史的背景:古代ローマ帝国、中世の都市国家、ルネサンスなど、長い歴史の中で文化遺産が育まれた
2. 地理的背景:アルプス山脈、地中海の海岸線、火山地帯など、多様な自然環境が自然遺産の登録につながっている
3. 文化的背景:各地域ごとの文化や伝統の違いが、多様な文化遺産を生み出している
世界遺産の豆知識 |
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・文化遺産とは:人類が創造した歴史と文化の証 ・自然遺産とは:地球が創造した自然の驚異 |
イタリア旅行で外せない!感動の世界遺産7選
数あるイタリアの世界遺産の中でも、筆者が特におすすめしたい7か所をご紹介!
この7か所は、歴史・芸術・宗教・自然など、イタリアの多様な魅力が凝縮された、世界的にも有名な観光地となっています。
イタリアで世界遺産巡りをするなら、必見ですよ!
1. ローマ歴史地区 (コロッセオを含む)
2. サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院
3. フィレンツェ歴史地区
4. ヴェネツィアとその潟
5. アルベロベッロのトゥルッリ
6. ポンペイ、エルコラーノおよびトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域
7. ドロミーティ
1. ローマ歴史地区 (コロッセオを含む)

古代ローマの息吹を今に伝える遺跡群
ローマ歴史地区は、ローマとバチカン市国にまたがる、まさに「永遠の都」の歴史を凝縮した場所。紀元前8世紀頃の建国から帝国へと発展を遂げたローマの歴史が息づいており、特にパクス・ロマーナ(ローマの平和)時代の繁栄が見どころです。
かつて政治・経済・文化の中心として栄えたこの地では、「フォロ・ロマーノ」が市民生活の舞台、「コロッセオ」は剣闘士たちの熱狂の舞台でした。これらの遺跡群は、帝国の滅亡とキリスト教の隆盛という壮大な歴史絵巻を今に伝えています。
かつてカトリック教会の中心地であった「サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂」も、この地区を語る上で欠かせない存在です。
ローマ歴史地区の主要スポットは、次の7か所です!
✅ コロッセオ:約5万人を収容した巨大な円形闘技場。剣闘士の戦いや猛獣との死闘が繰り広げられた場所
✅ フォロ・ロマーノ:古代ローマの政治、経済、宗教の中心地。クーリアや神殿、バシリカなどの遺跡が点在
✅ コンスタンティヌスの凱旋門:コンスタンティヌス帝の勝利を記念して建てられた、ローマ最大の凱旋門
✅ サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂: 「ローマ、そして世界の聖堂の母」と称される、初期キリスト教の重要な聖堂
✅ サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂:雪の奇跡の伝説を持つ、ローマ四大聖堂の一つ
✅ サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂:聖パウロ殉教の地に建てられた、ローマ四大聖堂の一つ
✅ バチカン市国:サン・ピエトロ大聖堂、ヴァチカン宮殿、ヴァチカン美術館など、ヴァチカン市国内の主要な建造物群
世界遺産登録情報
登録名称 | ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂 |
英名 | Historic Centre of Rome, the Properties of the Holy See in that City Enjoying Extraterritorial Rights and San Paolo Fuori le Mura |
登録年 | 1980年・1990年 |
分類 | 文化遺産 |
所在地 | ローマ |
アクセス | コロッセオ:地下鉄B線コロッセオ駅より徒歩約1分 |
ベストシーズン | 春(3月〜5月)と秋(9月〜11月) |
首都ローマの歴史や魅力を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
関連記事:イタリアの首都ローマ|悠久の歴史や人気観光スポットを紹介
2. サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院

ルネサンスの至宝『最後の晩餐』を体感
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とそれに隣接するドメニコ会修道院は、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作『最後の晩餐』を所蔵することで世界的に知られています。
この教会と修道院は、芸術と歴史が融合した貴重な文化遺産として、1980年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
筆者がおすすめしたい見どころは、次の4点です!
✅ 『最後の晩餐』: 一番の見どころは、ダ・ヴィンチが描いた不朽の名作『最後の晩餐』。キリストと十二使徒の心理描写が見事に表現されている。鑑賞は人数制限があり、事前予約が必須
✅ サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会:ルネサンス様式の美しい建築は、内部の装飾も見事。『最後の晩餐』と合わせて見学することで、ルネサンス文化をより深く理解することができる
✅ ドメニコ会修道院: 教会に隣接する修道院は、歴史を感じさせる静かで落ち着いた空間。回廊など、ブラマンテによるルネサンス様式の建築も見どころ
✅ レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館:教会から徒歩圏内にあり、ダ・ヴィンチの科学技術に関する業績を紹介する博物館。『最後の晩餐』と合わせて訪れることで、ダ・ヴィンチの多才な才能に触れることができる
世界遺産登録情報
登録名称 | レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院 |
英名 | Church and Dominican Convent of Santa Maria delle Grazie with “The Last Supper” by Leonardo da Vinci |
登録年 | 1980年 |
分類 | 文化遺産 |
所在地 | ミラノ |
アクセス | ミラノ・マルペンサ空港からカナルド駅まで、列車で約45分。その後徒歩約10分。 |
ベストシーズン | 5月〜9月(8月を除く) |
ミラノ旅行の魅力を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
関連記事:イタリア・ミラノおすすめ観光地10選&王道モデルコース
3. フィレンツェ歴史地区

ルネサンスの面影が残る「屋根のない美術館」
フィレンツェ歴史地区は、ルネサンス文化発祥の地として、その華麗な面影を今に伝える重要な場所です。
美しい街並みは「屋根のない美術館」と称されるほど。石畳や赤レンガの屋根、歴史的な建造物が続く景観は、訪れる人をルネサンス時代へと誘います。
世界遺産に選ばれた大きな理由は、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェリなど、数々の天才芸術家たちがこの地で活躍し、後世に残る傑作を生み出したこと。
筆者がおすすめしたい見どころは、次の5つです!
✅ サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ):ブルネレスキ設計の巨大クーポラは圧巻。ジョットの鐘楼からの眺望も素晴らしく、隣接するサン・ジョヴァンニ洗礼堂のブロンズ扉も見逃せない
✅ ウフィツィ美術館:ルネサンス絵画の宝庫。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」「春」は必見。事前予約がおすすめ
✅ ヴェッキオ橋:アルノ川最古の橋。宝石店が並び、夕暮れ時はロマンチックな雰囲気
✅ヴェッキオ宮殿:シニョーリア広場に面し、ウフィツィ美術館に隣接。壮麗な内装とヴァザーリの回廊が見どころ
✅ ピッティ宮殿とボーボリ庭園:アルノ川対岸のピッティ宮殿は、広大なボーボリ庭園と繋がっている。庭園散策がおすすめ
世界遺産登録情報
登録名称 | フィレンツェ歴史地区 |
英名 | Historic Centre of Florence |
登録年 | 1982年 |
分類 | 文化遺産 |
所在地 | フィレンツェ |
アクセス | ローマから:特急列車で約2時間 |
ベストシーズン | 春と秋(特に4月と10月) |
4. ヴェネツィアとその潟

橋と運河が織りなす、水の都の絶景
ヴェネツィアとその潟は、独特の景観とその歴史的価値から世界遺産に登録されています。
5世紀にアドリア海の潟に築かれて以来、自然環境と共存するために「杭と石で都市基盤を築く」という独自の工法で発展。東西貿易の中継地として栄え、「アドリア海の女王」と称されるようになりました。
運河と橋が織りなす水上迷宮のような街並みは、ロマネスク・ゴシック・イスラムなど、多様な文化の影響を受けた建築物が混在し、他に類をみない文化的価値を有しています。
筆者がおすすめしたい見どころは、次の5つです!
✅ サン・マルコ広場:ナポレオンが「世界一美しい」と称えた広場。サン・マルコ寺院の装飾は必見。カフェでゆったり過ごすのもおすすめ
✅ カナル・グランデ(大運河):ヴェネツィアをS字に流れる大運河。ヴァポレットやゴンドラで両岸の歴史的建造物を眺めるのがおすすめ。夕暮れ時は特にロマンチック
✅ リアルト橋:カナル・グランデで最も有名な橋。商店が並び活気があり、橋からの眺めも素晴らしい
✅ ゴンドラ遊覧:ヴェネツィアならではの体験。水上からの街並みは格別
✅ ドゥカーレ宮殿:ヴェネツィア共和国の総督邸兼政庁。豪華な内装やため息橋など、歴史を感じる見どころが多い
世界遺産登録情報
登録名称 | ヴェネツィアとその潟 |
英名 | Venice and its Lagoon |
登録年 | 1987年 |
分類 | 文化遺産 |
所在地 | ベネチア |
アクセス | ・ローマから:特急列車で約5時間30分・フィレンツェ、ミラノから:特急列車で約3時間 |
ベストシーズン | 春と秋(特に4月と10月) |
5. アルベロベッロのトゥルッリ

とんがり屋根が織りなす、おとぎの国の風景
南イタリア、プーリア州アルベロベッロに広がるのは、白い壁と円錐形の屋根を持つ独特の住居郡「トゥルッリ」。
このユニークな建築様式は、16世紀頃、農民たちが税を逃れるために屋根を簡単に取り壊せるように工夫したのが始まりと言われています。先史時代から伝わる石積みの技術を受け継ぎ、1996年に世界遺産に登録されました。
1500軒ものトゥルッリが密集する景観は、まるでおとぎ話の世界です。
アルベロベッロには、トゥルッリが密集する2つの地区があり、それぞれ魅力が異なります!
✅ モンティ地区: 観光の中心地。土産物屋やレストランが並び賑やか。トゥルッリ様式のサン・アントニオ教会は必見。屋上テラスからの眺めもおすすめ。
✅ アイア・ピッコラ地区:モンティ地区より静かで落ち着いた雰囲気。生活感あふれるトゥルッリが多く、地元の人々の暮らしを垣間見れる。ゆっくり散策したい方におすすめ。
世界遺産登録情報
登録名称 | アルベロベッロのトゥルッリ |
英名 | The Trulli of Alberobello |
登録年 | 1996年 |
分類 | 文化遺産 |
所在地 | アルベロベッロ |
アクセス | バーリから私鉄で約1時間30分 |
ベストシーズン | 春(3〜5月)と秋(9〜11月) |
6. ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域

火山が閉じ込めた都市の姿
ポンペイ、へルクラネウム、トッレ・アンヌンツィアータの遺跡群は、西暦79年のヴェスヴィオ火山の大噴火によって一瞬にして埋没した古代ローマ都市の姿を今に伝える、貴重な世界遺産です。
火砕流と火山灰によって保存された街並みは、まるでタイムカプセルのように当時の生活様式を鮮やかに蘇らせます。
これらの遺跡が世界遺産に選ばれたのは、噴火によって都市がほぼ完全に保存され、当時の社会、文化、生活様式を詳細に知ることができるからです。
都市計画、建築、芸術、日常生活に至るまで、古代ローマ帝国の反映を目の当たりにできる、貴重な文化遺産となっています。
筆者がおすすめしたい各遺跡の見どころは、次のとおりです!
✅ ポンペイ遺跡:商業都市の面影を残す広大な遺跡。フォロ(公共広場)、神殿、浴場、住居など、当時の生活を垣間見れます。壁画が残る邸宅や石膏像は必見
✅ ヘルクラネウム遺跡:裕福層の街で、保存状態が非常に良好。モザイク画や炭化した家具など、当時の生活をより詳細に知ることができる
✅ トッレ・アンヌンツィアータ(オプロンティスのヴィラ):皇帝ネロの妻ポッパエアが所有したとされる別荘の遺跡。美しいフレスコ画、特に静物画やクジャクの絵は見応えがある
世界遺産登録情報
登録名称 | ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域 |
英名 | Archaeological Areas of Pompei, Herculaneum and Torre Annunziata |
登録年 | 1997年 |
分類 | 文化遺産 |
所在地 | カンパニア州(イタリア南部) |
アクセス | ナポリから私鉄で約45分、国鉄で約25分 |
ベストシーズン | 4月〜6月、9月〜11月 |
7. ドロミーティ

天空にそびえる白い峰々
イタリア北東部に位置するドロミーティは、3,000m級の山々が連なる壮大な山岳地帯です。その独特な景観から「ドロミーティ」の名で広く知られ、ヨーロッパ有数の景勝地として世界中の人々を魅了しています。
ドロミーティが世界遺産に選ばれた理由は、その特異な景観美と地質学的な重要性にあります。ドロマイト(苦灰石)でできた白い山々は、尖った峰々、垂直の壁、氷河が削った谷など、変化に富んだ地形を作り出し、他に類を見ない自然美として高く評価されています。
筆者がおすすめしたい、見どころとアクティビティは次の5つです!
✅ トレ・チーメ:ドロミーティの象徴的な三つの峰。整備されたハイキングコースで迫力を間近に。高山植物が咲く時期は特に絶景
✅ カレッツァ湖:エメラルドグリーンの湖面に山々が映る神秘的な湖。湖畔の散策は心癒されるひととき
✅ ミズリーナ湖:「ドロミーティの真珠」と称される美しい湖。湖面に映る山々はまるで絵画のよう。湖畔のホテル滞在もおすすめ
✅ ヴィア・フェラータ:ドロミーティ特有の登山方法。ワイヤーや梯子で岩壁を登るスリル満点のアクティビティ。初心者向けコースもある
✅ ロープウェイとリフト:手軽に高所へアクセス可能。山頂からの眺望は素晴らしく、天候によってはオーストリアのアルプスまで見渡せる
世界遺産登録情報
登録名称 | ドロミーティ |
英名 | The Dolomites |
登録年 | 2009年 |
分類 | 自然遺産 |
所在地 | ヴェネト州、トレンティーノ=アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州にまたがる山岳地帯 |
アクセス | ベネチアからコルティナ・ダンペッツォまでバスで約2時間30分 |
ベストシーズン | 6月〜8月(夏) |
イタリア世界遺産モデルコース

今回ご紹介した7か所の世界遺産を巡るモデルコースを2種類ご紹介します!
・モデルコース1:主要都市周遊(ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ヴェネツィア)
・モデルコース2:イタリア周遊(上記4都市+アルベロベッロ、ポンペイ周辺、ドロミティ)
モデルコース1:イタリア主要都市周遊(7日間)
このコースでは、鉄道移動を中心に主要都市の世界遺産を効率よく巡ります。
1日目(ローマ) | ローマに到着。ホテルに荷物を預け、コロッセオ、フォロ・ロマーノなどローマ歴史地区を観光。 |
2日目(ローマ) | バチカン市国(サン・ピエトロ大聖堂、バチカン美術館)を見学。 |
3日目(フィレンツェ) | ・午前:ローマからフィレンツェへ鉄道で移動 ・午後:ウフィツィ美術館、ヴェッキオ橋などを見学 |
4日目(フィレンツェ) | ・午前:ドゥオーモ、ジョットの鐘楼などを見学 ・午後:ピッティ宮殿、ボーボリ庭園などを散策 |
5日目(ベネチア) | ・午前:フィレンツェからヴェネツィアへ鉄道で移動 ・午後:サン・マルコ広場、リアルト橋などを散策 |
6日目(ミラノ) | ・午前:ヴェネツィアからミラノへ鉄道で移動 ・午後:ドゥオーモ、ガレリアなどを散策 |
7日目(ミラノ) | ・午前:「最後の晩餐」を見学(要予約) ・午後:ミラノ市内を散策後、空港へ移動し帰国 |
モデルコース2:イタリア周遊(14日間)
このコースでは、上記4都市に加え、南イタリアのアルベロベッロとポンペイ周辺、そして北部のドロミティまで足を伸ばします。
1〜7日目 | モデルコース1と同じ |
8日目(ナポリ) | ・午前:ミラノからナポリへ鉄道で移動 ・午後:ポンペイ遺跡を見学 |
9日目(アルベロベッロ) | ・午前:エルコラーノなどポンペイ周辺を観光 ・午後:ナポリまたはバーリからアルベロベッロへバスで移動 |
10日目(アルベロベッロ) | ・午前:アルベロベッロを観光 ・午後:アルベロベッロからバーリへバスで戻り、その後ボローニャまで鉄道で移動。ボローニャで一泊 |
11日目(移動日) | ボローニャからドロミーティへ、バスまたはレンタカーで移動。ドロミティの拠点となる町(ボルツァーノなど)に宿泊。 |
12〜13日目(ドロミーティ) | ドロミーティ各地を観光。トレ・チーメ、ブラーイエス湖などを訪れる。ハイキングやトレッキングもおすすめ。 |
14日目(帰国) | ドロミーティからヴェネツィアまたはミラノの空港へ移動し、帰国 |
これらのモデルコースはあくまでも一例なので、ご自身の日程や気になる世界遺産に合わせて自由にアレンジしてくださいね!
1週間や2週間のイタリア旅行費用が気になる方は、こちらの記事をご覧ください!
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イタリアの世界遺産の一覧表
イタリアの世界遺産60件(文化遺産54件、自然遺産6件)を一覧表にまとめました。
世界遺産名 | 登録年 | 種類 |
---|---|---|
ヴァルカモニカの岩絵群 | 1979年 | 文化遺産 |
ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂 | 1980年、1990年 | 文化遺産 |
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院 | 1980年 | 文化遺産 |
フィレンツェ歴史地区 | 1982年 | 文化遺産 |
ヴェネツィアとその潟 | 1987年 | 文化遺産 |
ピサのドゥオモ広場 | 1987年 | 文化遺産 |
サン・ジミニャーノ歴史地区 | 1990年 | 文化遺産 |
マテーラの洞窟住居と岩窟教会公園 | 1993年 | 文化遺産 |
ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群 | 1994年、1996年 | 文化遺産 |
フェッラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯 | 1995年、1999年 | 文化遺産 |
シエナ歴史地区 | 1995年 | 文化遺産 |
ナポリ歴史地区 | 1995年 | 文化遺産 |
クレスピ・ダッダ | 1995年 | 文化遺産 |
デル・モンテ城 | 1996年 | 文化遺産 |
アルベロベッロのトゥルッリ | 1996年 | 文化遺産 |
ラヴェンナの初期キリスト教建築物群 | 1996年 | 文化遺産 |
ピエンツァ市街の歴史地区 | 1996年 | 文化遺産 |
カゼルタの18世紀の王宮と公園、ヴァンヴィテッリの水道橋とサン・レウチョ邸宅群 | 1997年 | 文化遺産 |
サヴォイア王家の王宮群 | 1997年 | 文化遺産 |
パドヴァの植物園(オルト・ボタニコ) | 1997年 | 文化遺産 |
ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレ及び小島群(パルマリア、ティーノ及びティネット島) | 1997年 | 文化遺産 |
モデナの大聖堂、トッレ・チヴィカ及びグランデ広場 | 1997年 | 文化遺産 |
ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域 | 1997年 | 文化遺産 |
アマルフィ海岸 | 1997年 | 文化遺産 |
アグリジェントの遺跡地域 | 1997年 | 文化遺産 |
ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ | 1997年 | 文化遺産 |
スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ | 1997年 | 文化遺産 |
アクイレイアの遺跡地域と総主教聖堂バシリカ | 1998年 | 文化遺産 |
ウルビーノ歴史地区 | 1998年 | 文化遺産 |
パエストゥムとヴェリアの古代遺跡群を含むチレントとディアノ渓谷国立公園とパドゥーラのカルトゥジオ修道院 | 1998年 | 文化遺産 |
ヴィッラ・アドリアーナ(ティヴォリ) | 1999年 | 文化遺産 |
ヴェローナ市 | 2000年 | 文化遺産 |
エオリア諸島 | 2000年 | 自然遺産 |
アッシージ、聖フランチェスコ聖堂と関連遺跡群 | 2000年 | 文化遺産 |
ティヴォリのエステ家別荘 | 2001年 | 文化遺産 |
ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々(シチリア島南東部) | 2002年 | 文化遺産 |
サン・ジョルジオ山 | 2003年、2010年 | 自然遺産 |
ピエモンテとロンバルディアのサクリ・モンティ | 2003年 | 文化遺産 |
オルチア渓谷 | 2004年 | 文化遺産 |
チェルヴェテリとタルキニアのエトルリア古代都市群 | 2004年 | 文化遺産 |
シラクーザとパンタリカの岩壁墓地遺跡 | 2005年 | 文化遺産 |
ジェノヴァ:レ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度 | 2006年 | 文化遺産 |
マントヴァとサッビオネータ | 2008年 | 文化遺産 |
レーティシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観 | 2008年 | 文化遺産 |
ドロミーティ | 2009年 | 自然遺産 |
イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡(568-774年) | 2011年 | 文化遺産 |
アルプス山系の先史時代杭上住居跡群 | 2011年 | 文化遺産 |
トスカナ地方のメディチ家の別荘と庭園群 | 2013年 | 文化遺産 |
エトナ山 | 2013年 | 自然遺産 |
ピエモンテの葡萄畑景観:ランゲ・ロエロ・モンフェッラート | 2014年 | 文化遺産 |
アラブ-ノルマン様式のパレルモおよびチェファルとモンレアーレの大聖堂 | 2015年 | 文化遺産 |
16~17世紀におけるヴェネツィア共和国防衛施設群:スタート・ダ・テーラと西スタート・ダ・マル | 2017年 | 文化遺産 |
20世紀の産業都市イヴレーア | 2018年 | 文化遺産 |
コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコの丘 | 2019年 | 文化遺産 |
14世紀パドヴァのフレスコ画 | 2021年 | 文化遺産 |
ボローニャのポルティコ群 | 2021年 | 文化遺産 |
ヨーロッパの大温泉都市群 | 2021年 | 文化遺産 |
カルパティア山脈と欧州各地のブナ原生林 | 2007年、2011年、2017年、2021年拡張 | 自然遺産 |
アペニン山脈北部の蒸発岩カルストと洞窟群 | 2023年 | 自然遺産 |
レジーナ・ヴィアルム(街道の女王) | 2024年 | 文化遺産 |
サンマリノ歴史地区とティターノ山 | 2024年 | 文化遺産 |
さあ、イタリアの世界遺産巡りの旅に出よう!

イタリアの世界遺産に焦点を当てて、イタリアに世界遺産が多い理由や、筆者がおすすめしたい7か所の世界遺産、その巡り方など、情報盛りだくさんでお届けしました!
イタリアの世界遺産は、その豊かな歴史と文化、そして自然の美しさを今に伝える貴重な宝物です。
ぜひ、この機会にイタリアを訪れ、世界遺産の数々を巡る感動的な旅に出かけてみてはいかがでしょうか?
イタリア旅行に役立つHolaflyブログをまとめましたので、旅のご準備にご活用ください!
イタリア旅行に便利なHolaflyブログ記事 |
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・イタリア旅行の持ち物!チェックリスト付き ・イタリアの気候は日本と同じ!? ベストシーズンと最適な服装 ・イタリア旅行の服装は? 季節別のおすすめや注意点を徹底解説 |
イタリアの世界遺産に関するよくある質問
イタリアで有名な世界遺産は?
イタリアで特に有名な世界遺産は、古代ローマの遺跡群が広がるローマ歴史地区、ルネサンス文化の中心だったフィレンツェ歴史地区、水上都市ヴェネツィアとその潟、ピサの斜塔で有名なピサのドゥオモ広場です。
イタリアの世界遺産ベスト3は?
イタリアの世界遺産のベスト3を挙げるとすれば、ローマ歴史地区、フィレンツェ歴史地区、ヴェネツィアとその潟と言えるでしょう。これらは歴史、文化、景観において非常に重要な価値を持ち、世界中の観光客を魅了しています。
イタリアには全部でいくつ世界遺産がある?
イタリアは世界で最も多くの世界遺産を持つ国です。2025年4月現在、60件の世界遺産が登録されています。内訳は、文化遺産が54件、自然遺産が6件です。