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デジタルノマドへの道 日本人におすすめの国と必須準備ガイド

デジタルノマドとして海外で働くなら、どの国がおすすめ?日本人が滞在しやすい国やビザ情報、家賃相場、インターネット速度など、働きやすい環境を徹底解説!

リモートワークが浸透するなか、働き方は多様化しています。

とくに近年、働きながら世界を旅する人が増え続けており、2022年時点では3,500万人にも達しています。

日本でも2024年4月1日から、外国人向けにリモートワーク専用のビザ制度が開始されました。

今回の記事では、日本人が旅しながら働く場所として滞在しやすい国の候補をいくつかまとめました。

快適な環境で仕事をしながら、新しい文化や経験を得られる「デジタルノマド」というライフスタイルにチャレンジしてみましょう。


羽田空港の出発ロビーで、大きなガラス窓越しに滑走路を見ている人々のシルエット。背景には青空と飛行機が見え、床には反射が映り込んでいる。

デジタルノマドの市場規模

デジタルノマドとは、「携帯・パソコン・インターネットを活用して仕事をしながら旅を続ける生活スタイルの人々」と定義されています(参考:デジタルノマド協会)。

ノマド(nomad)とはフランス語で「遊牧民」を指し、転じて場所にとらわれないで働く人を表すのに使われています。

世界のデジタルノマドは2022年時点で3,500万人に達し、7,870億ドル(約118兆円)の経済効果を生み出しました。

2023年時点では、約37万人の日本人デジタルノマドが世界で活躍しています(参考:Photo AiD)。

職種は、マーケティングやクリエイティブ、IT関連などがあります。

コロナ禍でリモートワークが一般化したことが、市場拡大の理由の一つです。

また、通信環境とデバイスの進化に加え若い世代の新しい働き方への志向も、市場拡大の後押しになりました。


日本人のデジタルノマドが滞在しやすい国

日本のデジタルノマドに向けた実用的な情報を提供するため、Holaflyは最適な国について詳細な分析を行いました。

本調査では、家賃の相場、日本からの近さ、生活のしやすさといった重要な要素を考慮しています。

これらの基準に基づき、日本のデジタルノマドに適した国々を以下に紹介します。

「【日本人のデジタルノマド向け】家賃価格順に見る滞在しやすい国」というタイトルの情報グラフィック。家賃の高さから低さを示す漏斗型のイラストが中央に配置されており、それぞれの段階に国旗と国名が対応している。

日本国籍保持者であれば、ビザなしで15〜180日滞在できる国も多いため、まずは短期滞在で実際の生活を体験してみるのもおすすめです。

それぞれの国や地域の特徴を理解し、「自分に適した環境かどうか」「仕事しやすいかどうか」を検討しましょう。

また、Speedtest Global Indexのランキングをもとに、デジタルノマドにとって重要なポイントとなる、インターネット速度についても国ごとにまとめています。


インドネシア バリ島

バリ島はデジタルノマドに理想的な環境で、とくにチャングーとウブドが人気スポットです。

チャングーは世界中からサーファーが集まるエリアで、ウブドはヨガの聖地として知られる自然に囲まれた環境です。

デジタルノマド向けに「E33Gビザ」を発給しており、1年の滞在が可能になります。

バリ島の働きやすさや過ごしやすさについて、以下の表にまとめました。

働きやすさ・コワーキングスペースの充実
・コリビングスペースの多さ
・国際交流の機会が豊富
過ごしやすさ・オーガニック料理やヴィーガンメニューなどの健康的な食事が手軽に利用可能
1か月の平均家賃500万~700万ルピア(約45,000円~63,000円)
インターネット速度(固定ブロードバンド)32.05Mbps(118位)

フィリピン セブ島

セブ島はデジタルノマドが働く環境が整備されています。

陽気で親切な人が多く、とくに子どもに対して優しいため、家族での移住にも適しています。

デジタルノマドビザの発給は発表されてはいるものの、2024年12月現在はまだ開始されていません。

働きやすさ・都市部では高速インターネットが利用でき、公共Wi-Fiも多い
過ごしやすさ・年間を通じて25~32度の温暖な気候
・物価が安く生活費を抑えられる ・英語が第二言語であり、コミュニケーションがとりやすい
1か月の平均家賃
16,000ペソ~22,000ペソ(約40,000円~60,000円)
インターネット速度(固定ブロードバンド)93.68Mbps(55位)

台湾

台湾は日本からも近く、働きやすさと過ごしやすさの両面でデジタルノマドに人気がある国です。

2025年1月からはデジタルノマドビザの発給が開始されることになり、ますます多くの旅人が訪れるようになるでしょう。

働きやすさ・日本との時差が1時間のみ
・LOUISA COFFEEなどのカフェチェーンでの安定した通信速度
・コワーキングスペースが豊富 ・デジタルノマドビザにより、1回につき最長6ヶ月の滞在が可能
過ごしやすさ・台湾人は穏やかな人が多くコミュニケーションがスムーズ
・治安が良好で夜間も安心
・バスやタクシーなどの交通費が割安
・夜市や自助餐(定食屋のビュッフェ)でリーズナブルな食事が可能
1か月の平均家賃14,000元~25,000元(約63,000円~112,500円)
インターネット速度(固定ブロードバンド)217.30Mbps (16位)

ポルトガル

ポルトガルの首都リスボンは、世界のデジタルノマドランキングでつねに上位に入る人気の滞在先です。

2022年10月からデジタルノマドビザが導入され、申請が通れば2年間の滞在が可能で、さらに続けて3年間の更新もできます。

働きやすさ・コワーキングスペースやカフェが充実しており高速インターネット完備
・世界中のリモートワーカーとの交流機会が豊富
・英語でのコミュニケーションがスムーズ
過ごしやすさ・地中海性気候で年間を通じて温暖で真冬の最高気温が15度程度
・西ヨーロッパの主要都市と比べて生活費が安価・月額1,200ユーロ~1,900ユーロで快適な生活が可能
・新鮮なシーフードやポルトガル料理を手頃な価格で食べられる
1か月の平均家賃郊外:€500〜€700(約7.5万円〜10.5万円)
インターネット速度(固定ブロードバンド)195.90Mbps(22位)

ジョージア

ジョージアは首都トビリシを中心に世界中のデジタルノマドが集まります。

温泉好きなデジタルノマドにとって、魅力的な滞在先です。

デジタルノマドビザは導入されていませんが、1年以内のビザなし滞在ができ、活動内容も問われないことから事業を興すこともできます。

働きやすさ・日本国籍保持者は1年間ビザなし滞在が可能 ・カフェに安定したWi-Fi環境を完備
過ごしやすさ・四季があり年間を通じて温暖 ・月10万円程度のリーズナブルな生活費 ・周辺に果物の木々が生い茂る穏やかな景観 ・硫黄系温泉あり
1か月の平均家賃317~500USD(約50,000円~75,000円)
インターネット速度(固定ブロードバンド)41.65Mbps(111位)

タイ

タイは日本人向けの生活環境が整っている国として、多くのデジタルノマドから高評価を得ている人気の国です。

デジタルノマドのビザが発行されれば、5年間有効のビザで1回180日滞在ができます。

働きやすさ・バンコクのAIS D.CやチェンマイのCAMPなど、100Mbps以上の超高速Wi-Fiが完備されているコワーキングスペースが多数 ・バンコクとチェンマイは「Nomad List」で上位の人気スポット
過ごしやすさ・日本食材店や日本語対応可能な医療機関が多数 ・チェンマイの生活費は月7万~15万円程度
1か月の平均家賃8,000~20,000バーツ(約30,400~76,000円)
インターネット速度(固定ブロードバンド)237.85Mbps(9位)

マレーシア

マレーシアは時差も少なく、日本製品も充実しているのがメリットです。

デジタルノマド・パスは2022年10月から導入されていますが、2024年6月にはIT分野以外にも対象範囲が広がりました。

家族同伴(配偶者・子供)も可能で、最長2年の滞在が可能です。

働きやすさ・日本との時差が1時間のみ ・年収2万4,000ドル以上なら、デジタルノマド・パスで最長2年間滞在可能
過ごしやすさ・物価が日本の2分の1から3分の1程度 ・日系スーパー・ユニクロ・無印良品など日本の商品が入手可能 ・治安が良好
1か月の平均家賃1,300~2,500RM(3.9万~7.5万円)
インターネット速度(固定ブロードバンド)118.02Mbps(44位)

スペイン

スペインでは2023年からデジタルノマドビザが導入されました。

申請が受理されれば初回は12ヶ月の滞在ができ、その後最大5年間の延長も可能です。

世界的に見ても平均寿命が長い国であり、暮らしやすさが特徴です。

働きやすさ・5G網の整備による充実したモバイルワーク環境 ・月収がスペインの最低賃金の2倍以上なら、デジタルノマドビザで最長5年間の滞在が可能
過ごしやすさ・シエスタ文化による独自のワークライフバランス ・年間を通じて温暖で、南部の町マラガでは年間300日以上が晴天
1か月の平均家賃バルセロナ:350~500ユーロ
(約56,947円~81,353円)
マドリッド:400~1,000ユーロ
( 約65,082円~162,705円)
インターネット速度(固定ブロードバンド)229.46Mbps(11位)

マルタ島

マルタ島は地中海に浮かぶ小さな島国です。

シェンゲン協定加盟国であるため、90日以内の旅行ならマルタを拠点にEU圏内を自由に移動できるのも、日本旅券所有者にとっては大きなメリットです。

働きやすさ・国全体で高速インターネットと5Gネットワークを整備 ・スタイリッシュなコワーキングスペースが充実 ・総年収が42,000ユーロ以上なら、デジタルノマドビザで1年間の滞在が可能(更新も可)
過ごしやすさ・年間300日以上が晴天で、美しいビーチとリラックスした地中海式の生活 ・英語が公用語でコミュニケーションがとりやすい
1か月の平均家賃€600~€700(約72,000円~105,000円)
インターネット速度(固定ブロードバンド)137.15Mbps(39位)

韓国

韓国では2024年1月からデジタルノマドビザが導入され、韓国政府は地方経済の活性化に期待を寄せています。

ビザが発行されれば、最長2年間の滞在ができます。

働きやすさ・世界最高水準の高速インターネットと5Gネットワークを国全体で整備 ・Wi-Fiや電源を完備した公共スペースが多数 ・年収8,496万ウォン(2022年基準)以上ならデジタルノマドビザで最長2年間の滞在が可能
過ごしやすさ・日本と文化的な共通点が多数で日本人に馴染みやすい環境
1か月の平均家賃(ソウル)76万~101万5,000ウォン(約7.6万円~10.1万円)
インターネット速度(固定ブロードバンド)175.18Mbps(29位)

デジタルノマドが海外に行くときに押さえたい5つのポイント

デジタルノマドが海外に行くときに押さえたい5つのポイントは、以下のとおりです。

デジタルノマドが海外に行くときに押さえたい5つのポイントを説明するイラスト付きのチェックリスト。「1. ビザの取得」、「2. セキュリティ対策」、「3. eSIM」、「4. 医療保険の利用」、「5. ワークスペースの確保」と、各項目に対応するアイコンが描かれている。

どのようなポイントがあるかをあらかじめ押さえ、十分な事前準備を整えてから渡航しましょう。


1. ビザの取得

デジタルノマドとして海外で活動するには、各国で定められた要件を満たし、ビザを取得する必要があります。

デジタルノマドビザの取得では 以下のようなことがよく条件とされています。

要件概要
収入安定した収入が必要。滞在国の最低または平均収入の2倍以上が条件とされることが多い。
就業形態海外企業に所属またはフリーランスである。雇用証明書やプロジェクトの契約書が必要。
医療保険への加入滞在国が提供する医療保険の加入。保険料も定められることもある。

ビザは申請者本人だけでなく配偶者や子供にも適用され、家族全員が同じ条件で海外での生活を送れます。

デジタルノマドビザを導入している国は年々増加しているため、各国の在外公館や公式サイトで最新情報を確認しましょう。


2. セキュリティ対策

インターネット経由の業務が多いデジタルノマドにとって、セキュリティ対策は生命線となる重要なポイントです。

セキュリティリスクを軽減するためには、以下の対策が必要不可欠です。

渡航前にどのようなセキュリティ対策を講じるか検討し、個人情報や重要データの漏えいリスクを最小化しましょう。

「セキュリティ対策」をテーマにしたイラスト付きの情報画像。VPN、セキュリティソフト、ネットワークの3つの項目が紹介されている。

3. eSIM

eSIMは、旅行中でも携帯電話の接続を維持できる便利なサービスです。

ウェブサイト上で簡単に契約ができるため、移動が多いライフスタイルに最適です。

安定した接続が可能で、忙しいスケジュールの中でも効率よく作業を進められます。

eSIMを利用すれば、物理的なSIMカードの入れ替えやプロバイダーの切り替えなどの煩雑な手続きを避けられます。

eSIMは複数の国で利用可能で、なかにはアジア向けeSIMのように無制限データを提供し、地域全体をカバーするプランもあります。


4. 医療保険の利用

海外での医療費は日本と比較して非常に高額になる場合があり、適切な医療保険への加入が不可欠です。

デジタルノマドのビザの発給においても、医療保険の加入が条件になっている場合が多いです。

90日以内の短期滞在ならクレジットカード付帯の海外旅行保険が活用できます。

長期滞在の場合は、World NomadsやSafety Wingなどのデジタルノマド専用保険への加入がおすすめです。

たとえば、Safety Wingは月額56ドル程度で最大25万ドルの補償があり、世界180か国以上で利用が可能です。


5. ワークスペースの確保

デジタルノマドとして快適に働くには、仕事の質に直接影響を与えるワークスペースを整えることが重要です。

30Mbps以上の安定したインターネット通信環境が整っており、周囲の騒音の少ないワークスペースがおすすめです。

飲み物が持ち込めるか、また、カフェなどを利用する場合は電源コンセントがあるかどうかも事前に確認しておきましょう。


デジタルノマドとして世界中の魅力的な環境下で働こう

デジタルノマドの市場規模は2022年時点で世界全体で3,500万人に達し、約118兆円の経済効果を生み出しています。

ビザの条件やコワーキングスペースの充実度などを確認しながら、滞在国を選びましょう。

日本からの距離や言語環境の他、食事や治安の面でも考慮しておくと良いです。

デジタルノマドとして世界中の魅力的な生活・仕事環境を見つけ、好きな場所で自由に働きましょう。


Sasha Kiyokawa

Sasha Kiyokawa

JA SEO Content Writer

HolaflyでSEOコンテンツライターとして、日本語でeSIMに関する旅の情報を発信しています。カナダでデジタルマーケティングを学び、IT企業での経験を通じて、柔軟でクリエイティブな視点を育ててきました。現在は、その視点を活かし、読者に役立つ魅力的なコンテンツ制作に励んでいます。これまでに訪れた国は、カナダ、アメリカ、ハワイ、グアム、タヒチ、オーストラリア、韓国など。旅先で得たリアルな体験を基に、皆さんの旅のヒントとして役立てていただけたら嬉しいです! As an SEO Content Writer at Holafly, I share clear and engaging travel information about eSIMs in Japanese. I studied digital marketing in Canada and built a flexible and creative perspective through my experience working in IT companies. Now, I use that perspective to create valuable and captivating content for readers. I've traveled to countries like Canada, the United States, Hawaii, Guam, Tahiti, Australia, and South Korea. Drawing from my real experiences abroad, I hope to provide helpful travel tips that you can make the most of!

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