海外旅行に変圧器は必要?変換プラグとの違い・選び方を解説
変圧器が必要かは、持参する家電や充電器の対応電圧で判断できます。
海外旅行では、充電器が100〜240Vに対応し、海外でも使用できるものなら、基本的に変圧器は不要です。コンセントの形が違う場合は、変換プラグを用意しましょう。
ただし、100V専用のドライヤーやヘアアイロンは、変圧器があっても海外で使えないことがあります。購入前に、持って行く機器の表示や説明書を確認することが大切です。
この記事では、充電器の表示の見方から、旅行先に合う電源用品の選び方・購入場所まで紹介します。必要なものを一緒に確かめて、旅先での時間を楽しむ準備を進めましょう。
充電の準備と一緒に、海外のネットも。
読者限定|5%OFFクーポンプレゼント
クーポンコード:MYESIMNOW5
海外旅行に変圧器は必要?充電器のINPUT表示で確認
変圧器が必要かどうかは、持って行く機器の対応電圧で判断できます。スマホ・パソコン・カメラは、充電器やACアダプターの「INPUT(入力)」欄を確認しましょう。
変圧器は、コンセントから供給される電圧を変える機器です。日本の電圧は100Vですが、海外では110V・120V・220V・230Vなどが使われています。
| INPUT・対応電圧の表示 | 旅行前にすること |
|---|---|
| 100–240V | 旅行先の電圧が範囲内なら変圧器は不要。説明書の海外使用条件も確認する |
| 100–120V/200–240Vなどの切替式 | 旅行先の電圧に合わせ、説明書どおりに設定する |
| AC100Vのみ | そのまま海外のコンセントにつながず、説明書で海外使用の可否を確認する |
| 表示が読めない・見つからない | 型番からメーカー公式サイトや説明書で調べる |
確認するのは、「OUTPUT」ではなく「INPUT」です。「OUTPUT 5V」などは充電器からスマホ側へ出す電圧なので、旅行先の電圧と比べる数字ではありません。
例えば、Appleの20W USB-C電源アダプターは100〜240Vに対応しています。ただし、別メーカーの充電器などは仕様が異なるため、実際に持って行くものを確認してください。
モバイルバッテリーを充電するときも、接続するUSB充電器のINPUTを確認します。コンセントに直接差し込むタイプは、本体の表示を見てみましょう。
なお、100V専用の家電は、変圧器を使えば必ず海外で使えるわけではありません。購入前に、家電メーカーが変圧器での使用を認めているか確認してください。
変圧器と変換プラグの違い

変圧器は「電圧」を変え、変換プラグは「差し込み口の形」を合わせます。名前は似ていますが、役割は別です。
| 比較する点 | 変圧器 | 変換プラグ |
|---|---|---|
| 役割 | 電圧を変える | プラグの形を合わせる |
| 必要になる条件 | 旅行先の電圧が機器に合わず、メーカーが変圧器での使用を認めている | プラグと現地のコンセントの形が違う |
| 注意点 | 対応機器や容量に制限がある | 電圧は変わらない |
例えば、海外でも使える100〜240V対応の充電器を韓国へ持って行くなら、変圧器は不要です。日本とコンセントの形が違うため、対応する変換プラグを用意します。
両方が必要な場合の接続は、コンセント側から「現地のコンセント→変換プラグ→変圧器→家電」が基本です。変換プラグ一体型などもあるため、実際には製品の説明書に従ってください。
USBポート付きのマルチ変換プラグもありますが、USB充電機能があるからといって、AC差込口の電圧まで変えられるとは限りません。家電をつなぐ前に、製品の仕様を確認しましょう。
国・地域別の電圧と必要な変換プラグ
旅行先の電圧とプラグタイプを確認すると、何を用意すればよいかがわかります。以下は、主な旅行先の目安です。
| 国・地域 | 電圧の目安 | 変換プラグの準備 |
|---|---|---|
| 台湾 | 110V | Aタイプの差込口なら不要 |
| アメリカ・ハワイ | 120V | Aタイプの差込口なら不要 |
| グアム | 110〜120V | Aタイプの差込口なら不要 |
| 韓国 | 220V | C・SEタイプに対応するもの |
| 中国 | 220V | A・Oタイプなど。宿泊先を確認 |
| 香港 | 220V | BFタイプに対応するもの |
| タイ | 220V | A・Cタイプなど。宿泊先を確認 |
| ベトナム | 220V | A・Cタイプなど。宿泊先を確認 |
| フィリピン | 230V | Aタイプの差込口なら不要 |
| シンガポール | 230V | BFタイプに対応するもの |
| オーストラリア | 220〜240V | Oタイプに対応するもの |
| イギリス | 230V | BFタイプに対応するもの |
| フランス・ドイツ | 230V | C・SEタイプに対応するもの |
※同じ国でも、地域や建物によって電圧・コンセントの形が異なる場合があります。表は代表的な例として、宿泊先の案内も確認してください。プラグの名称は、日本の販売店で使われる表記を中心にしています。
プラグが挿せても、そのまま使えるとは限りません。 台湾やアメリカも日本とは電圧が違うため、100V専用の家電は表示を確認せずにつながないようにしましょう。
複数の国を巡るなら、いくつかの形に対応するマルチ変換プラグも便利です。「全世界対応」という商品名だけで選ばず、旅行先のタイプが含まれているか確認してください。
ドライヤーやヘアアイロンは海外旅行でどうする?
まず宿の備え付けや貸し出しを確認し、必要なら海外対応の機種を持って行きましょう。国内用の機種を使うために、変圧器だけを先に買うのは避けてください。
宿の備え付け・貸し出しを確認する
予約ページの設備欄で、ドライヤーがあるか確認しましょう。備え付けがあれば、持参する荷物を減らせます。ヘアアイロンは貸し出しの有無も確認しておくと安心です。記載がなければ宿に問い合わせ、借りられない場合は海外対応の機種を用意します。
持参するなら旅行先の電圧に対応した機種を選ぶ
使い慣れたものを持って行きたい場合は、本体や説明書の対応電圧を確認しましょう。海外対応モデルでも、使用前の設定が必要なものがあります。
- 電圧切替式:旅行先の電圧に合わせて設定する
- コンセントの形が違う場合:機器の消費電力に対応した変換プラグを用意する
- ホテルのシェーバー用コンセント:ドライヤーやヘアアイロンをつながない
国内用の機種は変圧器があっても使えない場合がある
ドライヤーやヘアアイロンは、変圧器の容量が足りていても、海外で使えるとは限りません。
例えば、パナソニックは国内用のAC100V仕様のドライヤーについて、変圧器を使っても電圧が不安定になる場合があり、海外では使用できないと案内しています。
また、消費電力の大きいドライヤーに対応する変圧器は、重くなる場合があります。メーカーが海外使用を認めていない機種は持参せず、宿の設備や海外対応モデルを利用しましょう。
海外旅行用の変圧器の選び方

変圧器が必要な場合は「対応電圧」「対応機器」「容量と使用時間」の3点を確認しましょう。家電メーカーが変圧器での使用を認めていることが前提です。
旅行先の電圧を100Vに下げられるか
日本の100V機器を海外で使う場合は、現地の電圧を100Vに下げる「ダウントランス」を選びます。
パッケージや商品説明で、次の組み合わせを確認してください。
- 入力電圧:旅行先の電圧に対応している
- 出力電圧:使用する機器に必要な100Vになっている
110〜130V地域向けと220〜240V地域向けでは、対応する製品が異なります。「海外用」という表記だけでなく、電圧の数字まで見ておきましょう。
使用する家電に対応した方式か
変圧器には、主にトランス式と電子式があります。軽さや消費電力だけで決めず、使いたい家電が対応機器に含まれているかを確認してください。
| 方式 | 特徴と確認すること |
|---|---|
| トランス式 | 電子機器などに対応する製品があります。容量が大きいほど重くなる傾向があり、対応機器と重量の確認が必要です |
| 電子式 | 対応機器が製品によって異なります。熱器具専用のものは、スマホの充電器や電子制御機能のある美容家電などに使えない場合があります |
「ドライヤーだから電子式で大丈夫」とは判断せず、家電と変圧器、両方の説明書で使用可能か確認しましょう。
容量と連続使用時間に余裕があるか
変圧器には、接続できる機器の消費電力の上限を判断するための「定格容量」があります。ただし、家電の消費電力と同じ数字なら使える、とは限りません。
購入前には、以下を確認しましょう。
- 旅行先の電圧での容量:同じ製品でも、入力電圧によって容量が変わる場合があります
- 使用時間の制限:長時間使うときは、接続できる消費電力が小さくなる場合があります
- 機器ごとの条件:モーターや発熱する部品を含む家電は、より大きな容量が必要な場合があります
例えば、カシムラの製品には、30分以上の連続使用では定格容量の80%以内とするものがあります。必要な余裕は製品によって異なるため、一律に「消費電力の○倍」で選ばず、説明書に従ってください。
判断が難しいときは、家電の型番・消費電力・旅行先・使いたい時間を伝えて、メーカーや販売店に相談すると選びやすくなります。
変圧器や変換プラグはどこで買える?
変圧器は家電量販店やネット通販、変換プラグは家電量販店・ネット通販・一部の100円ショップで購入できます。
相談しながら選びたい方は家電量販店、仕様やサイズを比較したい方はネット通販が便利です。
| 購入先 | 購入前に確認すること |
|---|---|
| ヨドバシカメラなどの家電量販店 | 店舗の在庫と、使いたい家電への対応 |
| Amazon・楽天市場などのネット通販 | 対応電圧・容量・販売元・出発までの配送日 |
| 一部の100円ショップ | 変換プラグの取扱状況・タイプ・定格電圧と電流 |
100円ショップで探すときは、変圧器と変換プラグを取り違えないようにしましょう。プラグの形を変えるだけの製品では、電圧を下げられません。
出発直前に店舗で購入するなら、来店前に在庫を確認しておくとスムーズです。変圧器について相談する場合は、家電の型番や定格表示の写真を用意しておきましょう。
100円ショップでそろえたい方は、ダイソーなどで買える変換プラグも参考にしてください。
海外旅行の充電準備とあわせて、スマホの通信も用意しよう

充電器や変換プラグの準備ができたら、海外でスマホを使うための通信手段も確認しておきましょう。地図検索やお店探しには、Holafly(オラフライ)の海外旅行用eSIMが便利です。
eSIMはスマホにインストールして使うため、Wi-Fiルーターを持ち歩いたり、別に充電したりする必要がありません。
- データ無制限:旅行中の地図検索や翻訳、お店探しに、データ残量を気にせず使えます。
- 24時間サポート:設定や利用中に困ったときに相談できます。
- Always On:利用期間終了後もeSIMを削除せずに残しておけば、対象の国・地域で毎月1GBのバックアップ通信が使えます。
- 再利用できるeSIM:次の旅行では渡航先に合うプランを購入して追加でき、新しいeSIMをインストールする手間を省けます。
購入前に、お使いのスマホがeSIMに対応しているかと、SIMロックが解除されているかを確認しましょう。
長期滞在や頻繁な海外旅行には、世界各地で使える月額制の「Holafly Plans」も選択肢です。
海外旅行用の変圧器に関するよくある質問
旅行用の変圧器は機内に持ち込めますか?
電池を内蔵しない一般的な旅行用変圧器は、通常、機内持ち込みも預け入れも可能です。手荷物のサイズ・重量制限を確認し、電池付きなど仕様が異なる製品は、型番を伝えて利用する航空会社へ確認しましょう。
海外旅行で変圧器を忘れたらどうすればいいですか?
変圧器を忘れたら、まず充電器のINPUT表示を確認しましょう。100〜240V対応で海外使用できるものなら不要です。100V専用の家電は直接つながず、宿に貸し出しや備え付け家電があるか確認してください。



