「Apple Watch」単体で使うには?大手キャリア4社別サービス料金を紹介
Apple watchは、iPhoneがそばになくても単体で使うことができます。Apple Watch専用サービスを提供している国内大手キャリアの各サービス内容と料金を紹介します。
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2023年秋、「Apple Watch Series 9」がリリースされました。これを機に初めてアップルウォッチの購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
購入する前に、Apple Watchで通信・通話等をするための方法を確認しておきましょう。
この記事では、Apple Watchの使い方、単体で使うための方法、国内大手キャリア4社のApple Watch用の通信契約の内容と料金を紹介します。
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Apple Watch(アップルウォッチ)とは?
Apple社による腕時計型デバイス「スマートウォッチ」です。
iPhoneと連携して利用することで時間だけでなく、通話・メッセージの受信や健康管理などができる便利なデバイスです。
Apple Watchには2つの種類があります。
- 「GPSモデル」
- 「セルラーモデル」
GPSモデルは、WiFiまたはiPhoneとのBluetooth経由で機能します。
セルラーモデルは、内蔵されているeSIMを使って、iPhoneと連動させずにモバイル通信ができる仕組みになっており、単独でさまざまな機能が使えます。
つまり、iPhoneが近くになくても、通話やアプリの利用が可能なのはセルラーモデルです。
今回はそんなセルラーモデルの使い方をメインに見ていきます。
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Apple Watchを使う方法
セルラーモデルでもGPSモデルでも、iPhoneの「Watch」アプリからペアリングを行うと、Apple Watchを使えるようになります。
なお、セルラーモデルを単体で使う場合は、ペアリング完了後、再度「Watch」アプリから契約先キャリアへApple Watch専用の通信サービスを申し込む必要があります。
Apple Watch専用の通信サービスは、次の大手キャリア4社がオプションサービスとして提供しています。
◆ ソフトバンク
◆ ドコモ(ahamo)
◆ au
◆ 楽天モバイル
早速以下で、それぞれのサービス内容を見ていきましょう。
ソフトバンク:Apple Watch単体利用向けサービス
ソフトバンクは、Apple Watch単独で通話や通信ができる、オプションサービス「Apple Watchモバイル通信サービス」を提供しています。
料金
現在、「Apple Watchモバイル通信サービス」が4年間基本料無料キャンペーンを実施しています。49か月目から月額385円となります。
利用条件
お使いのiPhoneは次の料金プランやオプションに加入していることが必須です。
「基本プラン(音声)」、「通話基本プラン」、「通話定額基本料」、「通話定額ライト基本料」、「ホワイトプラン」、「ブループラン タイプX / タイプXにねん」、「標準プラン」
利用方法
「Watch」アプリを使って
iPhoneとApple Watchをペアリングする > モバイル通信を設定 > ソフトバンクのオプションサービスを申し込む > Apple Watchの登録手続きを行う
注意事項
親回線(iPhone)1回線につき、最大5台のApple Watchを登録できます。しかし、複数のApple Watchを利用する場合、最後に登録したApple Watchのみがアクティブとなり、他は圏外となります。
海外で利用する場合
「Watch」アプリから、「世界対応ケータイ(Watch)」の無料オプションサービスを申し込むと、海外向け料金プランを利用開始でき、海外でApple Watchが使えるようになります。念のため、申し込む前に公式サイトから海外プランの利用料を確認しましょう。
NTTドコモ:Apple Watch単体利用向けサービス
ドコモのApple Watch専用プランは「ワンナンバーサービス」といいます。ahamoユーザーも利用可能です。
また、Apple Watchを5台まで使用できる「マルチデバイスオプション」も申し込みが可能です。
料金
ワンナンバーサービス:月額550円(※登録手数料は2023年11月から無料になりました。)
マルチデバイスオプション:月額は550円(ワンナンバーサービスの契約が必須なため、月額は合計で1100円となります。)
利用条件
次の対象料金プランに契約している必要があります。
eximo、はじめてスマホプラン、U15はじめてスマホプラン、irumo、ahamo、5Gギガホ、ギガホ、5Gギガホ プレミア、5Gギガライト、ギガホ プレミア、ギガライト
利用方法
「Watch」アプリを使って
iPhoneとApple Watchをペアリング後 > モバイル通信を設定 > Dアカウントにログイン > 契約手続きを行う
海外で利用する場合
ワンナンバーサービスは、海外に滞在の場合、Apple Watchでの通信や通話の利用はできません。
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au:Apple Watch単体利用向けサービス
auユーザーは「ナンバーシェアサービス」を申し込むと、手元にiPhoneがなくても、Apple Watch単体で通話とデータ通信ができます。
また、iPhoneを持っていない家族のために、Apple Watch単独で通話やデータ通信をできるように新しい電話番号が割り当てられる「ウォッチナンバー」というサービスも提供しています。au加入者でない方の申し込みは、auショップ店頭のみになります。
料金
ナンバーシェアサービス: 月額385円
ウォッチナンバーサービス: 月額385円 (データ容量250MB)
利用条件
ナンバーシェアサービスの利用には、Apple Watch Series 3以降と、iOS11.0以降を搭載したiPhone 6s以降が必要です。
また、Apple WatchとiPhoneのサービスプロバイダが同じであることが必須です。
利用方法
「Watch」アプリに使って
iPhoneとApple Watchのペアリングをする > Apple Watchを設定する > モバイル通信を設定する > 「ナンバーシェアサービス」の申し込み手続き > 完了するとプランがアクティベートされます
注意事項
ナンバーシェア契約中のApple Watchは別のiPhoneとのナンバーシェア契約はできません。
また、「料金安心サービス」の「ご利用停止コース」をご契約中の場合は、申し込みできない点にご注意ください。
海外で利用する場合
au世界サービス対応(VoLTEローミング対応ネットワーク)のApple Watchであれば、海外でも単体で利用できます。
海外データローミングプラン「世界データ定額」と「海外ダブル定額」を利用するには、お使いのiPhoneから利用開始手続きが必要です。この時、Apple Watch端末で利用したデータ量に対する追加料金は掛かりません。
楽天モバイル:Apple Watch単体利用向けサービス
楽天モバイルは、Apple Watch向けに「電話番号シェアサービス」を提供しています。
このサービスを利用すれば、親機であるiPhoneが手元になくてもApple Watchで音声通話やデータ通信をすることができます。
料金
月額550円
利用条件
楽天回線を利用しているiPhone 6s以降の機種と、Apple Watch(Series 3以降のCellularモデル)が必要です。
利用方法
「Watch」アプリを使って
iPhoneとApple Watchのペアリングをする > モバイル通信を設定 > 楽天IDでログイン > 電話番号シェアサービスを申し込む
注意事項
電話番号シェアサービスは、Apple Watch1台のみで利用できます。
海外で利用する場合
海外では、電話番号シェアサービスの利用はできません。
まとめ
ここまで、国内大手キャリア4社のApple Watchセルラーモデルに対応した通信サービスの内容と料金をご紹介しました。いかがでしたか?
Apple Watchを購入する前に通信サービスの内容を把握できれば、Apple Watchの利用スタイルに合ったサービスがあるかないかがわかります。
海外では使えるか、iPhoneと合わせて月額料金はリーズナブルかなどを知ることは意外と重要です。
また、セルラー契約の内容を見て、Apple WatchはセルラーモデルではなくGPSモデルのみでも十分使える、という結論に至った人もいるでしょう。
アップルウォッチのセルラーモデルをお持ちで海外旅行でも使いたい方は、Holafly(オラフライ)の海外eSIMは対応しているので、ぜひご検討ください。
Apple Watch単体利用に関するよくある質問
Apple Watchは携帯キャリアと通信契約しなくても、iPhoneとBluetooth接続して使うことができます。この場合、常にiPhoneの近くで使う必要があります。
セルラーモデル(Cellular + GPS)は、eSIMと互換性があります。
はい、使えます。iPhoneなしでも使えるApple Watchの種類は、セルラーモデルです。セルラーモデルは、単体で使う場合、携帯キャリアと通信サービスの契約をする必要がありますので、iPhoneの契約先キャリアに申し込みをしましょう。
iPhoneとペアリングされたApple Watchは、WiFiまたはBluetooth経由で通信できます。Apple Watch単独でのモバイル通信も可能ですが、携帯キャリアとの通信契約が必要になります。