【最新】デュアルeSIMの対応機種・2回線設定・海外用eSIMを解説
デュアルeSIM対応機種や、iPhoneやSamsung Galaxyの設定方法などを解説します。
『デュアルeSIM』が気になっている方、必見!
まだ対応機種が限られますが、eSIMの便利さが倍増する機能です。
今回は、デュアルeSIM対応端末・設定方法・おすすめの海外用eSIMを紹介します!
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デュアルeSIMとは
デュアルeSIMとは、1台のスマホで2つのeSIMを併用する機能です。
例えば、1台のスマホで仕事用とプライベート用の2つの番号を併用できます。
eSIMと物理SIMカードの違い
デュアルeSIMは、デジタルSIMの『eSIM(イーシム)』を使います。
物理SIMカードとの主な違いは、次のとおりです。
項目 | eSIM | SIMカード |
---|---|---|
概要 | 端末内蔵のデジタルSIM | 取り外し可能な物理SIM |
対応状況 | 対応端末・キャリアは限定的 | ほぼ全ての端末・キャリアで対応 |
入手方法 | オンラインでeSIMをダウンロード | SIMカードの差し替え |
海外利用 | 現地用eSIMをダウンロード | 現地SIMカードの購入 |
切替えやすさ | 複数のeSIMを保存でき切替も簡単 | 物理的な交換が必要で手間 |
セキュリティ | 端末内蔵のためSIMカードより高い | 紛失時の不正利用リスクあり |
関連記事:eSIMとSIMカードを比較!その違いは?メリット・デメリット、使い方を解説
デュアルeSIMのメリットデメリット
⭕️ デュアルeSIMのメリット |
---|
2つの通信キャリアを使い分けられる通信用とデータ用でeSIMを使い分けられる1台のスマホで2つの電話番号を持てる国内用と海外用のeSIMを併用できる |
デュアルeSIM最大のメリットは『使い分け』と『併用』です。
スマホ2台持ちの人は、デュアルeSIMで1台にスッキリまとめられるでしょう。
🌀 デュアルeSIMのデメリット |
---|
デュアルeSIMの対応機種が限られるスマホのバッテリーの消費がはやい場合も |
デュアルeSIM最大のデメリットは『対応機種が限られること』です。
例えば、iPhoneの「eSIM対応機種」と「デュアルeSIM対応機種」は次のとおり。
- eSIM対応 : iPhone XR以降
- デュアルeSIM対応: iPhone 13以降(詳細は後述)
つまり、eSIM対応機種でも “デュアルeSIM対応機種” とは限らないのです。
このように、使える機種が限られている点はデメリットといえるでしょう。
デュアルeSIMの活用方法
デュアルeSIMのメリットをもとに、活用方法をご紹介します。
1. 2つの通信キャリアを使い分けられる
💡 活用例:電波状況に合わせて切り替え
A社の電波状況が悪い場所では、電波状況の良いB社へ切り替え。
常に安定した方の電波状況で、スマホを使用できます。
2. 通信用とデータ用でeSIMを使い分けられる
💡 活用例:通話品質の良いキャリア+データ通信の安いキャリアの組み合わせ
通信エリアが広く品質が良いキャリアAと、格安データキャリアBの組み合わせ。
コストを抑えつつ、通話品質を維持してスマホを使えます。
3. 1台のスマホで2つの電話番号を持てる
💡 活用例:仕事用とプライベート用で電話番号を分ける
仕事先には業務用の電話番号、プライベートでは個人の電話番号と分けて使用。
仕事のオンオフをつけられ、スマホを2台持ち運ぶ必要もありません。
4. 国内用と海外用のeSIMを併用できる
💡 活用例:海外旅行で現地インターネットを簡単に利用できる
海外用eSIMにすることで、空港到着後すぐにデータ通信を利用可能。
高額なローミング料金を避けつつ、現地のインターネットを利用できます。
デュアルeSIMの2回線設定方法
iPhoneのデュアルeSIM設定方法
iPhoneのデュアルeSIMの設定方法は、次のとおりです。
- 「設定」>「モバイル通信」を選択
- 「SIM」の下に2つ以上回線があることを確認
- 「この回線をオンにする」をタップし2つの回線をオンにする
- 「モバイルデータ通信」でモバイルデータのデフォルト回線を選択
- 「デフォルトの音声回線」で音声通話のデフォルト回線を選択
詳しい設定方法は「eSIMでデュアルSIMを活用する」をご覧ください。
Samsung GalaxyのデュアルeSIM設定方法
Samsung GalaxyのデュアルeSIMの設定方法は、次のとおりです。
- 「設定」>「ネットワークのインターネット」を選択
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 有効なSIMのうち、設定したいものを選択
- 「データ通信の設定」をタップ
- データ利用時に利用したいSIMを選択
- 選択したSIMが反映されていることを確認する
手順4で「通話の設定」「SMSの設定」を選択し、それぞれ設定してください。
Google PixelのデュアルeSIM設定方法
Google PixelのデュアルeSIMの設定方法は、次のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」>「SIM」
- 設定したいSIMを選択
- 「データ通信(モバイルデータ)」をオンにする
- 「通話設定」でデフォルトの通信キャリアを選択 /「毎回確認する」をタップ
- 「SMSの設定」でフォルトの通信キャリアを選択 /「毎回確認する」をタップ
詳しい設定方法は「Google PixelでデュアルSIMを使用する方法」をご覧ください。
トラブルシューティング
Q1. デュアルeSIMが正常に機能しないのはなぜ?
A1. eSIM設定に不備がある、またはeSIMの組み合わせに原因があるかもしれません
💡解決策
- お使いの通信キャリアのデュアルeSIMの設定方法や利用条件を確認
- 「音声が利用できません」表示の場合、通信キャリアに問い合わせる
Q2. iPhoneでeSIMのプランが表示されない場合はどうすればいい?
A2. eSIMにモバイルプランを設定します
💡解決策
- 「eSIM でデュアルSIMを活用する」の手順に沿って、モバイル通信を設定
- 「コントロールセンター」から両方の通信キャリアの表示を確認
Q3. 通話中に、もう1つの回線が「圏外」になる場合はどうすればいい?
A3. 「モバイルデータ通信の切り替え許可」をオンにする必要があります
💡解決策
- iPhoneで一度に利用できるモバイル通信ネットワークは1つだけ
- デフォルト回線以外の通話は「モバイルデータ通信の切り替え許可」をオンにする
デュアルeSIM対応機種を探している人へ
2024年10月現在「eSIM1+eSIM1」のデュアルeSIM対応機種は、次のとおりです。
端末 | シリーズ | 端末価格 |
---|---|---|
iPhone | iPhone 13以降 iPhone SE(第3世代) | iPhone13: 108,700円〜 iPhone SE:64,00円〜 |
Samsung Galaxy | Galaxy S24 Galaxy Z Fold 6 | Galaxy S24:124,700円〜 Galaxy Z Fold 6:249,800円〜 |
Google Pixel | Google Pixel 7以降 Google Pixel 7 pro以降 | Google Pixel 7:82,500円〜 Google Pixel 7 pro:124,300円〜 |
主な対応端末は、iPhone・Samsung Galaxy・Google Pixelの3つ。
ここ2〜3年で発売されたシリーズは、デュアルeSIMに対応しているようです。
『Galaxy Z Fold 6』のように、2024年に発売された最新機種は高額の傾向。
しかし『iPhone13』のように、2〜3年前に発売されたものは比較的安く購入できます。
安くデュアルeSIM端末に機種変更をしたい場合は、型落ちが狙い目かもしれません!
海外旅行用のeSIMを探している人へ
せっかくデュアルeSIMにするなら『海外旅行用のeSIM』を使ってみませんか?
eSIM口コミ評価4.6 Holafly(オラフライ)が、おすすめの海外旅行eSIMを紹介します。
海外旅行向けeSIM 3社を比較・紹介
1. Holafly(オラフライ)
Holafly(オラフライ)は、世界200以上の目的地に対応したeSIM専門ストアです。
サービス名 | Holafly(オラフライ) |
運営会社 | Holafly社 |
本社 | アイルランド |
日本語対応 | ◯ |
Trustpilot評価(5.0) | 4.6 |
データ容量 | データ無制限 |
対象国・地域 | 200以上の国と地域 |
利用期間 | 1日〜90日 |
サポート | メール・チャット・LINE ※24時間365日 |
テザリング | ◯ ※プランによる |
返金 | ◯ ※返金ポリシー |
支払通貨 | 日本円・米ドル |
より使い勝手をイメージしやすいように、Holaflyの口コミを紹介します。
💡カスタマーサポート◎
マレーシア、ヨーロッパ旅行で利用しました。アジアでは問題なく接続できて大満足でした。ヨーロッパでは場所によっては若干接続しにくいところがありましたが、大きな問題はありませんでした。カスタマーサポートが迅速且つ適切なのでとても満足しています。友達や家族に勧めています。 引用:Trustpilo(2024/10/8)
💡安い早い簡単…絶対お勧めです
eSIMの事前購入だけ準備しておけばあとは現地での接続だけ。とにかく簡単で通信環境も非常に良好です。WiFiをレンタルして重い機材を持ち歩き、データ容量を気にしながら使っていたかつての海外旅行が嘘のような快適さです。しかも価格も安い。皆さんに絶対お勧めです。 引用:Trustpilot(2024/9/10)
💡Esimを初めて使いました
Esimを初めて使いました。設定も使用開始も本当に簡単でした。ネットでなんでも調べられる時代、容量無制限で一日単位から購入出来るのは本当に良いです。ホテルでYouTubeを見たり、街中で調べものをしたり、容量を気にせず使えるのは最高でした。 引用:Trustpilot(2024/8/31)
Holaflyの口コミ評判から、6つのメリットがあることがわかります。
- リーズナブルな料金
- eSIM初心者でも安心の使いやすさ
- 世界中で使える 安定したインターネット接続
- 1日から使える日程のカスタマイズ性の高さ
- 日本語での丁寧なカスタマーサポート
- データ無制限で、データ残量を気にせず使える
関連記事:Holafly 限定クーポンで海外eSIMをお得に使う方法
2. Airalo(エラロ)
Airalo(エラロ)は、シンガポール発の海外旅行用eSIMストアです。
サービス名 | Airalo(エラロ) |
運営会社 | AIRGSM社 |
本社 | シンガポール |
日本語対応 | ◯ |
Trustpilot評価(5.0) | 2.5 |
データ容量 | データ制限あり |
対象国・地域 | 200以上の国と地域 |
利用期間 | 7日間・15日間・30日間 |
サポート | メール・チャット・SNS(英語) |
テザリング | ◯ |
返金 | × |
支払通貨 | 米ドル |
より使い勝手をイメージしやすいように、Airaloの口コミを紹介します。
この値段でこのクオリティーは十分すぎるほどよかったです。ただ1日ずつ追加で買えるものがあればさらにありがたいです。 引用:App Store
ヨーロッパ周遊の時に使用。日本で設定&インストール、アクティベートしていれば現地で回線切り替えればすぐに使えました。 引用元:App Store
Airaloの口コミ評判から、3つのメリットがあることがわかります。
- 現地ですぐに使い始められる
- リーズナブルな料金
- 「ヨーロッパ周遊」など目的にあったプランが選べる
3. trifa(トリファ)
trifa(トリファ)は日本企業が運営する、海外旅行eSIMストアです。
サービス名 | trifa(トリファ) |
運営会社 | 株式会社ERAKE(エライク) |
本社 | 日本 |
日本語対応 | ◯ |
データ容量 | 1GB・3GB・5GB・10GB・30G・50G・無制限 |
対象国・地域 | 195か国 |
利用期間 | 3日間・7日間・15日間・31日間・60日間 |
サポート | メール・チャット・SNS(英語) |
テザリング | ◯ |
返金 | ◯ ※返金ポリシー |
支払通貨 | 日本円・米ドル |
より使い勝手をイメージしやすいように、trtifaの口コミを紹介します。
eSIMを使うのは初めてで、設定方法などLINEチャットサポートへ問い合わせましたが、対応された方がとても解りやすく、また返信LINEも早く、大変助かりました。引用:App Store
今まで海外行くときは現地SIMを使っていたので、アプリから使えるのがかなり便利です。引用:App Store
旅行する国によってじさもある中、24時間対応してもらえるのはとても心強く、また利用料金もリーズナブル、機器のやり取りも無いので空港でのやり取り無く搭乗帰宅ができ、良い事尽めでした。 引用:App Store
trifaの口コミ評判から、3つのメリットがあることがわかります。
- サポート体制が充実している
- アプリで完結するから便利
- レンタルWiFiよりリーズナブルで使いやすい
関連記事:trifa(トリファ)の評判は?eSIMの口コミを徹底解説
海外向けeSIMの設定方法
Holafly(オラフライ)のeSIMを例に、iPhone・Samsung Galaxyの手順を紹介します。
そのほかの端末の場合は、こちらをご覧ください。
iPhoneを海外eSIMに切り替える方法
まずは、iPhoneに海外向けeSIMをインストールする方法をご紹介します。
- iPhoneでQRコードをスキャンすると自動的にインストールが開始
- プランのインストールが完了
- 新しく契約したHolaflyの回線を識別するために個人タグを入力
- 引き続き通話の発着信・SMS受信をするために「主回線」を選択
- 引き続きiMassageやFaceTimeを利用するために「主回線」を選択
- eSIMのインストールが完了
次に、iPhoneで海外eSIMを切り替える方法をご紹介します。
- iPhoneの「設定」を開く ※機内モードをオフ
- 「モバイル通信」>渡航前に追加したeSIMを選択
- 「この回線をオンにする」をタップ ※主回線は「オフ」にしておく
- 「モバイル通信」画面に戻る
- もう一度、渡航前に追加したeSIMを選択
- 画面下部の「データローミング」をオンにする
- 完了
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Android(Samsung Galaxy)を海外eSIMに切り替える方法
Android(Samsung Galaxy)に海外向けeSIMをインストールする方法をご紹介します。
- 購入後、登録メールに「eSIMインストールコード」が届く
- 「接続」>「SIMカードマネージャー」>「モバイルプランを追加」
- 画面の指示に従ってインストール作業を進める
- 「eSIMを追加」>「キャリアのQRコードをスキャン」をタップ
- スキャンボックス下にある「手動でコードを入力」をタップ
- 手順1でメールに届いたインストールコードを入力し「接続」をタップ
- モバイルプラン認証まで数秒待ち「追加」をタップ
- 新しく追加したeSIMの名称を変更「例:Holafly スペイン」
- eSIMのインストール・設定が完了
次に、Android(Samsung Galaxy)で海外eSIMを切り替える方法をご紹介します。
- 設定画面から「接続」>「SIMカードマネージャー」
- 「主回線」>「回線を選択」をタップし、追加したeSIMを選択
- 「接続」に戻り「モバイルネットワーク」を選択
- 「データローミング」をオンにする
- eSIMの切り替えが完了
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まとめ
今回は『デュアルeSIM』について解説しました。
対応機種がまだ限られているものの、eSIMを使い分けできる点がとても便利です。
また、海外用eSIMを使うことで、海外旅行でも快適にスマホを使えます。
海外旅行用のeSIMは、ぜひHolafly(オラフライ)のeSIMをご活用ください!
デュアルeSIMに関するよくある質問
eSIM対応機種か確認する方法は?
Holafly(オラフライ)がまとめた、eSIM対応機種一覧をご参照ください。
eSIMは2つ同時に使えますか?
端末によっては、eSIMを2つ登録し利用することが可能です。
例えば、iPhone13以降、Google Pixel 7以降は、デュアルeSIMに対応しています。
デュアルeSIMとeSIMの違いは?
デュアルeSIMは、2つのeSIMを併用して使用できる機能です。
eSIM単体で使う場合の違いは、eSIMの使い分けができることです。
iPhoneでは何回線までデュアルeSIMを使える?
iPhone 13以降であれば、最大2つまでデュアルeSIMを利用できます。
登録できるeSIMは8つ以上で、使いたいeSIMを2つ選択して利用可能です。