旅行英会話はまず3つから|場面別フレーズと聞き返し方
旅行英会話は「頼む・尋ねる・聞き返す」の3つから。場面別フレーズと困ったときの対処法を紹介します。
旅行英会話は、「頼む・尋ねる・聞き返す」の3つの言い方から覚えましょう。空港やホテル、レストランで使う短いフレーズを準備しておけば、注文や場所の確認に役立ちます。
長い英文を丸暗記する必要はありません。相手の返事がわからないときは、聞き返したり、文字や翻訳アプリで確認したりする方法もあります。
この記事では、場面別の英語フレーズと受け答えの例、聞き取れないときの対処法を紹介します。出発前の練習やアプリの準備も確認して、旅先で使いそうな表現から声に出してみましょう。
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旅行英会話でまず覚えたい3つの言い方
旅行英会話で最初に覚えたいのは、「頼む・尋ねる・聞き返す」ための3つの形です。まずは、次のフレーズを声に出してみてください。
| 目的 | 覚える形 | 意味 |
|---|---|---|
| 頼む・注文する | Can I have ~, please? | ~をいただけますか? |
| 場所を尋ねる | Where is ~? | ~はどこですか? |
| 聞き返す | Sorry? | もう一度お願いします。 |
「Can I have ~, please?」の「~」には、water(水)、a menu(メニュー)、a bag(袋)など、欲しいものを入れます。
「Where is ~?」なら、the restroom(トイレ)やGate 5(5番ゲート)に置き換えられます。
- Can I have a menu, please?
メニューをいただけますか? - Where is the restroom?
トイレはどこですか?
言葉がすぐに出てこないときは、短い英語に指さしや画面の提示を組み合わせましょう。メニューや行き先を見せると、何について話しているのかを伝えやすくなります。
短い英語でもpleaseとあいさつを添える
短いフレーズで頼むときも、あいさつや「please」を添えると、丁寧に話しかけられます。
| 場面 | 使う言葉 |
|---|---|
| 店やホテルであいさつする | Hi. / Hello. |
| スタッフや通行人に声をかける | Excuse me. |
| 何かをお願いする | ~, please. |
| 対応してもらったお礼を伝える | Thank you. |
たとえば、道を尋ねるときは「Excuse me. Where is the station?(すみません。駅はどこですか?)」と話しかけます。
完璧な文法にこだわりすぎず、あいさつやお礼も含めてやり取りすることを意識しましょう。
場面別の旅行英会話フレーズ
海外旅行で使う英語フレーズを、空港・ホテル・食事・買い物・移動の場面別に紹介します。
すべてを暗記する必要はありません。自分が使いそうなフレーズを選び、スマートフォンのメモやスクリーンショットに保存しておくと、現地でも確認できます。
空港・機内・入国審査で使うフレーズ
空港では、荷物を預ける、座席を希望する、滞在目的を答えるといった場面で英語を使います。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| この荷物を預けたいです。 | I’d like to check this bag. |
| 通路側の席をお願いします。 | An aisle seat, please. |
| 5番ゲートはどこですか? | Where is Gate 5? |
| 水をいただけますか? | Can I have some water, please? |
| 観光です。 | Sightseeing. |
| 5日間です。 | Five days. |
| 〇〇ホテルに泊まります。 | I’m staying at 〇〇 Hotel. |
入国審査の練習では、自分の答えだけでなく、相手の質問もセットで確認しておきましょう。
| 係員の質問例 | 意味 | 答え方の例 |
|---|---|---|
| What’s the purpose of your visit? | 渡航目的は何ですか? | Sightseeing.(観光です。) |
| How long will you stay? | どのくらい滞在しますか? | Five days.(5日間です。) |
| Where are you staying? | どこに泊まりますか? | I’m staying at 〇〇 Hotel.(〇〇ホテルです。) |
回答は例文のまま覚えるだけでなく、自分の実際の渡航目的・滞在日数・宿泊先に置き換えてください。 質問の内容や手続きは、渡航先や利用する入国審査の方式によって異なります。
ホテルの予約情報や帰りの航空券は、スクリーンショットや印刷でも用意しておくと、通信できないときに確認できます。審査場でのスマートフォンの使用は、現地の掲示や係員の指示に従いましょう。
渡航先に合わせた準備は、アメリカ入国審査で聞かれることや韓国の入国審査で確認できます。
ホテル・レストランで使うフレーズ
ホテルでは予約名や荷物の預かり、レストランでは人数・注文・会計の言い方を準備しておきましょう。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| 〇〇の名前で予約しています。 | I have a reservation under 〇〇. |
| 荷物を預かってもらえますか? | Could you store my luggage, please? |
| 2名です。 | A table for two, please. |
| おすすめは何ですか? | What do you recommend? |
| これをお願いします。 | Can I have this, please? |
| お会計をお願いします。 | Could we have the bill, please? |
予約名は、ホテルの予約確認画面に記載された名前を伝えます。聞き取ってもらえないときは、予約画面を見せて確認しましょう。
レストランでは、次のようなやり取りを練習しておくと、注文のタイミングがわかります。
| 相手の言葉 | 意味 | 自分の返答例 |
|---|---|---|
| How many people? | 何名様ですか? | Two, please.(2名です。) |
| Are you ready to order? | ご注文はお決まりですか? | Yes. Can I have this, please?(はい。これをお願いします。) |
| Anything to drink? | お飲み物はいかがですか? | Water, please.(水をお願いします。) |
料理名の発音がわからないときは、メニューを指しながら「Can I have this, please?」と伝えられます。
会計の「bill」は、アメリカでは「check」もよく使われます。「Could we have the check, please?」も覚えておくと便利です。
買い物・移動で使うフレーズと困ったときの一言
買い物と移動では、値段・支払い方法・行き先を確認する表現が役立ちます。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| いくらですか? | How much is it? |
| 試着できますか? | Can I try this on? |
| カードで払えますか? | Can I pay by card? |
| ここへお願いします。 | Here, please. |
| このバスは駅に行きますか? | Does this bus go to the station? |
| ここで降ります。 | I’ll get off here. |
| Wi-Fiはありますか? | Do you have Wi-Fi? |
「Here, please.」は、タクシーなどで目的地の住所や地図を見せながら使います。ホテル名だけでなく、住所も保存しておくと、似た名前の施設との取り違えを防ぎやすくなります。
道に迷ったときや、物をなくしたときの一言も確認しておきましょう。
- I’m lost.
道に迷いました。 - I lost my bag.
かばんをなくしました。 - Can you help me?
助けてもらえますか?
緊急時は、英語だけで詳しく説明しようとせず、周囲のスタッフなどに助けを求めてください。現地の緊急連絡先や宿泊先の連絡先も、出発前に保存しておきましょう。
英語が聞き取れない・伝わらないときの対処法
英語で話しかけられても、相手の返事が聞き取れず困ることがあります。わかったふりをせず、聞き返す・質問を短くする・文字で確認するの順で試してみましょう。
- もう一度、またはゆっくり話してもらう
- Yes・Noで答えられる質問に変える
- 数字・時間・住所を画面や紙で確認する
聞き返すときは、次のフレーズが使えます。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| もう一度お願いします。 | Sorry? |
| もう一度言っていただけますか? | Could you say that again, please? |
| もう少しゆっくり話していただけますか? | Could you speak more slowly, please? |
| 書いていただけますか? | Could you write it down, please? |
「Sorry?」は、語尾を上げて聞き返すときに使います。丁寧にお願いしたいときは、「Could you say that again, please?」と伝えましょう。
長い説明が聞き取れないときは、確認したいことを一つに絞ります。バスの行き先なら「Does this bus go to the station?」と質問すると、Yes・Noで答えてもらいやすくなります。
値段や集合時間は、聞き取った内容だけで判断せず、電卓や予約画面、紙に書いた数字でも確認しましょう。
私もイギリスやオーストラリア、アメリカで、早口で返されて気後れしたことが何度もありました。2回聞いてもわからないときは、画面を見せるか、翻訳アプリへ切り替えるようにしています。
それでも伝わらないときは翻訳アプリに切り替える
聞き返しても内容がつかめないときや、英語が通じない相手には、翻訳アプリで文字を見せる方法があります。
英語の通じやすさは、国や地域だけでなく、相手や場面によっても変わります。私がベトナムを旅行したときも、ネイルサロンでは英語が通じましたが、タクシーでは伝わらず、運転手が翻訳機を出してくれました。
翻訳するときは、日本語を短く区切り、一度に一つの用件を入力しましょう。「予約を変更したいです。明日の午後3時は空いていますか?」のように、用件と希望を分けると内容を確認しやすくなります。
配車アプリにも、ドライバーとのメッセージを翻訳する機能があります。GrabのGrabChatはメッセージの自動翻訳に対応しており、Uberにもチャットの翻訳機能があります。
サービスの提供地域や対応言語、アプリ上の操作は、出発前に確認しておきましょう。
スマートフォンとは別に専用端末を用意したい場合は、翻訳機のおすすめと選び方も参考にしてください。
氏名や予約番号などを入力するときは、伝えるために必要な範囲にとどめます。翻訳結果に含まれる日時・金額・住所なども、送信前に確認しましょう。
翻訳アプリはオフラインで使えるようにしておく
Google翻訳やiPhoneの「翻訳」アプリは、対応する言語を事前にダウンロードすると、インターネットにつながらない場所でも翻訳できます。すべての言語や機能がオフラインで使えるわけではないため、旅行前の動作確認が大切です。
準備は、次の順番で進めましょう。
- 翻訳アプリで、使いたい言語のオフライン対応を確認する
- 日本語と、翻訳先の英語・現地語を必要に応じてダウンロードする
- Wi-Fiとモバイルデータ通信を切り、使いたい翻訳機能を試す
日本語から英語へ訳したい場合は、英語だけでなく、日本語側のダウンロードも確認してください。
オフライン翻訳を準備していても、配車の依頼や宿へのオンライン連絡などには通信環境が必要です。地図も一部はダウンロードして使えますが、利用できる地域や機能には違いがあります。
旅行中に翻訳や地図、配車アプリを使うなら、渡航先で利用する回線も準備しておきましょう。Holaflyでは、海外旅行向けのデータ無制限のeSIMを提供しています。購入前に、渡航先のデータプランと利用条件、スマートフォンのeSIM対応・SIMロックの状態を確認してください。
出発までの1週間でできる旅行英会話の練習
出発まで1週間なら、使う場面を絞って、自分が話すフレーズと相手の質問をセットで練習しましょう。教材を最初から勉強し直すより、旅行の予定に合わせて準備すると取り組みやすくなります。
- 旅先で使う場面を3つ選ぶ
- 各場面のフレーズを1〜2個、スマートフォンのメモに保存する
- 音声付き教材や翻訳アプリの読み上げで発音を聞く
- 画面を閉じ、自分の声で言ってみる
- 相手の質問を聞き、自分の予定に合わせて答える
ホテルに泊まるならチェックイン、飲食店へ行くなら注文、公共交通機関を使うなら行き先を確認する表現を選びます。
入国審査の練習なら、「How long will you stay?」を聞いて、自分の滞在日数を答えてみましょう。数字も、旅行で使う日数・時刻・金額を中心に音で確認しておくと役立ちます。
音声を聞き流すだけでなく、途中で止めてまねしたり、質問に答えたりする時間も作ってください。読める表現でも、声に出してみると、言いにくい部分に気づけます。
音声会話に対応したAIチャットを相手役にする方法もあります。たとえば、次のように頼むと、ホテルでのやり取りを練習できます。
ホテルの受付係になってください。私は英会話初心者です。短い英語で、一度に一つずつ質問してください。私の返答を待ってから、次に進んでください。
AIの回答が常に正しいとは限りません。気になる表現は、辞書や音声付き教材でも確認しましょう。
最後に、フレーズのメモをすぐ開けるか、翻訳アプリをオフラインで使えるかも試しておけば、現地で使う準備が整います。
旅行英会話に関するよくある質問
旅行英会話は何から覚えればいいですか?
まずは「Can I have ~, please?」「Where is ~?」「Sorry?」の3つから始めましょう。そのうえで、ホテルの予約名や滞在日数など、自分の旅行で使う言葉に置き換えて練習すると実用的です。
英語が話せなくても海外旅行はできますか?
短いフレーズや翻訳アプリ、予約画面の提示を組み合わせてやり取りする方法があります。ただし、英語や日本語の通じやすさは渡航先や相手によって異なります。宿泊先の住所と連絡先、通信手段も準備しておきましょう。
旅行英会話は聞き流しだけでも練習できますか?
聞き流しは英語の音に触れる方法の一つですが、実際の受け答えも練習しましょう。短い音声を聞いてまねし、次に画面を見ずに言ってみてください。相手の質問に、自分の予定に合わせて答える練習も役立ちます。
旅行英会話のアプリはどのように選べばいいですか?
出発前の学習には、場面別のフレーズ・音声・会話練習があるものを選びましょう。現地での補助には、音声入力や画面表示、必要な言語のオフライン翻訳に対応したものが便利です。使いたい機能を事前に試してください。
旅行英会話の本はどのように選べばいいですか?
出発前に学ぶなら、音声付きで、相手の質問と自分の返答がセットになった本が使いやすいでしょう。旅行中に持ち歩くなら、場面別の索引があり、大きな文字や指さしで伝えられる本を選ぶと、必要な表現を探しやすくなります。



