シンガポール入国手続き|必要書類・SGAC申請・入国審査の流れ
シンガポール入国には、必要書類とSGACの事前申請が必要です。
SG Arrival Card(SGAC)は、シンガポール到着前にオンラインで提出する電子入国カードです。
未提出のまま到着すると、申請後に入国審査の列へ並び直す場合があるため、出発前に済ませておきましょう。
この記事では、日本人旅行者に必要な書類やビザの条件、SGACの申請方法、チャンギ空港到着後の入国審査・税関までを順番に解説します。
| この記事のポイント |
|---|
| ・日本国籍者は、観光・商用目的ならシンガポールのビザ申請は不要 ・入国には、残存期間6か月以上のパスポート、出国用航空券、SGACの事前提出が基本 ・SGACは到着日を含む3日前から、ICA公式サイトまたはMyICA Mobileで提出できる |
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シンガポール入国に必要なもの・書類
日本人旅行者がシンガポールへ入国する際は、次のものを準備します。
- 入国時点で残存期間が6か月以上あるパスポート
- 帰国便または第三国へ出国する予約済み航空券
- 到着前に提出したSG Arrival Card(SGAC)
日本国籍のパスポートで観光・商用目的に渡航する場合、事前のビザ申請は不要です。ただし、実際に認められる滞在期間は入国審査時に決まり、入国後にメールで届くe-Passで確認します。
他に持っていくべきものは、シンガポール旅行の持ち物リストでチェックしてみてください。
SGアライバルカードとは?申請期限・対象者・費用
SG Arrival Card(SGAC)は、パスポート情報・旅程・滞在先・健康状態などをオンラインで申告する電子入国カードです。
ビザとは別の手続きで、日本人旅行者も原則として提出する必要があります。
提出できるのは、シンガポール到着日を含む3日前から到着前までです。たとえば7月22日に到着する場合は、7月20日から申請できます。ICA公式サイトまたはMyICA Mobileから無料で提出可能です。
子どもや乳幼児も提出対象ですが、保護者が代理で申請できます。シンガポールで入国審査を受けず、制限区域内で乗り継ぐ場合は提出不要です。
SGアライバルカードの申請方法・書き方
SGACは、ICA公式のSGAC e-ServiceまたはMyICA Mobileから無料で提出できます。
申請前に用意する情報
申請フォームで聞かれるのは、主に次の6項目です。先にそろえておけば、あとは入力するだけです。
- パスポート情報
- 居住地、電話番号、メールアドレス
- 到着日・出国日
- 航空会社・便名
- シンガポールでの滞在先
- 健康状態と直近の渡航歴
ICA公式サイトでの申請方法
実際の申請方法をステップでご紹介します。
情報は2026年7月現在のもので、今後変更がある可能性があります。内容をご確認のうえ、申請をしてみてください。
1. ICA公式(https://eservices.ica.gov.sg/sgarrivalcard/)のSGAC申請ページにアクセス。一番左の「Submit SGAC(SGACを申請)」をクリックします。

2. 一番右の「Foreign Visitor/ In-principle Approval Holder(外国人旅行者はこちら)」をクリックします。

3. 旅行者情報を入力する
1ページ目では、以下の項目を英語で入力します。
- シンガポール到着日
- パスポート記載の氏名
- パスポート番号・有効期限
- 性別・生年月日
- 国籍・出生国
- 居住国
- メールアドレス・携帯電話番号
- 別名義のパスポートでシンガポールへ入国したことがあるか
- 発熱やせきなどの症状
- 到着前6日間に黄熱病感染リスク国を訪れたか
氏名は、パスポートの表記どおりに名、姓の順で英字入力します。家族やグループの情報を続けて登録する場合は、画面下部の「Add Traveller」をクリックしてください。

4. 渡航情報を入力する
2ページ目では、以下の渡航情報を入力します。
- シンガポールへ到着する直前に出発した都市・港
- 渡航目的
- 移動手段(飛行機・陸路・船)
- 航空便の種類
- 航空会社・便名
- シンガポールでの宿泊先の種類
- ホテル名
- シンガポール出国日
- 出国後に到着する都市・港
飛行機を利用する場合は「AIR」を選択し、一般の旅客便なら「COMMERCIAL FLIGHT」を選びます。その後、航空会社と便名を入力してください。
宿泊先で「HOTEL」を選ぶと、ホテル名の入力欄が表示されます。日本からの直行便を利用する場合は、出発地に搭乗した日本の都市を選びましょう。
往路と復路で同じ都市を利用する場合は「Same as Last City」にチェックを入れます。入力後、画面右下の「Next」をクリックしてください。
なお、航空便の種類・航空会社・便名・ホテル名は、選択内容に応じて表示される追加項目です。

5. 入力内容を確認して同意する
3ページ目には、これまでに入力した旅行者情報と渡航情報が表示されます。
氏名やパスポート番号、到着日、便名、滞在先などに間違いがないか最終確認しましょう。
修正が必要な場合は、画面内の「Edit」から該当項目を変更できます。内容に問題がなければ、ページ下部の「I have read and agreed to the declaration.(申告内容を読み、同意しました)」にチェックを入れ、「Next」をクリックします。
6. 申請を送信して受付確認メールを保存する
確認画面で申告内容への同意にチェックを入れ、「Next」をクリックすると申請が送信されます。送信後は完了画面の案内を確認しましょう。
申請が正常に完了すると、登録したメールアドレスに受付確認メールが届きます。外国人旅行者のメールにはD/E番号と申告内容が記載されるため、渡航中も確認できるよう保存しておきましょう。
注意:この受付確認メールは、入国審査後に届くe-Passとは別のものです。 e-Passはシンガポールへの入国が許可された後に発行されます
なお、英語表示が分かりにくい方は、各画面の右上にある言語メニューから「日本語」に切り替えられます。ただし、氏名などはパスポートの表記どおり英字で入力してください。

MyICAアプリでの申請する
MyICAアプリはApp Store・Google Playで無料配布されています。
MyICA Mobileでは旅行者プロフィールを保存できるため、次回以降の申請時に入力の手間を減らせます。家族やグループで同じ旅程を利用する場合は、まとめてグループ申請することも可能です。
SGアライバルカードの申請トラブルと対処法
SGアライバルカード申請での主なトラブル原因は、入力ミス・確認メールの未着・申請忘れの3つです。
- 入力内容を間違えた:SGAC e-Serviceの「Update a Submission」から修正する
- メールが届かない:迷惑メールフォルダを確認し、入力したメールアドレスに誤りがないか見直す
- 申請を忘れた:入国審査前にSGAC e-ServiceまたはMyICA Mobileから提出する
SGAC e-Serviceでは、有効期限内の申請情報を「Update a Submission」から修正できます。MyICA Mobileの場合は、旅行記録を開いて「Edit」から変更してください。
チャンギ空港到着後の入国審査の流れ

チャンギ空港に到着したら「Immigration」の案内に従い、入国審査、荷物の受け取り、税関の順に進みます。
自動化ゲートで入国審査を受ける
チャンギ空港では、6歳以上の外国人旅行者も事前登録なしで自動化レーンを利用できます。パスポートを読み取った後、顔・虹彩・指紋などの生体情報を使って本人確認を行います。6歳未満の子どもや自動化レーンを利用できない場合は、係員の案内に従ってください。
自動化レーンを利用できれば、通常は係員との会話はありません。有人カウンターへ案内された場合は、旅行目的、滞在先、滞在期間、帰国便または次の渡航先を聞かれることがあるため、答えられるようにしておきましょう。
e-Passをメールで確認する
SGAC提出時に届く受付確認メールと、入国後に発行されるe-Passは別のものです。
e-Passはパスポートへの入国スタンプに代わる電子訪問パスで、入国審査後にSGACで登録したメールアドレスへ届きます。D/E番号、認められた滞在日数、滞在できる最終日を確認しましょう。
荷物を受け取り、税関を通過する
預けた荷物をベルトコンベアで受け取ったら、税関を通過します。申告するものがなければグリーンレーン、関税や免税枠を超える物・規制品があればレッドレーンへ進みます。
グリーンレーンでも抜き取り検査が行われることがあるため、迷ったときはレッドレーンを選ぶと確実です。
税関申告と持ち込み禁止品を確認する
電子タバコ・加熱式たばこなどのたばこ製品は、シンガポールへの持ち込みだけでなく、所持や使用も禁止されています。チューインガムも原則として輸入禁止です。
規制には例外や条件があるため、医薬品や食品を持ち込む場合は、出発前にシンガポール税関や関係機関の最新情報を確認してください。
入国後は、e-Passの確認やGrabの配車、地図アプリでの移動にシンガポール現地のインターネットが必要です。HolaflyのシンガポールeSIMなら、SIMカードを差し替えず、到着後すぐにデータ通信を始められます。
早めにSGAC提出を済ませて身軽にシンガポールへ
パスポート・SGAC・復路航空券の3点さえそろえておけば、シンガポール入国は身構えるほどのものではありません。
SGACは到着3日前から無料で申請できます。2026年1月30日からは航空会社がチェックイン時に提出状況を確認するようになったため、余裕を持って準備しておくと当日も落ち着いて動けます。
通信手段の準備に加えて、現地の治安情報もシンガポール治安ガイドで事前にチェックしておきましょう。
シンガポールの入国手続きに関するよくある質問
日本人旅行者は、残存期間6か月以上のパスポート、帰国便または第三国への出国を確認できる航空券、到着前に提出したSG Arrival Card(SGAC)を準備します。
日本国籍者が観光・商用目的でシンガポールへ渡航する場合、事前のビザ申請は不要です。ただし、入国時点でパスポートの残存期間が6か月以上必要です。
日本人を含む外国人旅行者は、原則として到着前にSGACを提出します。入国審査を受けず、制限区域内で乗り継ぐ場合は提出不要です。
シンガポール到着日を含む3日前から、到着前までに申請します。たとえば7月22日に到着する場合は、7月20日から提出できます。
パスポート情報、居住地・連絡先、到着日と出国日、便名、シンガポールでの滞在先、健康状態などを入力します。パスポートや航空券、ホテルの予約情報を手元に用意しておきましょう。
ICA公式のSGAC e-ServiceまたはMyICA Mobileからの申請は無料です。ICAは有料の申請代行サービスを支持・推奨していないため、公式サイトかどうか確認してください。
申請画面は一部を日本語表示に切り替えられますが、氏名やパスポート情報は旅券の表記に合わせて英字で入力します。
子どもを含め、シンガポールへ入国する各旅行者の情報を提出します。保護者による代理申請が可能で、同じ旅程の家族やグループは最大10名までまとめて申請できます。
有効期限内であれば、SGAC e-Serviceの「Update a Submission」から修正できます。MyICA Mobileでは、旅行記録を開いて「Edit」から変更してください。
まず迷惑メールフォルダと、申請時に入力したメールアドレスを確認します。Webから申請した場合は提出後に申告内容のPDFも保存できるため、渡航前に控えておきましょう。