外貨両替のおすすめはどこ?米ドル・ユーロ・韓国ウォン・台湾ドル別の選び方
両替先は通貨と受取期限に合わせて選び、諸費用を差し引いた外貨の受取額で比較しましょう。
外貨両替のおすすめは、通貨と両替先の組み合わせで決まります。
「空港は高い」と聞いたことがあっても、出発までにどこでいくら替えればいいのかは迷うところ。2026年9月に調べた例では、同じ韓国ウォンでも、両替先によって上乗せ率が4%弱から12%台まで開きました。
この記事では、通貨ごとの考え方と日本で替えられる場所を先に整理します。続いて、近くの両替所の探し方、カードやATMとの使い分け、替える金額の決め方へ進みましょう。
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外貨両替のおすすめは通貨と両替する場所で決まる

外貨両替は、通貨と両替する場所の組み合わせで、レートへの上乗せが変わります。主な通貨の候補が次の表です。
| 通貨 | 日本での候補 | 現地での候補 |
|---|---|---|
| 米ドル | 外貨両替専門店、外貨宅配 | 現地の銀行、両替所 |
| ユーロ | 外貨両替専門店、外貨宅配 | 現地の銀行、両替所 |
| 韓国ウォン | 外貨宅配 | ソウル市内の公認両替所 |
| 台湾ドル | 外貨宅配 | 空港の両替窓口、市内の銀行 |
米ドルやユーロは、日本で替えても上乗せが小さめ。対してアジア通貨は、同じ日本国内でも両替先ごとの開きが大きくなります。
替える場所は、いつ現金が必要かでも変わります。出発までの流れは次のとおりです。
・2週間前〜1週間前:行き先の通貨を確認し、日本で替えるか現地で替えるかを決める
・数日前:宅配を使うなら注文する。店頭で替えるなら、近くの店のレートと営業時間を調べる
・当日:替えそびれたら空港で当座の分だけ
・現地:足りなくなったら両替所かATMで足す
現金をいくら持つかは行き先によって変わります。カード払いが広く使える国なら少なめ、屋台や市場が中心の国なら多めが目安です。
まずは日本で替えられる場所を見てから、通貨ごとの決め方に進みます。
日本で外貨両替できる場所とレートの比べ方
日本で外貨両替ができるのは、外貨両替専門店、空港の両替所、金券ショップ、外貨宅配サービスです。
| 両替先 | 受け取り方 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 外貨両替専門店 | 店頭ですぐ | 出発前に店舗へ行ける |
| 空港の両替所 | 出発日に空港で | 前日までに用意できなかった |
| 金券ショップ | 店頭ですぐ | 買い物のついでに寄れる |
| 外貨宅配サービス | 自宅や郵便局で受け取り | 出発まで数日の余裕がある |
両替のコストは、窓口で別に払うのではなく、提示レートに含まれていることが多いです。「手数料無料」と書かれていても、コストはレートの中というわけです。ただし、外貨宅配のように送料が別にかかるサービスもあります。
比べるときは、その日の市場の中間レート(ミッドマーケットレート)から、どれだけ離れているかを見ます。 中間レートは為替アプリでも見られるので、出発前に一度のぞいておくとよいでしょう。
2026年9月に、外貨両替専門店と外貨宅配の販売レートを調べ、同じ日の中間レートと比べたのが次の表です。
| 通貨 | 外貨両替専門店 | 外貨宅配 |
|---|---|---|
| 米ドル | +2.9% | +1.8% |
| ユーロ | +2.9% | +2.6% |
| 台湾ドル | +10.7% | +4.5% |
| 韓国ウォン | +12.8% | +3.8% |
※専門店はワールドカレンシーショップ(9月25日)、宅配は外貨両替ドルユーロ(9月26日)の値。取得日が1日違うため、優劣を決める数字ではありません。
米ドルとユーロは、どちらで替えても2%台でした。差が開いたのは韓国ウォンと台湾ドルです。
ただし、安さだけで選ぶと間に合わないことも。 宅配は注文から受け取りまでに数日かかり、送料がかかるサービスも多いため、少額だと割高になります。まとまった金額を早めに替える人向けです。
出発が近いなら店頭、数日の余裕があれば宅配、当日なら空港と、いつ現金が必要かで選ぶのが現実的です。
銀行の窓口では外貨両替を扱っていない場合がある
銀行の窓口なら手堅いと思われがちですが、大手銀行では窓口での外貨両替を扱っていません。 三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の3行とも、現在は円と外貨の両替を行っていないと案内しています。
両替は専門店に引き継がれ、三菱UFJ銀行はワールドカレンシーショップ、三井住友銀行はトラベレックスとなっています。銀行で替えるつもりだった人は、取引先の銀行の案内から専門店を探しましょう。
なお、外貨預金からの外貨紙幣の引き出しを扱う銀行はあります。ただし、円をその場で外貨に替える取引とは別の手続きです。
日本の空港の両替所は出発直前の少額に向く
日本の空港の両替所は、出発直前でも替えられる代わりに、上乗せが大きくなりやすい場所です。「空港は高い」と言われるのは、店舗の運営にかかる費用がレートに乗るためです。
とはいえ、替えられなければ現地でタクシーにも乗れません。早朝や深夜の便に合わせて営業している店舗もあり、営業時間は各社の店舗検索で確かめられます。
まとまった金額ほど差が開くので、空港では当座に必要な分だけ替え、残りは行き先に合わせて決めるとよいでしょう。
東京・大阪など近くの両替所を探す方法
近くの両替所は、ワールドカレンシーショップ、大黒屋、トラベレックスの店舗検索から探せます。いずれも公式サイトに店舗の一覧が載っています。
店舗検索で見ておきたいのは、次の3つ。
・営業時間(土日祝や夜間に開いているか)
・取扱通貨(店舗によって扱う通貨が違う場合がある)
・当日のレート(毎朝更新されることが多い)
大黒屋は「手数料込みのレート設定」で、店舗ごとに設定レートが異なると案内しています。両替のときは、写真付きの公的な身分証明書を忘れずに。まとまった金額を替えるときや、扱いの少ない通貨がほしいときは、取り置きを頼めるか先に問い合わせておくと当日あわてずに済みます。
受け取る紙幣の種類を選べる店もあります。屋台やチップで使うなら、高額紙幣ばかりより小額紙幣を混ぜてもらうほうが使いやすいです。
通貨別の外貨両替のおすすめ
米ドルやユーロは日本でも上乗せが小さめですが、韓国ウォンや台湾ドルは両替先によって差が大きくなります。
韓国は、韓国の両替で紹介しているとおり、ソウル市内の公認両替所が最もレートの良い方法です。空港との差は1万円あたり500〜1,000円以上。空港では交通費分の5,000〜10,000円だけ替えておく方法もあります。
台湾は、台湾の両替のとおり現地が有利です。空港の両替窓口は市街地の銀行とほぼ同じレートなので、到着後すぐに替えられます。日本の空港とは事情が違う国もあります。
米ドルやユーロは、日本で替えても現地で替えても大きくは変わりません。ヨーロッパやアメリカはカードで払える場面が多いので、現金は市場や小さな店の分だけにしておくと両替のしすぎを防げます。
表にない通貨でも、調べ方は同じです。
- 「(国名) 両替 レート」で検索し、現地の大手両替所が公開しているレートを見る
- その日の中間レートと比べて、日本の両替先の上乗せ率と見比べる
- 差が小さいほうで多めに替える
判断に迷うときは、日本では交通費の分だけ替え、残りは現地で替える方法がおすすめです。
外貨に両替せずに済ませる方法
現金を替えずに、カード払いや現地のATMで済ませる方法もあります。
| 方法 | かかる費用 |
|---|---|
| カードで払う | 事務手数料 1.60〜3.63% |
| 現地のATMで引き出す | カード側の出金手数料+ATM側の手数料 |
カード払いは、基準レートに事務手数料が上乗せされたレートで日本円に換算されます。
2026年9月時点の手数料は次のとおりです。
・JCB(JCB発行):1.60%
・アメリカン・エキスプレス:3.5%
・三井住友カード(Visa・Mastercard):3.63%
・三菱UFJニコス:2026年11月から税込4.50%(JCBブランドは4.34%)
上乗せの率は、発行会社と国際ブランドの組み合わせで決まります。 同じ発行会社でもブランドで率が違うため、旅行の前に手持ちのカードの公式ページを見ておきましょう。
なお、支払いのときに「日本円で払いますか」と聞かれたら、お店のレートで換算されて割高になる場合があるため、現地通貨を選ぶほうが無難です。
多通貨対応のデビットカードを使って現地のATMで引き出す場合は、ATM側の手数料が別にかかります。実体験では、カンボジアで100ドルを引き出したときが5ドル、タイで1,000バーツを引き出したときは350バーツでした。
この手数料は1回ごとにかかるため、少額を何度も引き出すと割高になります。
両替する金額の決め方と余ったときの対処
両替する金額は、現金が必要な場面を書き出してから決めると余りにくくなります。たとえば交通費、屋台や市場での買い物、チップ、現金だけの入場料。この4つを思い浮かべると、必要な額が見えてきます。
日本で替える分と現地で替える分を分けておくと、着いてすぐ動けます。台湾のようにコンビニのATMで現金を補充できる国なら、少なめに替えておいても困りません。替えた現金は宿に置く分と持ち出す分に分けておくと、万が一のときの痛手も小さくなります。
帰りに余った外貨を日本円に戻すときは、紙幣と硬貨で扱いが違います。硬貨を引き取らない両替所が多いため、小銭は現地で使い切るか、空港の買い物で消化しておきましょう。
日本円に戻すときも、同じように手数料がかかります。使い切れなかった外貨は、次の旅行まで取っておくのも手です。また日本の空港や商業施設に、余った外貨を電子マネーやギフト券に交換できるPocket Changeなどのサービスもあります。
外貨両替は通貨ごとに替える場所を決める
外貨両替は、通貨ごとに替える場所を決めておけば迷いません。 出発前に次の4つを確かめておきましょう。
・行き先の通貨
・日本で替える分と現地で替える分
・カードで払う分と事務手数料
・現地で使う通信
レートを比べたり、両替所の場所を調べたりするには、現地でつながる通信が必要です。Holaflyの海外旅行eSIMならデータ無制限で、アプリやQRコードから設定できます。両替と通信の準備が決まれば、到着したその日から予定どおりに動けます。
外貨両替についてよくある質問
外貨両替の手数料を抑える方法はありますか?
同じ日本円の予算で、諸費用を差し引いていくら外貨を受け取れるかを比較しましょう。「手数料無料」でも、提示レートにコストが含まれる場合があります。宅配は送料も含めて確認することが大切です。
外貨両替は銀行と空港のどちらがお得ですか?
銀行か空港かだけでは判断できません。通貨や窓口によって適用レートが異なり、銀行では外貨両替を扱っていない場合もあります。専門店や宅配も候補に入れ、同じ金額を替えたときの受取額で比較しましょう。
ユーロはどこで両替するのがおすすめですか?
出発前なら、日本の外貨両替専門店・金券ショップ・外貨宅配が候補です。どこがお得かは、当日のレートと両替金額、送料などで変わります。受取額を比較し、必要な日までに用意できる方法を選びましょう。
外貨両替はいつするのがお得ですか?
最もお得になるタイミングは、事前には分かりません。日本円から外貨へ替える場合、同じ条件なら円高のときほど多くの外貨を受け取れます。相場だけでなく、店舗の営業時間や宅配の日数も考慮して準備しましょう。