海外旅行に薬は持ち込める?種類別のルールと安心して準備するコツ
海外への薬は、容器のまま・必要分だけ・説明できる状態にしておけば、ほとんどの市販薬は問題なく持ち込めます。 「持っていって大丈夫かな」と不安になりがちですが、基本ルールを押さえれば心配いりません。難しいのは、一部の処方薬 […]
海外への薬は、容器のまま・必要分だけ・説明できる状態にしておけば、ほとんどの市販薬は問題なく持ち込めます。
「持っていって大丈夫かな」と不安になりがちですが、基本ルールを押さえれば心配いりません。難しいのは、一部の処方薬や国ごとに違う規制への対応だけです。
この記事では、薬の種類別の持ち込みルール、国別の注意点、おすすめの常備薬、そして現地で薬が必要になったときの動き方までをまとめました。出発前の準備に役立ててください。
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海外への薬の持ち込みで押さえておきたい3つの基本ルール
日本の市販薬の多くは、海外へ持ち込むことができます。まずは共通する3つのルールを押さえておきましょう。
・容器のまま:箱やPTP包装、薬袋に入れたままで中身がわかる状態に
・必要分だけ:旅行日数に見合う量に。大量だと税関で確認対象になることも
・説明できる状態に:何の薬かを伝えられるよう、説明書や処方の控えも一緒に
この3点を守れば、ほとんどの市販薬はスムーズに持ち込めます。心配なのは注意が必要なのは、向精神薬や睡眠薬など一部の薬と、国によって規制される成分くらいです。
薬は機内持ち込み?預け荷物?種類別の分け方

薬は基本的に「機内持ち込み」が安心です。預け荷物は紛失のリスクがあり、貨物室は高温・低温になることもあります。体調を崩したときにすぐ取り出せる点でも、手荷物に入れておくのが確実です。
ここからは種類別に、持ち込み方のポイントを見ていきましょう。
錠剤・カプセルの持ち込み方
錠剤やカプセルは、開封済みでもPTP包装のままでもOKです。
特別な手続きは不要ですが、何の薬かわかる状態にしておきましょう。箱や説明書ごと持っていくと、検査時にも伝えやすく安心です。瓶入りの薬もそのまま持ち込めます。
液体薬・目薬・シロップの持ち込み方
液状・ジェル状の薬は、100mlを超えても機内に持ち込めます。 目薬やシロップ、消炎鎮痛剤なども対象です。
保安検査の液体物100ml制限の例外扱いとなるため、100mLを超える場合は検査員に「医薬品です」と申し出ましょう。処方箋の写しや薬袋の提示を求められることがあるので、念のため一緒に持っておくと安心です。
100ml以下の容器を透明な袋に入れて持ち込む分には、申告は不要です。
預け荷物に入れるときの注意
薬を預け荷物に入れるのは、あまりおすすめできません。貨物室は温度変化が大きく、紛失や到着遅れのリスクもあるためです。
特にインスリンなど体調管理に欠かせない薬は、必ず手荷物で持ち込みましょう。 冷やす必要がある薬は、保冷剤と一緒に手荷物に入れられます。念の為、英語で書かれた医療機関の証明書も合わせて持っておきましょう。
処方薬・向精神薬を持ち込むときの手続きと必要書類
一般的な処方薬は、英文の薬剤情報提供書があればまず安心です。手続きが必要になるのは、向精神薬や睡眠薬、医療用麻薬など一部の薬に限られます。
渡航先によって扱いが変わるので、早めに確認しておきましょう。
| 種類 | 準備しておきたいもの |
|---|---|
| 処方薬 | 薬剤情報提供書(英文があると安心)・お薬手帳 |
| 向精神薬・睡眠薬 | 処方箋の控え(※一定量を超える場合のみ事前申請が必要) |
| 医療用麻薬 | 厚生労働省の地方厚生局麻薬取締部への事前申請が必要 |
英文の証明書は、かかりつけの医師や薬剤師に相談すると用意してもらえます。粉薬や一包化された薬は中身が確認しづらいので、心配な場合は事前に医療機関へ相談しておきましょう。
参考:厚生労働省
国によって違う薬の持ち込み規制|確認方法と注意が必要な国

日本で普通に使っている薬でも、国によっては規制の対象になります。
確認方法は、厚生労働省の国別ページと、渡航先の在外公館(大使館)の情報を見るのが確実です。代表的な注意例を見ておきましょう。
| 国 | 注意点 |
|---|---|
| 韓国 | 一部の市販鎮痛薬が向精神薬扱いで持ち込み禁止になる場合あり |
| アメリカ | 規制物質は英文の処方箋が必要。州ごとに別の規制があることも |
| シンガポール | 一部の成分が持ち込み制限・事前許可の対象 |
| 台湾 | 数量制限あり(市販薬は1種類につき12個、合計36個まで)。これを超える場合は申告が必要 |
特に韓国は2025年に市販薬の規制が見直され、同じ商品名でも種類によって扱いが分かれるケースがあり注意が必要です。
ただし規制内容や対象製品は変わることがあります。 上の表はあくまで目安として、最新の情報は必ず各国の公式情報や大使館で確認してください。ハワイ・オーストラリア・タイなどへ行く場合も、同じように事前確認をおすすめします。
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海外旅行におすすめの常備薬リスト
常備薬は、使い慣れた市販薬を最小限そろえるのが基本です。
現地でも薬は買えますが、成分や使い方がわかる日本の薬があると安心です。最低限そろえておきたいものをまとめました。
| 種類 | 例 |
|---|---|
| 胃腸薬・整腸剤 | 食あたりや食べすぎ対策に |
| 解熱鎮痛薬 | ロキソニン・カロナールなど使い慣れたもの |
| 風邪薬 | 総合感冒薬 |
| 酔い止め | 移動やアクティビティが多い旅行に |
| アレルギー薬 | 花粉・食物・虫刺され対策に |
| 絆創膏・消毒 | 小さなケガの応急処置に |
子ども連れの場合は、子ども用の解熱剤や整腸剤など、年齢に合った薬を用意しておくと安心です。現地で薬を探したり調べたりする場面に備えて、通信手段も準備しておきましょう。
海外で薬が必要になったときの備えと通信準備

旅先で薬が必要になっても、通信さえあれば落ち着いて動けます。
薬局を探す・症状を翻訳する・保険会社に連絡する。そのどれもがネット接続を前提とするからです。
海外のネット接続でおすすめなのはeSIM(イーシム)です。物理SIMの入れ替えが不要で、出発前にスマホの設定まで完了できます。Holafly eSIMならデータ無制限で、地図も翻訳も検索も量を気にせず使えます。
料金は渡航先によって異なるので、行き先のプランは商品ページで確認してみてください。
まとめ|薬の準備を整えれば海外旅行も安心
海外への薬の持ち込みのポイントをおさらいします。
・基本ルールは容器のまま・必要分だけ・説明できる状態に
・薬は機内持ち込みが安心。液体薬は申告すれば100ml超もOK
・処方薬・向精神薬は英文の書類や事前申請を準備
・国ごとの規制は厚労省や大使館の最新情報で確認
準備さえ整えておけば、薬の心配で旅行を諦める必要はありません。安心して、海外での時間を楽しんでください。
海外旅行時の薬の持ち込みに関するよくある質問
いいえ、日本の市販薬の多くは持ち込めます。容器のまま・必要な分だけ・説明できる状態にしておけば、ほとんどは問題ありません。注意が必要なのは向精神薬や睡眠薬など一部の薬と、国によって規制される成分だけです。
機内持ち込みがおすすめです。預け荷物は紛失や到着遅れのリスクがあり、貨物室は温度変化も大きいためです。インスリンなど体調管理に欠かせない薬は、必ず手荷物で持ち込みましょう。
持ち込めます。錠剤やカプセルはPTP包装のまま・開封済みでもOKで、特別な手続きは不要です。箱や説明書ごと持っていくと、検査時に何の薬か伝えやすく安心です。
持ち込めます。目薬やシロップなどの医薬品は、保安検査の液体物100ml制限の例外です。100mlを超える場合は検査員に「医薬品です」と申し出ましょう。処方箋の写しや薬袋があると確認がスムーズです。
一般的な処方薬は、英文の薬剤情報提供書があれば安心です。かかりつけの医師や薬剤師に相談すると用意してもらえます。向精神薬・睡眠薬は処方箋の控え、医療用麻薬は地方厚生局麻薬取締部への事前申請が必要です。